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書籍の記録

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出会った書籍にレビューを。 お気に入りの言葉に感情を。 人生に寄り添う言葉たちは生活の画家。 ここから少しずつ、読み終わった順に、言葉にしていきます。 別名、言葉の自己研鑽。
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2022年6月の記事一覧

「西村佳哲」について

「自分の仕事をつくる」 まるで人生のバイブルのような本 自分であること 生きて行くこと 働…

「ジェームズ・ボーエン」について

「ボブという名のストリート・キャット」 君は僕の宝物 たった一人の友達 出会って最初はこ…

「月詠 詩」について

「宛て名はない、でもきっと届く詩。」 まるで氷の世界 美しくて いつまでもここにいたい で…

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「伊坂幸太郎」について

「アイネクライネナハトムジーク」 大好きな作品。 たぶん、人生で好きすぎて止まらない小説の…

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「雛倉さりえ」について

「ジェリーフィッシュ」若いということの 美しさと残酷さと 拙さと 成熟への過程と 世界を切…

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「江戸雪」について

「椿夜」 雨という激情と草のにおい 旅人の足跡 星を数えて 空を見て 雨を眺めるだけで 海…

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「江國香織」について

「旅ドロップ」 旅とはなんて素敵なものであるだろう 私は心のどこかで旅というものにあこがれをもっている それは私が全然動かないからなのだろう このあとに待ち構えている(かもしれない)困難を想像しては身構え 備えるように英気を養おうと怠惰をむさぼる そんなこんなで一日が次々と終わっていく でもそういうときに緊急事態みたいなことがあると突如エンジンが稼働するみたいな動力を得て動き出す それは日ごろの休息で蓄えた貯金のようなもの 人は自由であるべきだと思う 人からも 場所からも

伊勢華子について

「みみをすませば」 本を一つ読むたびに 石のようなものが心の中に落ちていく どうすればい…

安達茉莉子について

「何か大切なものをなくして そして立ち上がった頃の人へ」 なくしたものがある こぼしたもの…

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