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ヴィーガン食アドバイザーの私が『1129(いいにく)の日』に肉を食べる気満々な理由

皆さんごきげんよう゚(๑´ڡ`๑)

私です。


本日は11月29日、世間では毎年”イイニク”の日とされる日ですね。

皆さんはいかがでしょう?

ご家族のいる方はホットプレートを囲んで焼き肉でしょうか?

あるいは家族で焼肉店へ行きますか?


はたまた私みたいな独り身の方は”おうち焼き肉”でしょうか?

このように普段はあまり肉は食べないけれど、

「今日は食べようかな?」

なんて思っている方も多いのではないでしょうか?

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さて、そんな中世間では、殊日本においては今日という日に”憎悪”を持っている方々がいらっしゃいます。

それは”ヴィーガン”の人達です。


ヴィーガンにも厳密に言えば分類があり、概ね10〜13ほどの分類に分けることが出来ます。

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ざっといくつかご紹介しますね(๑´ڡ`๑)

①ヴィーガン
一切の動物性食品を取らない『完全菜食主義者』です。

②オリエンタルヴィーガン
『完全菜食主義』+五グンと呼ばれる玉ねぎやにんにく、ニラなどを避ける仏教系統の菜食主義です。

③ラクト・ベジタリアン
乳製品は食べても良いというベジタリアンです。

④オボ・ベジタリアン
無精卵なら卵を食べてもOKというベジタリアンです。

⑤ペスコ・ベジタリアン
魚介類は食べてもOKなベジタリアンです。日本人に潜在的に多いと言われている人たちです。

⑥マクロビオティック
玄米菜食主義を中心としたベジタリアンです。
精製された白米や小麦、白砂糖を避け、動物性の食品は極力摂らない人たちです。あとオーガニックが大好きな人達です(๑´ڡ`๑)

⑦フルタリアン
果実食主義者で、果物や種子、ナッツ類しか食べません。

自分で書いていても訳が分からなくなります。


このようにヴィーガンと一口に言っても、程度と分類が結構ありまして、必ずしも肉類を食べないというわけでは無いのです。

ですので、食事する相手がヴィーガンであるといった場合は、どんなヴィーガンなのか?を確認しておくことが必要になります。

大変ですけどね笑


ちなみに私はプロフィールに書いているようにヴィーガン食アドバイザーとしてその資格を有する者ですが、

「そんなアナタはどんなヴィーガンなの?」

って話になりますよね?


答えとしては”ヴィーガン”の”ヴ”の字もない、ただのお肉大好き一般人です笑

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私がヴィーガンでない理由、ヴィーガンに違和感ではない理由としては主に

・健康的側面

・動物愛護の観点

が挙げられます。


では具体的にヴィーガンの健康や動物愛護の”どんなところに違和感があるのか”という解説をカンタンにしていきたいと思います(๑´ڡ`๑)


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§1.健康的側面について


ヴィーガンの健康における考え方を学んでいくと必ずと言っていいほど『戦後の日本食の欧米化』が取り上げられます。

そして日本の癌患者が増加の一途を辿る理由付けとして”肉食”が指摘され、日本人の病気をこうした動物性食品の普及が理由であると関連付けされることがしばしばあるわけです。


食の欧米化といえば、肉だけでなくともパン・パスタなどもあるでしょう。

ラーメンなども含め、むしろ糖質の多い食品が普及していることについては殆ど原因として無視されています。

ヴィーガンの立場でせいぜい、こうしたパンやパスタの普及について触れるなら分かるのですが、肉食がどうである等といわば”肉類”に関しての集中攻撃的なイメージが拭いきれません(๑´ڡ`๑)


原始時代の食事、つまり稲作文化が定着するまでは人間は基本的に肉食中心だったという説が現在有力ですので、そうすると原始人は不健康だったのかと問いたくなります。

ヴィーガンの代表的な主食として”大豆”が挙げられますが、大豆が日本に朝鮮半島から伝来したのは弥生時代と言われていますので、それまでの縄文時代以前の食生活では不健康だったというのでしょうか?

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ちょっとした疑問点がたくさんあります(๑´ڡ`๑)

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§2.動物愛護の観点について


動物愛護や地球環境保全の視点から肉食はせず、毛皮も身に付けず、動物実験なども反対しているような、コロナ禍になる前はよくデモなんかやっている人たちがいましたよね?

彼らのような一見徹底としたヴィーガンの人たちのことを『エシカル・ヴィーガン』と言ったりします。


私はですね、彼らエシカル・ヴィーガンのことを決して悪だとは思っていないんですよ。

別に叩く気もそんなにありません。

なぜなら、牛のゲップでCO2が増えて地球温暖化に拍車をかけるだとか、動物が可愛そうという想いからヴィーガンになったわけでしょうから、根はすごくいい人達だと思うんですよね笑(๑´ڡ`๑)


ただし、大体の考えは間違えていると私は思っています。


エシカル・ヴィーガンと呼ばれる人たちの何より良くない所は”木を見て森を見ず”であることに尽きます。


地球温暖化についてCO2が原因とするのは少なくとも私は違うと思っています。

私は脱炭素や地球温暖化対策というのは政治だと考えていますが、これらのことは本旨からズレるので深くは語りません。

テレビだけ見ているとこうした情報はなかなか分からないところであるのが世知辛いところですね笑(๑´ڡ`๑)


また動物愛護を掲げ、彼らが反対している動物実験というのはあくまで表面的・表層的な動物実験です。


動物実験に反対されている方々は、

病院に行かないのでしょうか?

薬は飲まないのでしょうか?

手術は受けないのでしょうか?

添加物を含んだ食事は一切しないのでしょうか?

化粧をしないのでしょうか?

これらのことは概ね全て動物実験があったからこそ、我々が安心して享受出来ているということは忘れてはならないと私は思うんですよね。


このご時世、多くの皆さんがしているおちゅ~しゃ💉だって動物実験という段階は一応踏んでいるわけです。

(私は打ってないですが笑)


最近では動物実験をする会社も世界的に減ってきたとは言われますが、実際のところまだ分かりませんよね。

本当に無くせるのであれば、動物好きの私としても嬉しい限りではあります。


念の為、書いておきますけど私は動物実験を推奨しているわけではありません笑(๑´ڡ`๑)


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終わりに


信教の自由は日本で認められていますから、何を信じて行動するのも自由ですし、好きにして良いと思います。

しかし、一面的で局所的な思想のもとでの”押し付け”はあまり良いものとは私は思えません。

ヴィーガンが植物を食べてもいいという理由の一つに”植物は痛みを感じない”という事が研究でわかっているとの主張がありますが、痛みが無いなら食べても良いという考えは論点のズレを感じます。


日本にはモノに例が宿るという”アニミズム”という文化があります。

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食事の時に「いただきます」と言うのもその考えの一つです。

植物も動物も魂があるという事を前提とするならば、植物には痛みが無いから食べても良いと言うのはこれもまた一面的でご都合主義のように感じてしまいます。


大切なことは、動物であろうと植物であろうと己の栄養としての糧にすることに感謝をしつつ、粗末にせず頂戴するという考え方ではないでしょうか?


「肉を食べなくても生きられる!!」

とか、そんな主張はどうでも良いんですよ笑


少なくとも私はそう思います。



そんなわけで、今回の内容は少し強めの文章で書いてみましたので賛否があることが予想されますが、いち一般人の意見として頭の片隅に入れていただければ幸いでございます(๑´ڡ`๑)


また今回の内容はstand.FMでも配信しています(๑´ڡ`๑)


それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!


ではノシ

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