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私といえば偏食、偏食といえば私

こんにちは、アフリカと子どもが大好きな19歳のハセガワトアです。

今回は、強迫性障害などいろいろな精神疾患を抱える私の食生活についてお話しします。

偏食武勇伝


小さいころから偏食でした。

変わったものは食べられないし、基本的に食べたことないものは挑戦しません。

マクドに行ったら絶対にポテトとチキンナゲット(ソースはバーベキュー)だけだし、サイゼリアに行ったらミラノ風ドリアしか食べないし、すし屋でも4種類くらいしか食べません。

お菓子でも食べず嫌いをする私なので、もちろん野菜は基本的に食べません。

そして味が混ざっているのも苦手なので、お好み焼きやもんじゃ、チャーハン、いろいろのっているピザ、トッピング付きのカレーとかも苦手です。

そして大事な日の前日は、必ず卵焼き、白ご飯としそのふりかけ、みそ汁だけを食べます。

だから定期テストが一週間続くときは一週間この食事が続きます。

こんなに偏食なのには少し理由があります。

過敏性腸症候群で、猛烈にお腹が弱いのです。

だから人よりも、これを食べたらおなかが痛くなるという食材が多いです。

よって、大事な日にはお腹を壊したくないから前日には絶対に普段食べないものは食べたくないのです。

これも一種の強迫観念です。

他のものを食べたら良くないことが起こる、そう信じているのです。

ちなみに、野菜が苦手なのは、味が混ざっているのが苦手だからドレッシングとかを全くかけられないからというのもあります。

味が混ざるのも嫌だし、そのままの野菜が食べられるわけでもない(大体の野菜は食感、食べた後に口に残る感じが苦手です)、だからどんどん食生活が偏っていきました。

学生時代の給食は本当に大変でした。

ほぼ毎日事前に減らしていました。

味は混ざっているし、野菜もいっぱい、しっかり適量を完食できることはほとんどありませんでした。

それでもこの最悪な食生活にある程度の歯止めをかけてくれていたのが給食でした。

だから給食がおわってから、もっと言うと一人暮らしを始めてからはもう最悪でした。

高くて好きでもない野菜を買う意味が分からず、ほぼ毎日同じような食べ物を食べていました。

うどん、白米とみそ汁、卵かけごはん、納豆ご飯、ほぼ毎日この中のどれかを食べて過ごしていました。

そんな私に悲劇が起こったのは一人暮らしを始めてまだ一か月しか経っていなかったころです。

食生活の影響で緊急入院


例によって野菜は食べないし、それ以外のご飯もレパートリーが少なかった私。

さらにお金がなかったので、夜ご飯をポップコーンなどのお腹にたまるお菓子で済ませることもありました。

もともと精神疾患の影響で心身ともに衰弱していた私の体は、そんな食生活に耐えられなかったみたいです。

去年の五月ごろに猛烈に体調を壊し緊急入院しました。

食生活の影響もあってきっと自律神経とかもろもろが乱れていたのでしょう。

パニック発作の時にたまにおこる痙攣、意識消失発作が数日間止まらなくなったのです。

そこで私は食生活の大切さを痛感しました。

かといってすぐに色々なものが食べられるようになるわけではありません。

やはり食べたことないものや、味が混ざっているものを食べるのは、他の人が想像がつかないくらい体力を使います。

それでも本当に少しずつ少しずつ、今まで食べてこなかったものにも挑戦するようになりました。

ルワンダに来てから


そんな私の食生活に変化がみられるようになったのは、去年の九月にアフリカのルワンダに来てからです。

ルワンダに来て最初のころは食事が合わず、ほとんど食べられませんでした。

しかし、日本での暮らしと大きく違っていたのは、メニューが決まっているということです。

昼食は毎週同じ順番、夕食は毎月同じ順番で変わっています。

これは初めて見るものを食べられない私にとっては好都合でした。

二週間目には確実に食べられるものが増え、三週間目、四週間目、と着実に食べられるもの、食べられる量が増えていきました。

こうして約五か月が経った今は、ほぼ毎日ほかの日本人と同じくらい食べられています。

偏食ではあるものの、ルーティンに組み込まれたら食べられる。

どうやら私の偏食は口が敏感なのだけが理由ではなかったみたいです。

おそらく偏食で悩まれている方、ご家族の偏食で悩まれている方の中にも、私のようなタイプがいるかと思います。

そのような場合、あらかじめメニューを決めるのはもしかしたら効果的かもしれません。

私自身も、また一人暮らしに戻ったらこの教訓を生かして、あらかじめメニューを決めておこうと思います。

そして食事にもルーティンができたらきっと数年後には今よりは食べられるものが増えているでしょう。

そう信じて毎日少しずつ頑張ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の投稿も読んでいただけたら嬉しいです。







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