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ネガティブ人間がポジティブに語るネガティブのお話

こんにちは、アフリカと子どもが大好きな19歳のハセガワトアです。

月一投稿になってきましたが、細く長く続けていけたらなと思います。

今回は、ポジティブとネガティブのお話をしようと思います。

私は基本的にはネガティブですが、ポジティブな面もたまに現れるタイプです。

ネガティブ思考について、長らく悩んできて、どうにかポジティブになりたいと思ってほとんどの人生を過ごしてきました。

ただ、こんな私でも誰かが相談してくれた時とかは返答がポジティブになるんです。

これは結構あるあるだと思います。

客観的に見たら、そこまで悲観しなくても良いということに気付くんですかね。

今回するお話のテーマは、ざっくり言うとポジティブにネガティブについて捉えてみたというような感じです。

ネガティブ人間がポジティブに書くネガティブ論をぜひ読んでいただけたらなと思います。

ポジティブvsネガティブ


私が思うに、社会は何となくポジティブとネガティブが対立しているような気がします。

というのも、ネガティブな私は、「ポジティブになれよ」ってこれまでの人生でたくさん言われてきたんです。

でも人に言われてすぐに思考を変えるのは難しいので、結局ネガティブにその言葉を受け取って、生まれたときからポジティブな人間にはこの気持ちは分からないでしょ!!とか思ってしまうのです。

自己啓発の本とかを読んでも「成功の秘訣はポジティブ思考」と書いてあったり、「ポジティブな人に人間は寄っていく」とか書いてあったり、、。

そんなのを見て、ネガティブ人間に人権は無いのかと、ネガティブ人間の私は思ってきました。

ただ、当たり前ですがポジティブとネガティブに優劣はないと思うのです。

どちらの思考も間違いではなくて、どっちの思考でいることが楽に生きられるかという話だと思うんです。

だから、ポジティブ思考の人がネガティブな人にポジティブを勧めるのは、それはその人にとって生きやすいからであって、あくまでネガティブな人を否定しているのではなく、「今の状態で楽じゃないのならこんな思考もできるよ」という選択肢を提示してくれているだけだと思うんです。

ただ、根本的にはこの考えがあったとしても、そもそもの思考が違うので何か齟齬が生じて、ネガティブな人はネガティブを完全に否定されているような気持ちになることが多いのだと思います。

その人が楽ならどっちでもいい


ポジティブとネガティブで大きく差がでる例として、失敗の捉え方があると思います。

ポジティブ思考だと、失敗すらも前向きに捉え、何なら失敗とすら捉えていないという考え方が多いと思います。

一方、比較的ネガティブ思考では失敗を引きずりやすく、割と長くそのことについてとらわれるということがあると思います。

ただ、これもどっちが正しいとかではなく、どうとらえる方がその人にとって楽かという話だと思うんです。

どちらにも利はあると思うんです。

ポジティブの場合、切り替えが早いので、新しいことや次のことにすぐ目がむくのが良いと思います。

一方ネガティブの場合、ミスを覚えている時間、囚われている時間が長いので次同じミスをする可能性は下がると思うのです。

おなじようにそれぞれの弱点もきっとあります。

だから、その人にとってどう捉えるのが楽なのかを基準に考えていいと私は思います。

テストが終わった瞬間にそのテストのことは忘れて遊ぶのもいいと思いますし、もう結果は変わらないにしろ良い点数であるように結果が返ってくるまでお祈りし続けるのもいいと思いますし、テスト後に気付いたミスについて考えるのもいいと思います。

本当はテスト結果が不安で、ミスを引きずっているのに、無理にポジティブに振舞っているほうがよっぽどしんどいんじゃないかと思います。

ネガティブな思考を悪だと決めつけて無理に消そうとしなくても良いと私は思います。

純粋にポジティブ思考が自分にとって楽ならそれでいいと思うんです。

ただ、ネガティブで悩んでいる人がいるなら、ネガティブを受け入れてあげることも大切ではないかと思います。

海外渡航で気付いたポジティブとネガティブそれぞれの良さ


以前私は半年ほどアフリカのルワンダに行っていました。

そこでたくさんの人に出会って、ポジティブとネガティブのそれぞれの良さを知ったので、それを紹介していこうと思います。

まず、ポジティブの良さは、やはり思い切りがあるところだと思います。

不安要素が全くないかのように、様々なことに挑戦している姿がとても印象的で、ビビりな私はいいなぁとおもって見ていました。

トラブルが起きても、トラブル自体を楽しんでいて本当に尊敬していました。

ポジティブな方々がポンポンと予定を立てていく隣で、ネガティブな私はというと、これは大丈夫かな、怖い人だったらどうしよう、サファリでトイレに行きたくなったらどうしようとか、いろいろなことに不安になっていました。

でも、ネガティブでよかったと思うこともありました。

未来への不安が大きいので、危機回避能力は抜群でした。

少しでも違和感を感じた道は通らない、行先については事前に十分調べておく、これでもかというくらい荷物をもつなど、ネガティブならではの溢れ出る不安要素のおかげで、渡航中は安全に過ごせました。

そもそも不安は人間を生き残らせるためにあるそうです。

だから不安に思うことが悪いことでは決してありません。(度が過ぎたら本人はしんどいですが…。)

これを見たら分かるように、それぞれの思考に良さがあります。

だからどっちが正しいとかはないと私は思います。

思考の特性上悩みが多いのがネガティブだからこそ、その思考にコンプレックスを抱くのは毎回ネガティブ側というだけで、本人がそれでいる方が楽なら無理にポジティブになろうとしなくて良いと思います。

無理にネガティブな気持ちをすべて払拭しようとしなくて良いと思います。

本人が強くポジティブになりたいと願っているなら別ですが、そうでないなら本来の自分の思考を大切にしてほしいです。

私はこれからも自分の中のネガティブも、ポジティブと同様に大切にしてあげたいです。

こんな文章を読んで、一人でもご自身のネガティブ思考を優しく抱きしめてくださったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の投稿も読んでいただけたら嬉しいです。

絵とかを投稿しているのでInstagramも覗いていただければ嬉しいです!


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