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日本の物語#39: 「死後離婚」 <ー ほぼ女性から、どうして? 義父母の方は要注意、日本の価値観は変化しています

/* 主に、海外在住の方に日本の様子をお伝えするマガジンです。 日本在住の方には「あっそ」と言う内容です。 これからデートの方は話ネタにどうぞ。 */ 

今回は 「死後離婚」について取り上げます。

「死後離婚」: こちら別名、姻族関係終了届とも呼ばれます。 こちら区役所(東京・大阪)もしくは市役所に提出します。これにより、姻族との絶縁宣言が可能となります。しかも一方的にできます。ほぼ女性からです。

急増中です。例えば2017年 6042件ありました。

理由は?

ケースとして多いのは:

1.旦那側の両親が無くなる前に、自分の旦那が無くなってしまった場合で、旦那の母と仲が悪い場合
2.離婚したかったのに、考えている間に旦那が無くなった場合に旦那の家族と縁を切る為
3.旦那(長男)の兄弟姉妹が具合が悪く、旦那が彼らの面倒を見ていた場合、奥さんが看病をする可能性がある場合

実際、一言で言うと現在の日本では「嫁は家を守り義父母を見るべきだ」と言う価値観は残っているものの「義理の親を扶養する義務はない」と言う感覚が支配的になりつつあり、これが「死後離婚」の大きな理由です。

「義父母」の方は、このことを頭に入れておいた方が良いと思います。

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