恋愛 英語クラスの物語#803: 「僕/私は、こんなもんじゃないのよ」
今回は「僕/私は、こんなもんじゃないのよ」を英語で言ったらどうなるかについて取り上げます。
今回の一発表現:
I got more in me
で如何ですか? こちらIrene Caraさんの「Fame(1980)」の歌詞の一節です。 意味は通じますが、英語が正しくありません(笑)。
I got more in me = I have more in myself (意味的に正しい英語)= I have more in me(でも、正しい英語だと思います)= あなたの目の前にいる私は、実はもっとすごいのよ = あなたがおもっているより実はもっと実力があるのよ = 僕/私は、こんなもんじゃないのよ
当たり前ですが、「Fame」はアメリカ人が作った歌詞なのでわざとこんな言い方をしています。 基本、学校の先生や中産階級以上の親なら
「I have more in myself」と言いなさいと言ってくるはずです。
わざと「I got more in me」超庶民、不良ぽさを出すためにわざと言っているんですよね~ 韻なんかもふんじゃっています。 こういうのが、さらっと出てくるのが、もしかすると本人は意識していないかもしれませんが、歌手のAIの英語なんですよね~ 結果、現実的にはAIさんの英語はネイティブといっても過言ではないでしょう。
今回の使い方: 頑張りながらも実績が残せていない彼氏とその彼女
彼女: あなた、また入札はずしたんですって...?
彼氏: Yes, you are right. But look at me, I got more in me.
(うん、そうだけど。 でも、僕を見てくれよ、僕はこんなもんじゃないんだ)
この彼氏の自信はどこからくるやら、若き日の孫正義さんを彷彿させます。今のソフトバンクは上場企業ですが、会社を作ったばかりのときは、ミカン箱の上に立ち数名の社員の前で毎朝全国制覇の目標を熱く掲げていたそうです。 と言う感じなので、初期の社員は殆ど入社後退職したとか... この彼氏の場合はどうなるのか、分かりません。