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『雨音の調』

雨降りなのに

天からの贈り物

土の香りが仄かに漂う

水溜りにはあめんぼう

ポツリと落ちた先には

水紋が見知らぬ地図を描く

見知らぬ土地や風景

行ってみたいと想いを馳せながら

静々と時を過ごす

雨音を聞きながら

貴方への想いを認める

凄まじい世界の変遷を感じ

ご無事を祈るばかり

遠く離れて暮らす中

雨音が伝えてくれる

貴方への想いを

土の香りと雨音

遠く離れた貴方へ

届きますように

落ちる雫

涙とともに

流れて

消える

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雨の日は、遠く知らない街へ出かけたい

でも、怖くてそんな勇気はない

雨降りの日に出かけてみると

遠く離れて暮らす大切な貴方への想いが溢れて

土の香りや水溜り水紋までもが

愛おしさを醸し出してくれる

想いを伝えたくても

忙しい貴方だから

邪魔したくない

雨の雫と涙が流れて落ちていく



「言葉たち、ありがとう」


「最後まで読んでいただき、ありがとうございました」


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