見出し画像

『寒空の下で見るスガタ』

誰かの代わりになれないけど

誰かの代わりに伝える事はできる

大切な人が苦しんでいる姿を見たくない

だから心配していることを伝える

落ちたり滑って転んだり火傷したり

痛い思いは誰でもしたことがある

人を見て我の姿形を見て反省する

人間だから感情のある動物だからと

思考をぐるぐると巡らして考えたり

色んな妄想や勝手な物語を思い描く

痛いのか痒いのか悲しいのか楽しいのか

全て通り過ぎてしまうと忘れてしまう

なので、余計に人は人ってなるのだろう


今夜も月がとても綺麗な夜だった


いつになく空がうるさいと思った刹那

目の前で打ち上げ花火が上がっていた


ボンボンボーンと

秋の寒空とは裏腹に鳴り響く音が

空きっ腹に響き渡った




よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、クリエイター活動費として使わせていただきます。自身、未熟な部分が多々ありどこまで出来るのかわかりませんが日々進化し続けることはやめないつもりです。