『強さは必要不可欠』

ひとしきり降った後は

何もなかったかのように

晴れ渡る空を見ると

馬鹿馬鹿しくも滑稽にも思えた

情に流され様々な思いを巡らせ

心配や気を揉む作業を数々とこなし

理解し難いことが様々起きたことが

空は一掃してくれた

雲は強風とともに急激に流れていき

そこに立っていられなくなるぐらい

吹き付ける風は頼もしくもあり

怖くもあり

敢えて強く吹くことによって

強くメッセージを残してくれている

時として怖さを見せる必要がある人として

否応無く脅す必要はないのだけど

一瞬、雄ライアンのような気持ちになった

愛する家族を守ために勇ましく立ち向かう

強くないと守れないもの

どの場面でどう使うのかは自分次第

強いものに誰もが憧れたり

優しさと強さを融合させたものを身につけて

修練を励んだ頃を今更ながら思い出した

守るものがあるから強くなれるのだと