【ITベンチャーでの長期インターン】どんな会社に就職できた?正社員になって違いや活きた経験はある?
こんにちは。PLEN Roboticsのインターン生、鈴木です。
さて本日は、ロシアから遥々日本へやってきたEgor Sheverev(エゴールシェヴェレフ)さんの卒業インタビューPart 2!
約1年半の長期インターンシップを振り返るため、Part1では「PLEN Robotics」で働いて良かったことや印象的だった業務について質問しました。
今回のPart2では、卒業して就職された後の話も聞いてみようと思います!
それではスタート!
改めて自己紹介をお願いします!
「ロシアのサンクトペテルブルグ出身のエゴールシェヴェレフと申します。約1年半、PLEN Roboticsのインターン生として働きました。」
他の会社でもインターンしましたか?
「大学在学中は『JVA(Japan's Venture Academy)』という起業家養成コミュニティに運営メンバーとして深く携わっていたので、それに多くの時間を費やしていました。就活を終え、最後の3ヶ月間だけ就職先の会社でインターンという形で働いていました。」
「JVA」について詳しく教えて下さい。
「はい。『JVA』は、学生向けの3ヶ月のスタートアッププログラムです。色んな大学から集まった学生がチームを組み、プロの講義を受けながら、最終的にプロダクトの完成とプレゼンを行います。
私はそこでマーケティングチームのリーダーとして、SNS運用やニュースレター配信などをしていました。あと現地でのイベント開催なども。スタートアップと学生のマッチングイベントや学生交流会なども企画・開催しましたね。
私の友達が『JVA』の生みの親なので、ナンバー2としてチームにジョインする形で関わり始めました。なので大学時代は多くの時間をそれに捧げました。
ずっとスタートアップエコシステムに興味があるので、同じような学生と関わりが持てたのが良かったです。」
就活中に迷いがあったそうですが、就職した決め手は何ですか?
「このまま大学院に進むか、就職するか迷っていました。というのも、すでに私はロシアの大学院を出ていますし、本当に自分はもう一度大学院に行きたいのか?やっぱり年齢的にも社会人として早く働きたいんじゃないか?と考えていました。これまでずっとインターン生として働いていたので、正社員として働く経験を早く得たかったのもあります。
一旦働いてみて、また大学院に行くべきか考えてみようかなと思っています。」
正社員として働くなかで、インターン時代で培ったことが活かされていますか?
「はい。まず、マーケティングの業務に慣れていることは大きいですね。他の同期よりも知識や経験があったりするので今のところ非常に助かっています。
やっぱりPLEN Roboticsではマーケティングと言っても業務の幅が広かったですよね。YouTubeの動画作成やニュースレター配信、展示会のブースに立ってお客様に説明したりなど。そこでマーケティングの基本的な知識を身につけたし、今でも活きているように思います。」
就職されたのはどんな会社ですか?
「海外と日本を繋ぐような事業をやっている会社で総合職をしています。集客マーケティングをしたり。これからやるのは、会社のメディアでマーケティングのデータに関わる仕事です。MetaやGoogleなどのデジタル広告に携わります。
同期は16名いて、中国人やロシア人、インド人など結構グローバルです!」
PLEN Roboticsとの違いはありますか?
「まず、PLEN Roboticsは自社製品を広告していますが、今の会社はそうではなく、他社の商品を売り出しています。そこが違うのと、あとは規模が全然違いますね。PLEN Roboticsは数十人の小さな会社ですが、今は500人くらいいる会社なので。
他の違いでいうと、働き方がすごく厳しくなりました。いわゆる体育会系という感じなので、やはりスタートアップならではの緩さはないです。」
正社員になってから何が変わりましたか?
「時間が本当にないですね。学生時代はたくさんあった自由が今では…。10時から19時まで働いているので、気付くと時間に追われている感じ(笑)
あとは、周りからの期待や責任が大きくなったと感じます。インターン生として働いていたときよりも、当然のことながら報連相が大事ですね。これまでが逆に緩かったんだと気付きました。」
今の仕事は楽しいですか?
「はい、楽しいですね!(インタビュー時は)まだ研修だけですけど、今のところ面白いです。
研修では、名刺の渡し方などのビジネスマナーを一から学んだり、ボードゲームを使ってマーケティングを学んだりしました。」
ロシア人の働き方との違いはありますか?何が一番違いますか?
「ロシア人は個人主義ですね。仕事が終わったらすぐ帰宅します。あとは、勝手に1人で自発的に仕事をやってる人が多いような印象です。
あとロシア人は意見とか文句をたくさん言います。職文化としては、スキルが重要視されていますね。日本と違い、ジョブ型の採用が多いです。もちろん新卒採用はないです。
逆に日本人とロシア人の共通点は、働き者であること。たしか、ロシアは世界労働時間ランキングでも上の方にいたと思います。」
エゴールさんは母語ではない英語と日本語で働いていますが…
英語で話すのが恥ずかしい日本人にアドバイスをいただけますか?
「う〜ん(笑)そうですね、私から言えることは、話せば話すほど上手になるよ!ってことだと思います。とにかく人のマネをしてください。私も英語が流暢な人の話し方をとにかくマネしていました。かなり上達したと思います。日本語を習得するときも同じように。」
これからインターンする人にアドバイスしていただけますか?
「まず最初に、目的を決めること。次に、提案すること。
1つ目は、このインターンをするなかで、したいことを整理し決めておくといいと思います。PLEN Roboticsは新しいチャレンジ大歓迎なので、やりたいことや挑戦したいことができます。なので、積極的に言えばインターンの時間や経験をもっともっと活かせると思います。
2つ目は、 改善点を見つけたら提案したほうがいいですね。スタートアップなのでどうしても業務上まだまだ改善するところがあります。なので良い案があれば積極的に提案するべきだと。実際、私もニュースレターの配信方法やタスク管理のための新しいツールを導入するまでに至ったことがあります。」
ということで今回のインタビューは以上です!エゴールさん、お時間をいただきありがとうございました。また、約1年半一緒にインターン生として働けて光栄です。
「はい、私もとても感謝してます。PLEN Roboticsでのインターンは非常にいい経験になりました。たくさんの学びや楽しい時間がありました。休日にはCOOの富田さんが操縦するボートに乗って釣りにいったりもしました(笑)
お世話になりました!」
まとめ
最初は大学の留学生として来日し、就活やインターンシップを行ってきたエゴールさん、これからの活躍も楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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