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クラウドファンディングをやって良かったこと
先日、ユースインプロのクラウドファンディングが見事目標金額を達成しました!皆様、本当にありがとうございます!!!
僕は今までクラウドファンディングと言うものを、別にやらなくても良いもの、何だか面倒臭いものと、なんとなく避けていたのですが、今回やってみて、クラウドファンディングの良さに気付かされました。
というか「まさに自分の考えとピッタリじゃないか!」とさえ思ったのです。
今日はそれを紹介します。
クラファンの良さ その1「皆で夢を叶えられる」
20代前半の頃の僕は、とにかく自分の夢、やりたいことでいっぱいでした。
「自分のスタジオ、劇場持ちたい!」「インプロで毎週公演したい!」「インプロで教育を活性化させたい!」など、とにかくたくさん持っていて、それを自分の力で達成したいと躍起になっていたのです。
そしてそれは裏返すと、自分が出来ることを世に示したがっていたという節もありました。
でも、歳を重ねて落ち着いてきたのと同時に、これ別に1人でやらなくても良いじゃんと思うようになったのです。
それは、既にその夢を達成したり、向かっている人達が、周りにたくさんいることに気付けたからです。
例えば、「自分のスタジオ、劇場を持つ」という夢はレゴさんがi Rego Garageという劇場で叶えていて、そこを使ってセカンドサークルが「インプロで毎週公演する」ことが出来ています。また「インプロを教育に」という夢はIMPRO KIDS TOKYOを始めとした先進的でチャレンジングな団体、人達がいることで、どんどん広まっていってます。
そのことに気付けた時、自分の夢を皆で叶えている共同体感覚を感じました。
しかもその方が楽で、楽しくて、WIN-WINなんだということもわかったのです!
クラファンはまさにそんな感じです。
僕の夢を、自分だけの夢にするのではなく、皆の夢にしちゃう。
そして皆も、自分の夢を僕に託しちゃう。
それが形になったものが、クラウドファンディングだったのです。
クラファンの良さ その2「皆との約束だから、本気になれる」
僕は25歳の時「年間180万円、演劇で稼げなかったら役者辞めます!」とか宣言したり、去年には「海外でインプロ学びまくるために支援してください!目標120万!」といって支援金を集める試みをやっていました。
前者は結果的に皆に180万支援してもらったことになるし、後者に関しては「クラファンサイト使わずにどれだけ資金を集められるか」みたいなことを思ってたし、今思えばがっつりクラファン意識しちゃってるんですよね(苦笑)
これらの活動は、お金のためというよりも、自分の決心のために行っていました。
僕は1人で頑張ることが苦手で、ついついサボってしまうのですが、皆のためだったり、皆と約束したものだったりすると、「やらなきゃ!」って思えて、本気で頑張れるんです。
「演劇でお金を稼ぎたい」「海外で1年間インプロ修行したい」っていう強い決意を、より本気にするためには、周りの皆との強い約束が必要だったのです。
しかもこの約束をしたことで、苦しい時でも「皆が応援してくれるから」「皆と約束したから」と頑張ることが出来たのです。
それはまるで、ゴールテープを用意して皆が待っていてくれて、ロード脇に皆が旗を振っていてくれているかのようでした。
今回のクラファンでも、周りの皆からの応援を感じました。
目標金額は他の巨大プロジェクトに比べたら微々たるものかもしれませんが、僕が感動したのは、その数です。
42人の人達がこのプロジェクトを応援してくれるこの事実。これが何よりも嬉しいことなのです。
まとめ
僕はインプロ界という業界で生かしてもらっているのですが、これは1つの大きな家族だなと思っています。
インプロをやっている人達は、とにかく皆良い人で、チャレンジングなので、この家族はどんどん大きくなっていくでしょう。
そして僕も、その家族の一員として、業界の発展ならびに、社会に生きる人達がより自分らしく生きられるように貢献していきたいです。
そしてそのために僕が出来ることというのは、若者(特に10代20代)を育てることだと自負しています。
劇団しおむすびに始まり、インプロ合宿、オンラインプロ部など、様々な活動を通して、いわゆる若者と呼ばれる人達と数多く関わってきました。
彼らは皆、自分の人生について、どう生きていくべきかを常に模索しています。
特に大学生辺りの年齢(18〜22歳)と言うのは、子供と大人の中間、いわゆるグレーゾーンです。この時期に何を体験するかは、非常に重要だと僕は思います。
多くの子達は、学校や親から言われた通りの人生をなんとなく歩んでいってしまい、社会人になってから苦悩してしまいます。
先述したグレーゾーンは、自分の人生を選択し、そのための行動がしやすい時期だと思います。ここで本当に自分がやりたいことに気付き、そのためにチャレンジし、行動することが、今後の人生に大きく関わってきます。
僕はそんなグレーゾーンの子達とたくさん関わり、自分らしく生きることを推奨し続けてきました。そしてインプロを教えることが、そこに対して大きく貢献してくれました。
インプロでは、失敗を恐れず、チャレンジすることが推奨され、そのこと自体がパフォーマンスになります。
今回のユースインプロでのゴールは「チャレンジ出来る人になること」「それをサポート出来るチームを作ること」であり、本番のパフォーマンスでは、彼ら彼女らのチャレンジを見てもらいます。
その経験は、自分達の人生はもちろん、周りの人達の人生にも大きく影響を与えるものだと確信しています。
参加の受付は10/26(月)24:00までです。一歩踏み出したい方のご参加をお待ちしています。
10/26(月)に無料ワークショップも開催予定なので、一度体験してみたい方も是非ご参加ください!
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