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未来を創るTechnology

情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。
2023年も本noteをどうぞよろしくお願いいたします。

年明け、中学「技術・家庭」の技術分野の教科書、「情報の技術」領域について、改めて読み直してみました。
そして、本noteの画像は中学生の方が作成したもので、タイトルは東京書籍の「技術」分野教科書の副題です。

Society5.0は創造社会とも言われています(経団連「Society 5.0 -ともに創造する未来-」より)。
であるならば、教育においては、学習者は誰かから教えてくれるのを待っているのではなく、学びにいこうという姿勢や、「創りながら学ぶ」ことの方法知がより必要になり、指導者は知識の伝達者ではなく学習者の学びを引き出すことが強く求められる、ということになります。

そして、未来を「創る」姿勢を最も引き出せる教科の1つが、中学「技術」だと思います。
それは、東京書籍の「技術」分野教科書の副題が本noteのタイトルであることだけではなく、教育図書の副題においても「明日を創造する」となっていることからもわかります。

東京書籍の中学「技術・家庭」(技術分野)の目次を紹介します。

1編 材料と加工の技術
 1章 材料と加工の技術の原理・法則の仕組み
 2章 材料と加工の技術による問題解決
 3章 社会の発展と材料と加工の技術
2編 生物育成の技術
 1章 生物育成の技術の原理・法則の仕組み
 2章 生物育成の技術による問題解決 
 3章 社会の発展と生物育成の技術
3編 エネルギー変換の技術
 1章 エネルギー変換の技術の原理・法則の仕組み
 2章 エネルギー変換の技術による問題解決
 3章 社会の発展とエネルギー変換の技術
4編 情報の技術
 1章 情報の技術の原理・法則の仕組み
 2章 双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題解決 
 3章 計測・制御のプログラミングによる問題解決
 4章 社会の発展と情報の技術

原理・法則を学び、問題解決を実践し、社会の発展につなげる、という構成になっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

「創造社会」に向かういま、教育課程において、英数国理社以外の教科も大事であること、そしてその重要性は増していることを感じませんか?

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