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ネットや一般的なイメージとは異なるアフリカの地域コミュニティや人々の様子を知りたい!|片山 菜穂さん インターン生紹介

PLASではいったいどんなインターン生が働いているのでしょうか?
インターンを始めたきっかけから業務内容、PLASの魅力まで、、、たくさんお話を聞きました!

◆まずは自己紹介をお願いします!

こんにちは!PLAS事務局インターン生として海外事業補佐に携わらせていただいております、片山菜穂と申します。大学では国際関係学や国際開発を幅広く学んでいます。

◆どんな業務を担当していますか?

私が担当している海外事業補佐の主な業務は、事業実施地であるケニアとウガンダの国内ニュースを中心とした海外ニュースをPLAS内で定期的に共有することと、各事業の開始時と終了時に受益者に対して実施するインタビュー調査の結果を分析し、必要に応じて事業完了報告のために資料作成をすることです。また、海外事業担当のスタッフさんが執筆した報告書などの文書の校閲や記録補助など、海外事業に関わる仕事の補佐を幅広く担当しています。

◆PLASに応募したきっかけは?

私がPLASに応募した理由は大きく分けて三つあります。一つ目が国際開発協力の現場を知るため、二つ目がNGOの役割や運営方法について学ぶため、そして三つ目がアフリカの地域社会に触れるためです。

一つ目の「国際開発協力の現場を知るため」について、具体的には、NGOが実施する開発プロジェクトがどのように作られ、実行に移され、そしてどのようなインパクトを残すのか、そしてそこにどのように資金が投入されているのか、また、どのようなコミュニティの人々との関わりや国内事業との連携のもとで運営されているのか、といった全体像を知りたい!と思ったのが、PLASインターンに応募した大きなきっかけの一つです。授業では、マクロなレベルで理論や概要を学ぶことが多いため、自分の中で学びを現場レベルで想像することが難しかったり、プロジェクトの作られ方を学んだ際にも机上の空論で終わってしまったりしたため、実際に開発協力がどのように行われているのかに強く興味を持ちました。比較的小さな組織であるPLASだからこそ、実際の現場での動きを間近で見聞きすることができるのではないかと思いました。

二つ目の「NGOの役割や運営方法について学ぶため」については、開発協力で大きな役割を果たしていると言われるNGOが、どのようなシステムで国内事業から海外事業までを手がけているのか、その内部に興味を持ったことに加え、将来のキャリアの選択肢の一つとしてNGOについての理解を深めたいと思ったことがきっかけです。

最後に、「アフリカの地域社会に触れるため」というのは、ネットや一般的なイメージとは異なるアフリカの地域コミュニティや人々の様子を知りたい!と思い、ケニアとウガンダで活動を実施しているPLASのインターンに応募を決めました。

◆インターンをしていて楽しいことや大変なことは?

日々業務に取り組む中で、分析資料作成やスライド作成など目に見える成果物が実際にPLASの職員さんの業務や、PLAS全体に貢献していると感じられる時に大きなやりがいを感じます!また、自身のパフォーマンスに対してスタッフさんが丁寧にディレクションやフィードバックをくださるため、自身で考えながらタスクに取り組みつつ、リアルタイムで改善していくことができる点が魅力です。さらに、PLASの内部イベントの企画・運営では、普段あまり関わることのない他のチームのインターン生と一緒にテーマを設定し、内容を練る過程がとても楽しいと感じています。特に6月のイベントでは、今まで聞いたこともないような様々なケニアの食や行事をはじめとした文化に触れることができ、非常に面白かったです!これも、実際に現地で事業を実施されているスタッフさんやインターン生との距離が近いPLASならではだと思います。

 大変だと感じることは今のところあまりありません!強いて言えば、調査結果の分析や、使ったことのないツールの使用など「初めて」のことにチャレンジした時や、PLASの印象に関わるような特に責任の伴う仕事を任せていただいた際に、効率的に仕事を進められなかったり、自分のやり方が合っているのか、と苦戦することはあります。しかし、このような場合にも、一緒に働いているスタッフさんやインターン生に質問や相談をすれば、丁寧にアドバイスをくださるため、特に困ることはありません!

◆活動を通じて感じたことや成長したなと思うことは?

インターンを開始してから2ヶ月半ほど経ちますが、学んだこと、刺激を受けたことは数えきれません!オンラインが基本のワークスタイルでどのようにメンバーで業務を可視化し、役割分担をするか、コミュニケーションを円滑化させるか、などのテクニカルな面から、実際に事業を実施する際に、パートナー団体とどのような連携が必要なのか、受益者がどのように変容しているのか、どのような困難があるのか、などの事業面まで、様々な学びを得ることができ、また、深く考えさせられました。特に印象的だったことは、PLASのプロジェクトを通して「人生を変える」ことができたという受益者の方の声に(間接的にではありますが)触れたことです。アンケート結果の分析や現地レポートなどからも、ケニアやウガンダに住む人々の生活に確実に希望と力をもたらすことができているとひしひしと感じました。そして、何より、困難に直面しながらも一生懸命働いている職員の方々の姿を見ることができたのも非常に刺激的でした。

◆思い描いている今後のキャリアを教えてください!

開発協力の道に進みたいと思いつつ、具体的にはまだ何も定まっていないのが正直なところです(笑)。学生時代のうちに学べることを最大限学び、機会を見つけて実際に現地の方々と接し、その中で進みたい方向性を決めていけたらいいなあと思っています。同じ世界を目指す仲間や既に経験を持たれている先輩方や教授との出会いを大切にして頑張りたいと思います!

◆PLASのここが好き!

皆さんのあたたかさです!オンライン上でも伝わってくるあたたかい雰囲気のおかげで、自信がないことにもチャレンジしたり、率直な意見を述べたりすることができるなあと感じ、いつも背中を押されています。

あなたもPLASのインターンとして活躍してみませんか。
PLASでは随時インターン生を募集しています!

インターン募集要項はこちらから:

いただいたご支援(サポート)は、PLASの活動を通じてケニアとウガンダのエイズ孤児支援のために使わせていただきます。