インターン卒業生_佐谷孝行

#8 青年海外協力隊でホンジュラスへ 佐谷孝行さん

ーーグローバルに、ローカルに、社会で活躍するPLASインターン卒業生。彼らの想い、現在の活動、そしてPLASでのインターン経験が彼らの「いま」にどうつながっているのかを聴きました。


インターン後にホンジュラスの青年海外協力隊へ

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(写真)思春期世代を対象にしたエイズに関する授業をしているところ

私は現在、JICA青年海外協力隊として中米ホンジュラスに感染症・エイズ対策隊員として派遣されています。

大学生の頃にPLASの支援国であるケニアとウガンダに行った経験がありそこから国際協力に関心をもちはじめました。

卒業後はイギリス大学院の国際開発学部修士課程に進学し、その後PLASインターンに入りました。

PLASでは約10月間、海外事業やチャリティーオークションなどの業務を担当していました。


保健と性に関する予防啓発を手掛ける

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(写真)コンドームコスチュームを着て、住民への性感染症予防啓発

青年海外協力隊では、保健と性に関する予防啓発活動の質的向上と学校保健教育の強化に向けて日々活動を行っています。

予防啓発を実際に行っているのは、現地の保健所に勤務する保健推進員です。しかしながら、スタッフによっては予防啓発に関する知識やスキルに差があり効果的な予防啓発活動が実施されていない状況を目の当たりにしました。

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(写真)学校教員向けへの保健と性に関する勉強会

私の活動では、そうした保健推進員が保健と性に関する知識を正しくもち、それを子どもから大人までの地域住民に的確に伝えられるように、保健推進員を対象にした勉強会の実施や予防啓発イベントの企画運営などを行っています。


コミュニケーションとリーダーシップが求められる現場

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(写真)学校での健康講座

ホンジュラスでのこうした日々の活動に求められるのは、保健所や学校で私の活動に関わりのある多様な現地の人々との正確なコミュニケーション力と研修会等で彼らを目標に向かって導いていくリーダーシップ能力です。

この2つのスキルを現在、活かせているのはPLASでのインターン経験が大きく影響しています。


正確に情報を把握できるコミュニケーション

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(写真)インターンのときに手伝ったグローバルフェスタの出展

PLASインターンでは、事務局スタッフだけでなく寄付者の方々やイベント参加者、他団体のスタッフなど様々なバックグラウンドをもつ人たちとコミュニケーションをとる機会が多くありました。

特に印象的だったのは、当時計画段階にあったケニアでの生計向上事業に向けた現地スタッフや他団体スタッフとのコミュニケーションです。

海外事業担当としてインターネットを通じた現地パートナーと電話会議や生計向上事業を実際に実施している他のNGO団体へのヒアリング調査などを通して、その時に必要な情報を相手からいかに正確に入手するかを学びました。

また、PLASではインターン生間でのコミュニケーションも多くとる機会があります。自分の業務を分担して手伝ってもらったり、引き継いだりする際には自分が業務を正確に把握した上で、他のインターン生に正確に伝える必要があります。


インターン生同士での連携でリーダーシップを学んだ

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(写真)イベント出展時にはボランティアの方と一緒に活動することも

PLASではイベント開催時やワークショップ実施時にインターン生にもリーダーや運営責任を任せてもらえることがあります。

定期的にPLASが行う講演イベントでは、事前の広報から参加者管理、当日の運営準備に事後処理までをインターン生で行うため、メンバーを導いていくためのリーダーシップ能力が求めらました。

他のインターン生やボランティアさんの役割分担や運営に向けた事前の資料準備や情報共有などチームで正確に動いていくためにはどうするべきかを学ぶことができました。

また、リーダーシップスキルについては自分で体験できるだけでなく、PLASスタッフのイベント時に限らない日ごろからの業務を通じたファシリテーションスキルやリーダーとしての動きを間近で見て勉強できるのも醍醐味です。

少数制のアットホームな環境でいろんなことがチャレンジできるPLASのインターン、皆さんもまずはトライしてみてはいかがでしょうか。


PLASではインターンを募集しています

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あなたもPLASのインターンに挑戦してみませんか?
詳細はインターン募集ページをご覧ください!


いただいたご支援(サポート)は、PLASの活動を通じてケニアとウガンダのエイズ孤児支援のために使わせていただきます。