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子どもたちに伝えたいこと

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子どもたちにただ読んだり伝えたり それだけじゃもったいない ちゃんと意味とか教訓とか大事にしているものや学ぶものを意識しながら伝えられるように クリエイターさん達の素敵な物語とか…
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#結局は福祉の話

子どもたちに伝えたいこと

< 目次 > ※ 中身は随時更新致します。 ○ 昔話に学ぶシリーズ 0:田舎のねずみ街のねずみ 1:桃太郎 2:一匹のいもむし 3:ねずみのすもう 4:一寸法師 5:はなさかじいさん 6:ライオンとねずみ 7:カエルと姉妹 8:おむすびころりん 9:マッチ売りの少女 10:つるのおんがえし a:おおきなかぶ b:ゆきおんな c:したきりすずめ d:ヘンゼルとグレーテル e:うさぎとかえる f:金の斧 銀の斧 g:3まいのおふだ h:蜘蛛

昔話に学ぶ《と》

『星の銀貨』 という話をご存じだろうか グリム童話の一つ 僕の大好きなお話の一つなのだが このお話 大人になって読むと 福祉の基盤が隠されているように 思えるのは僕だけなんだろうか 内容は以下… 昔むかし 父も母も亡くなった 小さな女の子がいました。 とても貧しかったので もう住む部屋も、 眠るベッドもなくなり、 とうとう着ている服と、 手に持っている情け深い人がくれた 少しのパンだけになりました。 それでも、 この子は 善良で信心深い

昔話に学ぶ《い》

むかしむかしあるところに、 人間に飼われた1匹のロバがいました。 ロバは働き者でしたが 年を取って力が出なくなり、 働くことができなくなってしまいました。 そこで 主人は 働けなくなったロバに 餌をやらなくなってしまいました。 ロバは ここにいても死んでしまうだけだと思い、 思い切って主人の元を飛び出しました。 ブレーメンという街に行けば、 動物の音楽隊があり、 ロバもその音楽隊に雇ってもらおう と思ったのです。 ロバ1匹の長い旅が始まります。

昔話に学ぶreframe ④'

記念すべき昔話に学ぶシリーズ30作目 その前に... 一寸法師を 改めて深読みし直してみようと思う そっか 前は歌の方で深読みしたんだ 今回はちゃんと物語で深読みしなければ 一寸法師 あらすじは以下... 昔むかし ある村に一人の男の子が産まれた が、その子は 大人の小指ほどの大きさしかなかった。 それでも両親は一寸法師と名付けて 可愛がった が、何年経っても少しも大きくならなかった。 ある日、 一寸法師は 京に行って侍になると言い出した。

昔話に学ぶ⑥

ライオンとねずみ 知ってます? ライオンとねずみ またねずみ。 ねずみシリーズで言えば 第3弾ということになるのかな。 またねずみかよ! ねずみ飽きたな… そんなこと言わずにお聞きくださいませ。 これは何だったかな。 イソップものがたりだ! 「ねずみの恩返し」ともいわれている。 あらすじは以下、 ある日、ライオンが昼寝をしていました。 そこへねずみが通りかかりました。 ねずみはライオンの背中にとび乗ると、 跳んだり、はねたりして遊び出しました。

昔話に学ぶ⑧

今日は何のお話を話そうか。 ちょうど目の前に 『おむすびころりん』がある。 読んでってことだろうか。 本棚から放り出されている。 わんぱく小坊主たちの仕業かな。 こんな単純明快な 分かりやすいお話はあっただろうか。 おにぎり転がったよ。 ねずみに会ったよ。 あげたら感謝されたよ。 それ聞いておにぎり転がしたよ。 ねずみにちょっかい出したら、痛い目見たよ。 の話。 The シンプル。 詳しいあらすじは以下…(ちゃんと調べました。) 昔、 正直で

昔話に学ぶ⑨

今日は何を見てみようかな。 日本のがいいかな 外国のものがいいかな 『マッチ売りの少女』 なんかはいかがでしょうか。 あらすじは以下... あるとても寒い夜のことでした。 日が沈みあたりはもう真っ暗で、 しんしんと雪が降っていました。 そんな寒い夜の道に、 1人のみすぼらしい少女が歩いていました。 少女は お母さんのぶかぶかの木ぐつをはいていたので、 馬車をよけようとしたときに すっぽりぬけてなくしてしまいました。 寒さで足がじんじん痛みます。

昔話に学ぶ⑩

さぁ。今日はどうしようかな。 どんな話にしようかな。 『つるのおんがえし』 かなりオーソドックスなお話。 ストーリーも簡単だし 子ども達もスッと入るお話。 でも、おかしな部分も多々ある。 とりあえずあらすじ... むかしむかし、 貧しいですが心の優しい おじいさんとおばあさんがいました。 ある寒い雪の日、 おじいさんは町へ たきぎを売りに出かけたところ、 田んぼの中で罠にかかった 一羽の鶴を助けました。   その夜、 おじいさんがおばあさんに

昔話に学ぶ《a》

久しぶりにしてみようかな。 って言っても、 下書きには途中の途中の 中途半端な学ぶシリーズが ひしめいているのだけれど。 どれを仕上げようかな。 ひしめくって 漢字を初めて見たけどスゴイね。 『犇めく』牛だらけ。 ウシが驚いて走る。って意味なんだと。 へぇ。勉強になった。 ありがとうグーグル先生。 そんな牛は関係なく。 今日は、 『おおきなかぶ』にしようかな。 『おおきなかぶ』 国語の教科書にも載っていたかな。 何年生だろう。小学校1年生かな

昔話に学ぶ《b》

昔話に学ぶシリーズも13作目… 物語やことわざ含めたら 実質、16作目となりました。 下書き保存されている物語たちも 途中だらけですが溜まってきてる... 初めてリクエスト頂いたので お応え出来ればと思います。 嬉しくて、少々浮かれております。 今回リクエスト頂いたのは 「ゆきおんな」 妖怪として取り扱われている雪女 別名、 「ユキムスメ」、「ユキオナゴ」、「雪女郎」 「ユキアネサ」、「雪オンバ」、「雪ンバ」 「雪降り婆」、「ツララオンナ」 「カ

昔話に学ぶ《c》

昔話に学ぶシリーズも このnoteで14つ目 たくさんの途中下書きは 未だ取り残されてるけれど 子どもに読んでた『舌切りすずめ』で ん?って思ったことがあったので 深読みしてみた。 あらすじは以下… あるところに 優しいお爺さんと 欲張りで意地悪なお婆さんがいた。 お爺さんが森の中へ行くと、 一羽のスズメが怪我をしていた。 さっそく家に連れて帰って手当をしてあげ、 おちょんという名前もつけて可愛がった。 しかし、お婆さんは お爺さんがスズメを可

昔話に学ぶ《h》

せっかく教えてもらったのに サラッと流してごめんなさい 白さんに教えてもらった『蜘蛛の糸』 ちゃんとリクエストは大事に扱わなければ 『蜘蛛の糸』は芥川龍之介の作品 あらすじは以下… ある日、 お釈迦さまは 極楽の蓮池のほとりを散歩していた。 はるか下には地獄があり、 犍陀多(かんだた)という男が 血の池でもがいているのが見える。 犍陀多は生前、 殺人や放火など、多くの凶悪な罪を犯した 大泥棒であった。 しかしそんな彼でも 一度だけ良いことをして

昔話に学ぶ《i》

『きつねとすっぱいブドウ』 知っている? イソップ童話にあるんだけれど 「すっぱいブドウの法則」 なんてものも心理学にある このお話が由来の心理学の法則なんだけどね とりあえず まずはあらすじから… むかしむかしあるところに、 旅を続けているキツネがいました。 キツネは 食べ物も小川もないところを歩いていたので、 何も食べていない日が続いていました。 キツネが歩き続けていると、 道の途中にぶどう畑が見えてきました。 腹ぺこでノドもカラカラだったキ

昔話に学ぶ《j》

『 ウサギとカメ 』 皆がご存知『 ウサギとカメ 』 小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで 全ての日本人ご存知 それが『 ウサギとカメ 』 こちらはイソップ物語の一つです。 童謡にもなっていますね。 今回は 童謡からあらすじを紹介 あらすじは以下… もしもし かめよ かめさんよ せかいのうちに おまえほど あゆみの のろい ものはない どうして そんなに のろいのか なんと おっしゃる うさぎさん そんなら おまえと かけくらべ むこうの