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昔話に学ぶ⑥

ライオンとねずみ

知ってます?

ライオンとねずみ

またねずみ。

ねずみシリーズで言えば

第3弾ということになるのかな。

またねずみかよ!

ねずみ飽きたな…

そんなこと言わずにお聞きくださいませ。

これは何だったかな。

イソップものがたりだ!

「ねずみの恩返し」ともいわれている。

あらすじは以下、


ある日、ライオンが昼寝をしていました。

そこへねずみが通りかかりました。

ねずみはライオンの背中にとび乗ると、

跳んだり、はねたりして遊び出しました。

それに気付いたライオンが目を覚ましました。

ライオンは

逃げるねずみを捕まえて食べようとしました。

ねずみは言いました。

「ライオンさん、助けてください。

もし助けてくれたら、きっと恩返しをします。」

「なに? 

おまえみたいな小さなやつに何ができるんだ。

むりに決まっている。

でも、今はおなかがすいてないから、

おまえを食べないで助けてやる。」

ライオンは そう言って、

ねずみを放してあげました。

ある日のことです。

ライオンは、

人間がつくった罠にひっかかってしまいました。

ライオンは逃げることができません

ライオンがあきらめかけたその時です。

ねずみが網をかじって助けてくれました。

「あの時ぼくを助けてくれた恩返しです。」

ライオンは、恥ずかしそうにお礼を言いました。

「ねずみさん、ありがとう」

この話はなんだろな。

いいことしたらいいこと帰ってくるよ

これはなんだか上辺だけな感じがする

ライオンが恥ずかしそうにお礼を言う

この辺りがポイントかもしれない。

多分期待してなかったんだろうに

ネズミに

そりゃそうだ

片や百獣の王

に対してネズミ。

体格も違うし、姿形も全く違う

住む場所も、生活の形式も

歴史や生存率も違う

きっと腹の足しにもならないだろうに。

ネズミの有言実行

広い世界で

再び会うことがあったとしても

偶然にしては出来すぎている

最初にネズミがライオンの上で

飛んだり跳ねたりの奇行に関しても

わざわざの行動であれば

かなりのクレイジーネズミさん

だったのかもしれない

ここから考察するに

ライオンは割と見張られてたのかもしれない

自らの能力や評価、見た目に自信がありすぎて

驕りが過ぎる状態だったのでは。

ネズミは知ってたのだと思う。

人間の存在を。罠の在り方も。

ライオンが掛かるであろうと言うことも。

伝えたかったんだ。

調子乗るなよ、と。

能力や評価、立場に溺れるな、と。

上には上がいる、と。

こうなると、クレイジーネズミさんは

誰かの差し金の可能性も出てくる。

伝えるにもリスクが高すぎる。

リスキーを承知で伝える

そうまでしてライオンを変えたかったのだ

これも一種の福祉なのかな。

「しあわせ」や「ゆたかさ」には

人それぞれ捉え方は違う

在り方も違う

現状で満足している人もいるし

現状しか知らない人もいる

知識や経験は知れば選択肢が増え、

選ぶ選択肢で人生も変わる

これでいいのか?満足か?

知ってる人が知ってない人に伝えることで

自分や他人の在り方、存在や居場所を変えられる

かもしれない

関わる

これは福祉の第一歩

ネズミのように小さな存在でも人生があり

個性があり、大事にしてるものがある

ライオンも同じだ

いい意味で他人と自分の違いを理解出来れば

未来は広がるかもしれない

おわり


じゃんけんぽんっ

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えっ?クセが過ぎる。

サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!