見出し画像

「これが出来ない」「自分にはまだ足りない」「あれが欲しい」「全然だめだ」は明日を生きる活力になっている

今日は午後有給を取ってヤボ用していたのですが、
ひさびさに帰宅ラッシュにハマっちゃって、えぐい満員電車に乗って帰ってきました。
それで、最寄り駅で電車降りてクタクタで歩いてたら前を歩いていたサラリーマンのおじさんが、リボンのかかった美味しい洋菓子の紙袋をさげて汗だらだらで歩いていて、エモくて胸がきゅーっとなりました。
いや今思えば不倫相手にあげるもの(えぐ)かもしれんし、会社で取引先に持っていくかもしれんし分かりませんが、その瞬間は家族に買って帰ってるんだな、と想像しておりました。
こんな地獄みたいな暑さの中、肌と肌が触れ合うぐらいすし詰めで皆めっちゃイライラしてめっちゃ汗臭くて最悪な状況を耐え抜いて守り抜いたそのお土産を家族に持って帰るんかな、とか思ったらなんか、家族を持つってことの幸せな面を見たような気がした次第です。
昔私のお父さんもそうやってよく美味しい寿司だの和菓子だの買ってきてくれました(大体泥酔して帰ってきたので中身はぐちゃぐちゃでした笑)
お父さんもこういうのを何年もやってきてくれたんだなあ、と思うと、私も同じことをお返ししたいな、と思って日本橋の美味しい和菓子の店で水まんじゅう買いました笑

さて、話めっちゃ変わるのですが、先日ひさっびさに1人で飲みに行きました。
そこで出会った人と思ったことを書いていきたいと思います。
結論、何があったかというと、
元夫の不倫相手にめっちゃ似ている女性と出会い、自分の未熟さと対峙する機会を得た、ということです。
もう、ハッとするくらいの美人でした。(私の美的価値観からして)
うわ〜〜〜〜〜〜思い出すな〜〜〜嫌なこと
とグルグルモヤモヤしていく自分がいました。
薄化粧で、元々美人で、元々細くて、私より7つも若くて、マツエクがすごく似合って、余裕が感じられるような、私よりずっと大人な人でした。
たまたま隣の席で1人同士だったので、話していると、
なんと看護師さんということで、職業まで不倫相手と同じで、同一人物だったんかいなと今更不安になってきました…。

というモヤモヤと裏腹に、結構話も盛り上がって楽しい時間を過ごすことが出来ました。
でも、仕草の一つ一つや、腕が細くてムダ毛なんて一本も生えてないこと、
マツエクが似合っていて良い匂いがすること、
髪の毛がサラサラで巻き髪も決まっていること、
話し方も落ち着いていて余裕が感じられること、
彼女の魅力一つ一つが煌めくたび、
反対に私は彼女を引き立てるように、自分自身が、
どんどん酒で顔がむくんで、腕は太くて毛穴は開いて厚化粧で汗臭くて、醜い化け物に思えてきてしまう、という何とも不可解で恐ろしい感覚があったのです。
彼女と話すのも、知らない人と話すというこの状況も楽しいはずなのに、
その裏でどんどん、自分が化け物みたいに思えてとにかく焦り、
必死に自分の顔や腕が店のライトで明るみに出ないよう、椅子の上で縮こまる、という不思議にストレスなこの状況を通して、
なんだかすごく切なくなりました。
「ああ、私の認知さえもう少しマシに整ってりゃもっと仲良く出来たかもな」
泣けてきました。
そして、同じことを元夫の不倫相手とも話したな、という奥底の底にしまっていた記憶をふと、思い出しました。

駅前のミスドで、お互い震えながら、たった25かそこらくらいのガキ2人で非常に苦しい内容を話した時のことを思い出しました。
あの時は全然寝れてなかったし、強いストレスのピークみたいな状況で、ものすごい疲れていて頭がバグっていた、というのもあると思うのですが、
話が終わった最後に、
韓国語を勉強している
という些細な共通点で一瞬場が和んで、韓国の話題でちょっとだけ普通の友達みたいに話して、
今度ご飯でも行けたらいいですね
って彼女が突然普通にそんなことを言ってくれて、私も、
本当だよね
って返したことを思い出しました。
ずっと忘れていたというか、思い出さないようにしていたことでした。
結局、ご飯はいけないまま、時間が経って、
彼女はその後数年間ずっと、私の激しい憎しみの対象となってしまったわけでした。
(今思えばあの状況でよくそんな和やかなこと言えたな、と笑えますなあ)

この私の、認知の歪みとか、クソダサいトラウマみたいなこと
(トラウマという言葉は使いたく無いですがこれ以外にこの事象を言い当てる言葉を知らないので使います…)
が無ければ、
仲良くなれた人が、すれ違わずに済んだ人が、勝手に苦手意識を持たずに済んだ人が、
沢山いたんだろうなと、なんだか突然しみじみ思いました。

でも、それと同時に、この私の未熟さすら、大切に思いたい自分もいます。
もちろん、そんな歪みやトラウマ(嫌だなあなんかこの言葉)が無かったら、もっとおもろいこといっぱいあったかもしれません。
でも現に、私は未だそこが癒えてなくて、足かせとなってふとした時に私を苦しめてくるし、。
そうすることで、私は多分
おそらくそういう美女(美女というかもはや不倫相手に似ている人を美女、としているだけのような気がします)を拒否することで自分を守りたいんだと思うのです。
かっこわるくて大草原…。
まあ、自分にどんな立派でかっこいい姿を期待しようが、今はまだその時では無いのでしょう!
私が今出来てないことや、改善すべきことに対して、
他人も指摘してくれる機会はありますが、
指摘ではなく、受け入れどう付き合っていくかを考えられるのは自分だけなので、
私は自分のために、自分だからこそ出来ることをやってあげたい次第です。

最後に、全然話の方向違いますが、
上記に長々書いてきた、自分がまだ「出来ない」とか、「足りない」とかいうことがあるからこそ、この先生きていく意味がある、と思います。
(生きる意味なんて特段必要無いがあえて見出すなら)
自分の未熟さをマシにするために出来ることは、生きるということだと思います。(当たり前かい)
なので、自分の未熟さというものは私の生きる活力になってる次第なので、
未熟を感じさせてくれてありがとうというエピソードでした!
まだまだ地べた這いずり回って、生きていきてえな!と思う次第です。

最近ポケモンスリープを使い始めたのですがたのしかわいいです。
自分の寝言があんまり録音されていないので今夜の自分に期待です。
おやすみなさい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?