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これからも孤独と生きよう、私を生かすために。

最近貴重なことにめちゃくちゃ孤独を感じるので
この感覚が逃げ出さないうちに、急いでこのnoteを書いています。

死ぬまで一生自分に付き纏うものがあるとしたら、何でしょうか?
イケメンで体の相性のいい恋人?
家族?
パートナー?
大好きなペット?
私が思うのは、孤独です。(あくまで私が思うことです)
私をどんな時も離さず、死ぬまで一緒なのは孤独です。
恋人も家族もパートナーもペットも死にます。心があるから一生仲が良いというのは難しい話です。

でも、人生の大半の時間、孤独であることを忘れて生きている人が多いと思います。
(そのように私には見えますし現に私もそうです)
で、何かしらの拍子に(例えば大切な人に自分の本音を受け入れてもらえなかったとか)孤独を感じて、
「孤独なんて嫌だ!どっか行け!」
って思って、自分の本音を閉じ込めて他人に同調するなどして、安心を取り戻して、孤独であることをまた忘れる。
(何度もしつこいですがそのように私には見えるなあという話です、そして現に私も)
でも、実際は人間は皆孤独で、でもその事実を受け入れるのが堪え難いほど恐ろしいことなので、忘れようと必死なのだ、と私は思います。

最近めちゃくちゃ孤独を感じます。
それを初めて感じたのは、大切な友人の結婚式に出席したときです。
(これだけは断っておきますが私は結婚した友人を心の底から大好きだし、リスペクトしているし、心から幸せになってほしいです)
永遠の愛を誓う新郎の言葉に参列者が涙し、誰もが結婚は幸せなのだと信じてやまない会場で、違和感を感じている私は、本当に自分だけ頭がおかしくなっちゃったんじゃないかという底なしの恐怖を感じました。
純白のドレスを着て自分の結婚式を挙げたあの日と、今日の私は見ている景色は同じでも、見ようとしている世界が違ってしまっている。
私は、愛が何だか、分からない。
愛するってことが、何を指しているのか、なぜそれが永遠に続くと思えるのか。
愛というものがそもそも何なのか、なぜ皆その愛を喜んでいるのか、分からない。
ああ、私だけ招かれざる存在なのだろう、と思いました。

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