祢冝田戯音

アーティスト/剽窃家/社不/患者

祢冝田戯音

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無低礼賛(未完に)

無低≒真面目に考えるにはあまりに根拠が弱い生、 人間の群生地の少し外れた辺りから延びた産道へ 唾を吐く行為、まともなつもりの狂人、liminal無常。 カートコバーンの命日の次の日 Twitter観て気付いた日つまり いつものようないつもに 何もせずお手本のような無為 YouTubeで埋めていたら「mr.beast」づてに ローガンの懐かしい炎上を思い出して ピューディーパイのフィルター越しに もう一度そいつを確認してみた 彼の行いの一体何がそれ程「彼等」を不快にしたのか、

    • 渺眇(読むのも読み返すのダルい)

      どうにもならない夜が生き物の底 その片割れの写真の中で白黒の悲劇を真似ている 短いまやかしへ置かれたこれらの熱は 未だ大人らしいがややこしい駄々を捏ねている つまり吹雪に見舞われた葡萄酒で あまりに酔っ払ってしまっていて 私のこの心は世界中の枯れ果てた クリスマスツリーより悲しいって そんな詩集によく似た溜息が纏わりついて 渇きが似合う僕等のmannequin世代と 殺される覚悟は無いのに生きようとする 凡百のジャンプ作品OP曲との交配は 鏡以上に完全

      • ほぼリポスト的厭世の幕間

        無重力の孤独こそ私を洗うからの顎で 有閑の広告の信者は布をつなぎ合わせ 自分のエゴを偽物で満たす その時偶然傘を持ってたら 其奴は世界を奪い去れるだろう けれど我々の頬杖をつくような 幸せの為に私刑に晒される発電機達 彼等は出来上がった自分ですら 鏡を疑い此岸を漂う粒子 陋劣なわかり易い救済だけ迷っている罠にプットsch 詩人奴隷継続的非記号体験はアルゴリズムに沿って 僕が自由から出られないように それは俺がついた嘘か君か貴方が撮った一枚の信仰だ 或

        • 人の値打ちと煙草の味は、煙になって判るもの

          人の値打ちと煙草の味は、煙になって判るもの 永遠の一瞬にその一瞬の永遠 どちらにも未練だけがあるらしい 街の中で聞こえてくる微かな その一つの中に私の全てがある そこには私は居ないかも知れないし 僕は居るのかも知れないし でも俺が居たのか行きたかったのかわからないから 手を伸ばさないと死んでしまうけれど ピースカウンシルスキップで忘れて 逆行するペテロの葬列に 眠れる美女が公転でむすんで 私や自分だったら王様ゲームで 作られたその名前のない偽色に夜を渡す だから私は鋏と眠る

        無低礼賛(未完に)

          行旅死亡人

          行旅死亡人 血や嘘の行き着いた鳴声のちょっと先に 柔らかな何も無いものがある そこで僕と君は互いに手を振った 互いに同じ気持ちにならないように 約束の変性の果てに懐かしい唄だけあって どうやら私の未来は時代遅れになったらしい 希望めいたザラザラが言い訳に変わった 永遠に生きることにも無限に続く世界にも 記憶が褪せていく理由も こうしてかつてあった愛を思い出すと  もし俺を殺した人と最愛の人が同じだったとしても 俺は退屈な性慾をワンルームのバスタブに浮かべて

          テニスコートに遅れた時の空の文(間と数)

          ギクシャクした航路の後ろで世界中泣いている その落ちた涙に溺れてるつもりの明日やら昨日を 今日も泳ごうとナンシーを追いかけるジャンキーが 最後に乗ったタクシーを僕は探している そこに規律が必要だったけれど もう少ししたら踝も晴れてきっと飛べやしないから 縄跳のように進まない落下に回る その途中の年にブランコバグとチャリの点滅を 宇宙に逃がしたら まるで後ろ飛びで眠ってるようだって 記者に拘束されて王様に目を奪られた 彼は一つしかそれを持っていなかったから

          テニスコートに遅れた時の空の文(間と数)

          患者

          夢精映我(善意舗装会社2次下請) 言葉の普通の意味で、これは詩ではない。これは罵倒であり、讒謗であり、陽性症状であり、人格の毀損だ。そうだ、これは引きのばされた侮辱、「ゲイジュツ」の面に吐きかけた唾のかたまり、神、人間、運命、時間、愛、美、創作……何でもいい、とにかくそういったものを蹴とばし拒絶する出鱈目だ。 My Very Exciting Magic Carpet Just Sailed Under Nine Palace Elephant Ya que se ll