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ほぼリポスト的厭世の幕間

無重力の孤独こそ私を洗うからの顎で

有閑の広告の信者は布をつなぎ合わせ

自分のエゴを偽物で満たす

その時偶然傘を持ってたら

其奴は世界を奪い去れるだろう

けれど我々の頬杖をつくような

幸せの為に私刑に晒される発電機達

彼等は出来上がった自分ですら

鏡を疑い此岸を漂う粒子

陋劣なわかり易い救済だけ迷っている罠にプットsch

詩人奴隷継続的非記号体験はアルゴリズムに沿って

僕が自由から出られないように

それは俺がついた嘘か君か貴方が撮った一枚の信仰だ

或る意味底で幸運に躓いたことが

逆行するこれらの夢に小便をかける理由になる

我々はトラックから落ちた未来の始まりであり

到達しない矛盾を孕んだアカウント

夢から醒めたら酔っ払ってることに気づいて

薬を飲んで薬を売りに行く猿に阿る蛇

それを観てるのが雨を降らせて
罠を作って虚しさからハンドルを切るなら
彼等もそろそろ諦めるだろう

兄弟のファーストネームのように愛を込めて嬲る夢も

それは崩壊してしまうから

きっとロードはキリストについて歌い始め

彼女はセレブリティ達に夏油のように崇められながら

ニルヴァーナのセレモニーの度に

マドンナは聖母だったと

腐った紅茶を飲みながら笑って葡萄酒を売るはず
後向きにランニングするロックスターへ
彼女達は怒っているのかも知れない

でもそんなに季節的じゃないそれが

ハムスターの走ってるあれだと思うと

破滅にもまた神様が居らっしゃるのは
やはり救済以外考えられない

間違えて炭鉱で飼われた文鳥はきっと

魔族か賢者だと思われる

だってそいつはこの世界には

もう飽いているだろう
家族に趣味にやり甲斐やその保険やクソデカいテレビに


だから一番安い宿のバスルームで撃たれたフリして
笑っているんだ
そうすれば少なくともパンには困らないだろうから
ガラスを殴ってしまう程不条理な劇には彼は弱い
束の間の写真こそ焼き直される、運命めいたそれに

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