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4-8-1赤ちゃんはスプーンに夢中で食べません編

 こんにちは!離乳食食べさせようとしているのに、スプーンを奪われ、食べるよりスプーンに夢中で、ご飯がなかなかすすまないとご相談を受けることがあります。(自己紹介はココ)




赤ちゃんだって「それほしい」と思う
ご飯の時にしか出てこないとっておき
これを手にしたいとおもったから


総論:なんでもお決まりルールがあるのが大人の習慣。赤ちゃんはルールより「楽しさ」これを大切に今をお過ごしいただければよいです


離乳食なかなかすすまない・食べない



 「すすまない・たべない」の話題が上がってくるといくつかの種類が湧きたちます。そこで、「食べない」お話の主題は何か尋ねてみると、下記のような雰囲気のお話がありました。

・スプーンを奪い、スプーンに夢中で食べません【4-8-1】
・お粥(おかず)を食べようとしません【4-8-2】
・食べムラがある、食べたり食べなかったり【4-8-2】
・ちょっと前まで食べてたのに最近嫌がる【4-8-2】
・手づかみしない/手が汚れるのを嫌がる【4-8-3】

 ということで、小分けにして書いてみようとおもいます。

スプーンを握りしめたら放してくれない



 この話題は6~7カ月以降に上がってくることが多く、食事の時にしか出てこないスプーン。しかも目の前までやってくる。となると、俊敏な動きで大人が持っているスプーンをシュパっと奪いに来る。


 そしてスプーンを握りしめ、飽きるまで放そうとしない。やっと返してもらったと思ったら、再び奪われ遊び始める。またスプーンが戻ってくるまで食事が進まない・・というようなお話です。


 ある意味赤ちゃんスゴイですよね。俊敏に動ける、俊敏に奪い取ることができるだけの能力が備わってきた、欲しいと思えばすぐに動けるようになってきたんだと思えば、成長!成長!誉れな話です。

3つを準備すれば解決します



 この話題、尋ねられた時点で、「スプーンを3本ご準備ください」と即答いたします。


▼3本の内訳はこちら
①本人が遊ぶ用
②大人が持つ用
③本人が落とす用


 こうお話しすると、「全部赤ちゃんスプーンを用意するのですか?」と質問返しを頂きますが、同じものを準備する必要なんてまったくありません。おうちにあるスプーンで充分です。いろいろおうちにあるでしょ?その中で赤ちゃんが扱えそうなものをご準備されればよいのですよ。


 実のところ、「赤ちゃん用」ものでなければならないとこだわっているのは大人だけです。大人はどんな種類のスプーンでも使いますよね。赤ちゃんだから使えないものと決めつけない、そういうことです。


 赤ちゃんは自分で掴んだ・握らせてもらった食事の際にしか出てこない特別のものを自分でも扱ってみたい。それだけなのです。


 食事への関心が高まっているのであれば、それは僥倖なはなしで、3本で解決します。食べることだけが食事ではないということ。『4-3離乳食のスタートの基礎、5つの食べる育ちと見極め』もよかったらご参照ください。

スプーンに関心が高すぎて食べません



 食べてほしいという大人の願いがあるので、追記でご質問が出てきますね。正直申し上げれば、「食事を今ほしいとは思っていない」ということです。待つことも一つの手段です。確かめたい欲求があるのですから。しかし、食事という場面を楽しいと思っていることも忘れてはいけません。


 食事時間だから食事をするというのも、大人の習慣で、赤ちゃんの習慣には至っていないということ。


 当レッスンでは、この後どう進めていけばいいのかなど、具体的な方法をお伝えしています。



▼私が運営する「離乳食おくちの育て方」レッスンでは、離乳食を始める前からできる赤ちゃん側の準備、レベルアップの進め方と違いについて、椅子、おくちケア、食具の選び方、赤ちゃんの反応の観方、赤ちゃんの手の育ち、あなたが離乳食の進め方でおこまりなことを具体的になど、最初から3年先を見込んで今を過ごすという、たくさんのお話をさせて戴いています。


 お水に関しても、レッスンでは体験含め、もうすこし補強した内容をお話ししています。


 大人が先に体験するから腑に落ちる、赤ちゃんへの思いやりの持ち方、与え方の即戦力になって欲しいと願ってやっていますので、ご関心ありましたら、どうぞご参加ください。



 この度は「4-8-1赤ちゃんはスプーンに夢中編」記事ご閲覧いただき誠にありがとうございました。あなたの子育てライフ応援しています


0歳の教科書著者:ぴよままより



▼離乳食を手っ取り早く学ならココ


 最初から3年先のゴールを目指していく即実践型の離乳食は、食べさせるが基本ではなく、自分で食べてもらう方向性についてお話しします。生後4か月から受講可能、受講後2か月Lineフォローします。


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