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何のための目標なのか

何かに取り組む時、多くの人は目標を設定する。

部活動であれば大会での成績を目標にするし、会社であれば売り上げを目標にすると思う。

目標を設定しそこに向かって努力する。当たり前のことだと思う。そういう方法で生きてきた。

でも、そもそも目標って今は達成されていないという前提のもとに成り立っていて、現在の否定になっているのではないか。

未来にはいいことがある、そう思って努力するのは悪いことではない。

だけどそれは未来のほうが上で今の方が下ということになってしまう。

そんなの少し寂しい気がする。

また、多くの人は未来に期待しすぎてる。大事なのは未来ではない、未来は今の積み重ねによってできている。よく聞く話だ。

今を大切にできなければ未来なんて大切にできるはずがない。

この考え方は書道家である武田双雲さんが

あえて、レールから外れる。逆境の仕事論(堀江貴文著)

でお話をしていた。

思えば私も未来に今の自分を侵食されていたのではないかと思う。

未来のありもしない問題を設定して、それによって不安とかストレスを受けていたのではないか。

未来の問題によって侵食された自分の今によって、作られた未来なんてなんかつまらないに違いない。

今を満たしていくことの方が未来の目標に支配されることよりも大切なのだと気付かされた。

今のための目標を設定していきたい。

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