見出し画像

おんなのこ戦争は終わらない

特効薬を見つけても

こんにちは。
PMDDと戦おうという決意をしながらも、低用量ピルの快適さに色々忘れていたひばりちゃんです。
低用量ピル、個人的にはまじでよかったです。
※もちろんですが、リスクはあるためきちんと知った上で服用を!
私は喫煙者でもなかったし、副作用もなかったから本当に体質に合っていたんだと思います。
肝心のPMDDの症状は、飲んでない時の感情のブレが100(シヌシヌ星人)だとしたら
MAX60(もう無理ぽょ…)、平常時20(ちょっと不快)まで落ち着きました。
あと、肩こりの悪化・三半規管の乱れがすごかったのがとても軽くなった。

婦人科の先生も、すごく相性のいい方に出会えました。
私の先生選びで気にしていること
・やたらめったらに薬を出さない(いちばん大事)
・ある程度に話を聞いてくれる
 聞かれないのも、聞かれすぎるのも嫌。変な干渉はしてこない人がいい。
・いい意味で適当。こちらを無駄に不安にさせない。
この条件を満たしてくれる素敵な先生に出会えました。

ですが…ですが…
高い。貰いに行くタイミングが合わない。採血嫌い。飲むの忘れる。
色々書いちゃいましたが、まあ私の最大の欠点は生活リズムに合うタイミングでもらいに行けない事かな。
それとちゃんとした病院なので定期的に採血をしていただけるのですがお高いこと…
大人なら払えるよね?の価格ではもちろんあるのですが、これにお金をかけるのってもったいないと思ってしまって、物理的に飲めなくなったタイミングをきっかけに辞めてしまいました。
私の場合は調子がいい時と悪い時の波がすごいため、余計に必要性を感じない月も多くありまして。

まあこれが間違った判断なんですがね。

戦争は突然に

そんな感じで、ピル服用を辞めてしまったわたしなのですが
(マネしちゃダメだよ)
数か月くらいは特に大きい波もなく過ごしていました。
ただ、もちろん毎月小~中程度の波はあり車で悪態つきまくりでしたし
やっぱりピルがないと身体の症状は出やすかったです。

そんな感じでのらりくらりと過ごしていた頃
相手方の攻撃は突然勃発です。

まず肩にセントバーナードでも乗せてんのかくらいの重み。
そこからくる吐き気。そしてふわふわ系のめまい。
あ、これはきたぞ…と思い引きこもりながらぼーっとしておりますと
突然訪れる圧倒的!!!鬱!!!!!!!!

もう何もしたくないと思いながら眠り、起きて自分の人生に絶望して大泣きしながら焼きそばを食べ、眠り、起きて自分の人生に絶望して大泣きしながらうどんを食べ、眠り…
エンドレス赤ちゃんです。
私は下妻物語がとても好きなのですが、その中の主人公のロリィタファッションに身を包んだイカした女・桃子が
「赤ちゃんが泣いているのは、こんなクソみたいな世界に産みやがってバカヤローという怒りからだよ」みたいなことを言ってたのを思い出しました。
本当に、こんな思いさせやがって世界。世論。全員。呪う。
何よりこんな思いさせるなよ自分。自分嫌い。自分無理。

その時の私は人生に何ももう楽しいことがないような気がして、今すぐできる電話相談のカウンセラーさんに「今をキープしたいので死にたいんです」と泣きながら説明し(この時点で理論が破綻していることには気がつかない)、カウンセラーさんからよくわからない励ましをいただき、誰も私のことなんてわからないんだ…と絶望しながらベランダに行き

「こっから飛び降り…ても痛いだけか」と地上を見下ろしてようやくわ、またやっちゃったと思いました。
2階に住んでなかったらどうだったのか…ぞっとしますね。

ずっと、だれと、たたかえばいいのか

ところで本当に私は誰と戦っているのでしょうか。
私は10代のころから、女性の敵は自分の中の女性だと思ってきました。
女性性があることで幸せなこともたくさんあれば
自分が女性だから苦しいこと・嫌なことがたくさんある。

もちろん、日々生きていてずっと自分の敵は自分ではないんですが
私は誰が敵かと言われたら「自分自身」だと思っています。
アスリートみたいでカッコイイ。

自分の味方は自分だよ!と言ってあげられないのは
いちばん自分のことを厳しい目であれもこれもダメって言ってしまうのは
自分の中の「理想の女性」が自分にあれこれ言ってきている気がしてるんです。

おんなのこ戦争、果たして何歳までするのか。
何歳までできるのか、できなくなる日が楽しみですが少し怖い気分です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?