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鬱病pizzaが4日間のお留守番でわかったこと

は、ずばり、

ゆっくり、スピードを落としてやれば、だいたいのこと(家事)をがんばれること。
疲れたら、休めばいいこと。
失敗しても、リカバリーを考えたらいいだけってこと。
できないことは、頼むこと。


、、、、、、そんな、当たり前のことだった。



そして、
この作業(家事、調理)を、全て鬱病を抱えながらこなしてきた母は、偉大であること。



普段、なかなか料理をしない自分。

台所が母の領域であるし、母のペースややり方を邪魔できないと思って、
いつも母の助手をしようとすると鬱病も相まって余計におろおろしてしまう。
仕事に出られない理由も然り、調理を母と共にすることができない理由も然り、『共同作業』が、非常に苦手なメンタル状況にある。

留守番をしてわかった。

私は、料理ができないのではない。
完全にひとりで、自分のペースで、考えながらできる時間がないだけ。
やってみたら、意外と野菜も切れるし、ネットみればだいたいのことわかるし、これを消費しないといけないからみじん切りにして混ぜてしまえ!的なことも案外できる。
まぁ、かに玉焦がして激凹みしたり、塩入れすぎて凹んだり、スーパーでおじいさんにカートでぐいぐいわき腹を押されて激凹みしたりと、確実に鬱病ではあるなと思ったけれど。

不安で胸がぎゅーーーーっとなる瞬間はゼロ、せかせかしてしまうこともゼロ。
4日の留守番のうち3日休んでくれた妹がゆったりペースの人間なので、助かった。

ただ、体力がない問題とか、
冷蔵庫の中身を消費しなきゃ、ということを考えすぎて頭を悩ませて頭痛がひどくなったりと、
考えすぎたり気を張っていたりでプレッシャーはあった。

ここ数年、何があってもお腹だけは空く体だったのが、
この4日間、食”欲”がなかった。
義務として食べていた感じで、おなかは減っていなかった。

昨日の夜、無事に両親が帰ってきたら、
今朝、久々にお腹が鳴った。



いざとなったら、ひとり暮らしができなくはない。

それが確認できた。


ただ、
今まで、私が鬱病でないころから、
軽度鬱病(多分)を抱えていた母が、
この
「冷蔵庫と相談しながら献立を考えて買い物をして調理して家族の生活に合わせて提供する」
という作業を、ずーーーーーーっとやり続けてきたこと。
そして、今も、どんなに調子が悪くてもやっていること。

これは、改めて敬意を表しないとなと思った。


学生時代の弁当とか、
急に「今日友達と夕飯食べていくから」とか、
仕事でいつも遅くなって、疲れすぎてなかなか風呂に入れない、食卓に来ないとか、、、、、、
そういうことが、どれだけ鬱病母の心を乱していたか。

決めていた予定、ルーティーンを急に崩されると、
鬱病患者はおろおろする。
頭の中の整理に時間がかかる。

そういうことを、あのときは考えていなかったな、、、、、、

母ちゃんごめんね。



この4日間で、自分が作ったものの中では、3日目に作ったじゃがいもとたまねぎのみそ汁がいちばんおいしくできたけど、
今日、母が作った野菜たっぷりのみそ汁は、その100倍おいしかった。


いろんな意味で、敵わないなぁ、、、、、、


35歳っていったら、もうみんな、家族を養って家事なんて普通にやってて、
家事やらないとってこんなに頭痛起こすくらい気を張らなきゃいけないのって私くらいなんだけど、
とりあえず、もう少し、感謝の気持ちをもたないとな。

そして、自立するぞ。


できる。


体力さえ、つけたら、、、、、、



この4日間で少し、前に進めたと思う自分を、ほめてあげよう。

4日目の昼は、妹とマックパーティーをしたよ



一番身近な家族に、感謝の気持ちを持ち続けることができますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。