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アイス禁止令 ―2021、夏―

梅雨明けがはっきりしないことも多い地域だけれど、珍しく今年はしっかり、梅雨が明けた。


年々、北は北海道、南は沖縄、そんなこと関係なくどこも暑くなり、どこも雪が降るようになった。

例にもれず北東北の我が地域も、ここ数日は体が慣れない中の連日の30℃越え。



暑さには、本当に弱い。

2年前、エアコンなしのサウナのような倉庫で汗だくで働いていた自分が、信じられない。

あのときは本当に、がんばったな、、、、、、


もともと、中学生あたりまでは、エアコンなんていらない生活だった。

こんなに暑くなかった。

高校生あたりから、夏の部活(吹奏楽)で暑い日に過呼吸になって保健室に運ばれたり、熱のこもった体育館がダメで立っていられず休んだりするようになった。

保○士時代はたぶん鍛えられて5年半倒れずにがんばれた。



ただ。



弱いところは山ほどあるが、

私は、おなかが弱い


小学校の途中くらいから、よくおなかがゆるくなる子だった。

中学時代は、環境の変化や集団生活へのストレスもあったのか、特に中一、朝自習の時間になると決まっておなかが悲鳴を上げるようになる。静かな教室で、私だけ立ってトイレに向かう、、、、、、つらかった。

ストレスが原因だと思いきや、たのしかった高校時代も、何度か授業中におなかがピンチで、教室を抜けることがあった。共学、思春期。恥じらいがないわけない。穴があったら入りたい。でももうその前にもう冷や汗でしんどい、、、、、、


友達と外で買い食い、外食をするにしても、例えば女子がこぞって食べたがるようなパフェ、生クリームたっぷりのクレープ、そしてアイスなんて、食べたらトイレ確定なので、みんなが食べていても私は我慢。ノリが悪いと思われようが、私のトイレでみんなに迷惑をかけるわけにはいかないので、仕方がなかった。クレープはおかず系を選んでいた。


家では、すぐトイレに行けるので食べられる。温かいお茶とともに食べるバニラアイスはおいしい(おなかは守りたい)。


社会人以降は、それほどまでは弱くなくなったが、たまに夏の会議などで全員に棒アイスが配られたりすると、これは、断れない。溶ける。話が始まるし。食べる。おいしい。

ただ、食べるのが遅くて、結構みんなを待たせてしまった。このとき、初めて、私はアイスを食べるのが遅いんだと気づいた。


そんなことはいいんだけど、、、、、、





25歳で鬱病になるまで、逆に言ったら便秘になったことがなかった。

激やせしたり、動けず運動不足になってたり、食欲がなかったり、鬱病発覚前後はとにかくいろいろな、全身の体調不良が次々起こった。

それも相まって、初めて便秘になったり、その反対にゆるくなったり、整わない状況が続いた。

治療して9年になるが、体質が変わっているのか、いろいろ定まっていないのか、、、、、、





先月から、久々に正露丸にお世話になることが増えた。

ここ1ヶ月で、4回も飲んでいる。

急な暑さ。”私は暑さに弱い”という危機感から飲み物も手放せない。エアコンをつけないと熱中症になる。

でも、おなかも守らないと、、、、、、




昨日、午前中、妹と、バニラモナカジャンボを半分こして食べた。

昼食を普通に食べて、バスに乗って、サポステのPC練習に行った。

超絶暑い日だった。33℃の予想だった。出かけるのは太陽がいちばん高いとき。ユニクロのUVカットパーカーを愛用しているが、さすがに、汗だくになって着ることもできないだろうと、アームカバーだけもって、日傘をさして、紫外線的にはしっかり守っていった。暑さも配慮した。

PC練習をしていると、なぜか昨日はいつもより混んできた。いつもならPC台ひとつおきにひとり座れるような間隔なのだが、私が使っている席の隣に、男性が途中で座った。それはいいのだが、徐々に、咳をし始めた。むせた系ならまぁ、あるよなぁと思えるが、どうやらそうでもなさそうだし、不織布のマスクをしていなかったので、私的にはちょっと怖くなってきてしまった。市内ではクラスターが起きてから感染者が毎日出始めているし、課題を終わらせて早めにサポステを出た。

乗れると思っていた1本早いバスに間に合わなかったので、最寄りのイオンで1時間以上をつぶす以外なく、買い物できるお金もないが涼むため中を歩く。


、、、、、、、と。


突然、きたのだ。

おなかに。



、、、、、、幸いイオンにはトイレが山ほどあるので助かったが、

この暑さだからだろうけど、どこにいっても、店内が、


、、、、、、、、、、、寒い。


、、、、、、、、、今日、パーカー持ってきてない。

いつも、持ってくるパーカーを、、、、、、、、、


冷えて、結局2回トイレで苦しみ、生気を失った私は空いている場所のソファーに座り、正露丸を飲む。

正露丸(糖衣A)を常備しているのはよかったが、できれば、この暑い日でも温かいお茶が欲しいくらいだった。

さすがに、持参しているのは常温に近くした冷たい麦茶。

そのときの私のおなかは、常温に近くしても、それでも刺激するような仕上がりになっていた。



はぁ、、、、、、、


店内が寒くても、買い物とかどうでもよい状況でも、外は炎天下。

バス時間の10分くらい前まではアームカバーでしのいだが、それでもどこかから換気の風が吹くだけで寒い。とにかく寒かったのだ。

(※この寒さは多分私だけだったと思う。)


10分くらい前に、外に出た。

日陰があって、いい感じに体が温かく楽になるが、椅子が欲しい、、、、、、

柄が悪かったけど、しゃがませてもらった。


(そうやって見上げた光景が、今日の写真。)



しんどかった、、、、、、、、




暑い日に、おなかがこんなことになると、いろいろと面倒だ。

のどが渇くのに、冷たいものが飲めない。

冷房寒い、扇風機の風も厳しい、でもこのままじゃ熱中症とか脱水で倒れる。

この日、帰ってもしばらく、汗がにじもうが長袖パーカーを着たりしていた。本当に、かなり堪えた。

寝るときは悩みまくった。居間にしかエアコンがない我が家、夏の夜はただでさえしんどいけれど、扇風機の冷風をじかにあてられない、特におなかに、、、、、、

結局、部屋の構造的に、枕の位置を反対にして、扇風機を首振りして回しっぱなしにしたら、朝が無事きた。北枕だろうが、もう今が無事であればよかった。





昔の自分の体質に戻ったのか、よくわからないけれど、

自分に誓った。



今年の夏、アイスは食べない。




これくらいなら、我慢できる。




今年に入ってから、鬱調子のよくない時期に入っている感じだ。

2年前は短時間でも働けた。

昨年は、サポステとか自分で見つけて通うことを始めた。

今年に入り、どうも祖母の病状の悪化、葬儀など、バタバタの中で母も心をが不安定。私も、減薬チャレンジを進めていたのに、結局今また元に戻ってしまった。


鬱調子の波の変化には、原因はないし変動はあることが前提だけれど、きっかけというものはあると思う。それが、祖母が亡くなった関連のことかもしれない。

母が苦しむ姿を、長い時間近くで見ていた。

自分も、不安定になって当然だ。




何日も続く頭痛とか背中の痛みとか、こういうおなかの具合とか、全部、そういうことだろうな。




食欲だけはあるから、おなかがこうなるとそれが制限されて悲しいのだ。

でも、アイスはどうやら、今年はやめたほうがよさそう。

我慢だ、、、、、、



ほかの栄養あるものはちゃんと食べて、ばてないようにしないと。

免疫力を上げよう。

暑さにもウイルスにも負けてる場合じゃない。




”自分の体は自分で守る”が、できるようになれますように。


未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。