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ドエル失格と言われても仕方ないけれど、やっぱり私は

、、、、、、、、、、ツアーの発表に、言葉が出なかった。



コロナさんがいなければ、どんなに嬉しいだろう。

小学5年生の頃からだいすきなバンドの、30thのツアー。


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※公式Twitterより。




悪いのはコロナさん。

わかっている。




でも、


なぜ、この状況で、ツアー?


8カ所も回って、しかも、複数日ずつ。



え、どうして、今?




ちょっと、いや、ちょっとどころでなく、びっくりしてしまった。





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※8月2日、秋田魁新報朝刊。


だいすきな、L'Arc-en-Cielが、どうして、この、感染者数が増加して大変だというこのときに、全国ツアーという発表をした、、、、、、?

ということが、

私は、どうしても受け入れられない。



とはいえ、L'Arc-en-Cielのファン、通称『ドエル』さんは、この発表を受けて「絶対行きます」という姿勢なのかな、という予想をしていた私。SNSでも、この発表時(7月29日)、私の気持ちをバンド名を出してつぶやくことはできなかった。怖くて。



北日本の、全国的にみると感染者数の少ない県に住んでいる地方民の私には、都会の路上飲みのニュースなんか見るともう、心が壊れそうになってしまう。全員がそうではないことはわかってはいても、コロナ禍での生き方に、地方と都会では大きな違いがあろのだろうなとは思っていた。価値観も変わってきてしまうのだろうと。

「ツアーをする」となったら、「やったー!〇ヵ所申し込もーーう」と、普通に全国を飛んで歩くファンも、多いのかなと。



だから、


”こんなときにツアーの発表なんて、、、、、、”

”全国のひとの流れを作ってしまうのか、、、、、、”

”前回は2日間だったから感染者ゼロにできたけど、、、、、、”

”何かあったらバンド自体のイメージが、、、、、、”


”ていうか、あなたたちが心配だ、、、、、、”



、、、、、、などなど、ひととおりの思ったことは不安で言えず、詳細も調べられず、

だいすきだけど、こればかりは静観するしかないな、と思っていた。



そんなとき。


Instagramのストーリーに、唯一、私とつながってくれているドエル仲間さんが、このツアーに対する、不安な気持ちをそっと投稿していた。




”あ、仲間がいた”


と思って、即座にメッセージで共感しあった。




いるんだ、きっと、

言えないけれど、このツアーの発表に対して、不安や、何か意見を持っているひとが。


そう思えた。



私は、不安だ。


本当に、不安だ。




私は、もともと、鬱病無職だから行くことはできない身だけれど、

そういうことではないのだ。



4人がすきだから、だからこそびっくりしたし、

すきだからこそ、不安で仕方がないのだ。


この、彼らの決断が嫌なら、ファンをやめたらいいかと言われると、

そんなことできない。


、、、、、、できないんだよ、

23年間、愛し続けたひとたちを、嫌いになるなんて。



だから、つらかった。




蓋をするように、スルーしていたこのツアーの情報。


全国、世界のドエルさんはどんな反応をしているのか、この公式アカウントのツイートに対しての返信、リプライを、見てみた。



わかったのは、特に東北、北海道のドエルさんが、悲しんでいること。


詳細も見ないようにしていたのでこのときはじめて知ったけれど、

大阪、愛知、福岡、東京千葉横浜埼玉、の中の、8ヵ所が会場になっていた。


公式サイトでは、チケットを申し込む際の注意に、

「お住まいの地域からできるだけ近い会場への参加をお願いいたします」

と書かれているが、

、、、、、、近い会場がどこにもない、というひとがたくさん。



リプライには、

「東北にきていただけないのが残念です」

「コロナ禍だし、ワクチンも打ててないので今回は見送りかな」

「北海道がないのはショックでした」

「今回の感染拡大状況を見ると手放しで喜べない気持ちもあり、、、」

「ワクチン(の接種)対象になれない子どもがいるので関東に行きづらいです」

「9月~12月がどんな感じになっているかなあ(感染状況)?予測がつかない」



ありがとうございます!的な喜びの声もありつつ、

様々なリプライの中で私が特に共感した意見。


「LIVEをやってくれるのは本当に嬉しいです。ただ、このご時世。30周年をお祝いに行けない世界中のファンたちに救済措置をとっていただけないでしょうか、、、LIVE配信とか一緒にお祝いできる機会が欲しいです」

この方は日本人。なんてあたたかく意見が言えるひとなんだと尊敬した。


そして、

「一番近い会場に行くには自家用車で4~5時間、県境を跨いで、海を越えて行かなければならない、、、LIVEビューイング、配信LIVE、何か他にひとをひとところに集めない工夫はできなかったのでしょうか?」

「お住まいの地域からできるだけ近い会場への参加をお願いいたします、と言われても、そこへ行くのに海を渡らなくてはいけません。今回開催されない地域には来年きてくれますか?LIVEやイベントのお知らせを見るたび悲しくなります。FC入ってるのに、、、」

ここらへんに関して、結構思うところがあるひともいると思う。



、、、、、私だけじゃなかった。


FCにも、新しく開設されたらしいデジタルFCにも、入れる資金がない私。

しかも、今回は、どちらのFCにも加入しているひとを対象の優先先行があるらしく、しかも、ただでさえチケット代が、大変そうだ。

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この、W会員優先や、価格のことに関しても、もやもやするという意見が出ていた。


改めて考えると、私が今後、鬱病から復活して、社会にも出られるようになって、体力、資金が整ったとしても、いったい、一回のLIVEに参加するのに、いったいどれだけのお金がかかるのだろう、、、と考えたら、なんだか、少し未来が曇ってきた。

過去に払っていたようなお金では、もう参加できないのか、、、、、、




でも、

これだけの意見が出ていることに、私は安心した。


みんながみんな、「喜んで行きます!」「〇○公演と〇〇公演行きます」なんて盛り上がるのかと思っていた。




心配なのは、

何か起きたときに「ラルクのLIVEで感染したらしいよ」とかいうことになるのも嫌だし、

何より、

メンバー4人のことが一番心配。


だって、

私はだいすきだから。

hydeさんも、teっちゃんも、kenちゃんも、yukihiroさんも。


何かあってほしくないの。




ワクチンが打てていたとしても、感染はするもの。

最善をつくすであろうこともわかるけど、、、、、、


hydeさんは、ソロ活動を精力的に行なっているが、そのたびに、LIVE会場へ入場する際の感染対策方法を動画で紹介したりするなど、ファンに協力を求めつつ、コロナ禍でのエンタメ、音楽活動をどのようにしたら進めていけるか、常に考えている。

※最近行われたLIVEの例。

参加するファンは、どんな方々で、どこから集まっているのかは分からないが、HYDEさん自身やスタッフ全員のPCR検査の結果を公表するなど、主催者サイドは万全で行うことを発信。HYDEさんの思いに応えたいファンは、万全に対策をして参加するだろう。

ただ、私は朝の情報番組でこの様子を少し観られたのだが、平安神宮、屋外で行われたLIVEではあるが、客席が結構くっついていた。

気にしすぎ、と言われるかな、、、、、、




先述の通り、私は、各都道府県の感染者数を見ると、かなり少ない県に住んでいる。

でも、だからこそ、起こりやすいのが、

感染者や医療従事者、県外へ出たひとなどへの誹謗中傷。

これは、本当につらい。

最近また、県のCMで

「嫌がらせやネットでの誹謗中傷は絶対にやめて下さい」

と、流すようになった。


県のニュースでは、毎日


”新たに00人が感染しました”

”〇〇保健所管内に住む00代の男性で、00日~00日にかけて仕事で県外に滞在、00日に△△や◇◇の症状がみられPCR検査を受けたところ陽性であることがわかりました”


、、、、、、という感じで、ここのところ毎日感染者が出てはいるが少ない分、詳細に報告されてしまう。

最近ではときどき、年齢性別非公表となるひともいる。推測されたら困るからだろう。

また、理由が出張など、仕方ないかもなと思えるものならいいが、「私用で」と言われてしまうと大変だ。

”私用”といっても様々なものがあるが、明らかな旅行から、親戚の都合でどうしても自分が行かないといけないとか、説明するにはややこしいけれど諸事情があってという場合でも”私用”として捉えられたら、旅行や自分の都合で県外へ出たひとと同じようにいろいろネットで言われてしまうかもしれない。


、、、、、、地方ほど、感染者が少ない地域ほど、結構大変なこともある。



こういう事情は、ここに住んでいないと、わからない。

逆を言えば、都会の事情も、実際に暮らしているひとにしか、わからないのだ。



だから、まあ大声で言う勇気はないのだけれど、こういう場所に住んでいるファンもいるのだよ、ということを、ここに記しておこうと。


とてもじゃないけれど、私がもし元気でLIVEに行ける状況だったとしても、この県から、L’Arc-en-CielのLIVEに行くために県外へ出る、ということは、ほぼ不可能に近い。

家族が猛反対するし、感染したら近所を歩けないという感じなのだ。

誰でもかかるものだ、と言われても、こういう状況なのだ。



じゃあ、行かなければいいだけの話なんだけど、

ツアーをやるよ、30thのお祝いをしよう、と、長年愛してきたバンドが発信してきたら、”行けない自分”に対して、どういう心境でいたらいいのか、、、、、、

もともとツアーがないのとは、気持ちが全く違うのだ。




私は鬱病で無期限金欠だから例外として、

ファンって、そのひとのためにお金を落とせれば、それがそのひとが生きるための米粒ひとつにでもなれば、という、思いはある。


それを、満たしてあげられる手段って、ひとが集まること以外になかったかな?

リリースも、新曲が2曲発表されているけれど、

ネットがあるのだから、ネットで買える何か特別なグッズとか、LIVEをするならせめて、LIVEビューイングで、各県内にとどまって映画館でたのしめるようにするとか、そういう発表があるといいのだけれど。


いちばんうれしいのは、アルバムリリースなんだけど、、、、、、



欲深いかな。



今、感染拡大がとまらないこのときに、ツアーを開催するより、離れていてもL’Arc-en-Cielを応援できる、30thをお祝いできる何かが、あるといいのにな、、、、、、

具体案を出せ、といわれても、ポンコツだからうまいアイデアはなかなか出てこないけど。

こういうときに豊かな発想力が欲しいな、、、と思う。




今、私がハマっているお笑い。

とある芸人さんのnoteへの、ファンのコメントを見た。

「県境を越えるためらいはあったけれど、ひとりで粛々とLIVEに行きました」


、、、、、、やっぱり、すきなひとがくるとなったら、行きたくなっちゃうものなのだなと。


どきっとしながらも、そういうことだよなって思った。




こういうファンがいるんだよって、大声では言えないけれど、誰かが見てくれていたらうれしいなって、思いながら、書いてみた。



共感してくれるひとは、いるのだろうか、、、、、、




あーーーーー、生きづらくなっちゃったな、、、、、、



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※今朝(8月5日)の秋田魁新報朝刊。




コロナさんに対して、みんなが最善を尽くして、生きやすい世の中を作っていけますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。