見出し画像

岸優太というリーダー、キンプリという仲間同士のやさしさ

King&Princeのメンバー全員に愛されるリーダー、岸優太。


彼は次男、そして後輩力が高い。
普段の彼は、自分が後輩を食事に連れていくというより、先輩にかわいがられるほうが得意なタイプらしい。

ただ、
グループの中では最年長。
年下のメンバーと共に小学生のように遊び、ときには容赦なくおもちゃのように遊ばれいじられ、見ている方が
”もうやめてあげなよ、、、、、、”
と言いたくなるような場面すらある。
でも、それを怒ることもなく、みんなが自分の言動で爆笑していることをよしとしている。

パフォーマンスでは、ダンススクール出身である平野紫耀、髙橋海人も尊敬する程の腕前で、Jr.時代からしゃかりきに築き上げてきたスキルを発揮している。そして、歌がとにかくすごい。声量、表現力など、、、、、、
そんなリーダーを、メンバーみんなが心から尊敬し、愛しているのがみていて伝わる。



リーダーの彼はもちろん、メンバーが本当にやさしい、仲間想いなグループだなと思った場面がある。

(ちょっと時差がある話だけれどご了承願いたい)



5月23日から形を変えてしまう、King&Prince。

その、シン・キンプリを作っていく立場となったメンバーのひとり、
永瀬廉。
今、彼は2クールにわたるドラマ撮影、秋には主演映画の公開も控えている、そして雑誌の撮影やインタビューの仕事が永遠にある状況。ラジオもやっているし、5人での仕事、そして髙橋海人との2人の体制になっていくことについても話し合わないといけない状況。

メディア露出を見たり、書店に行ったりすると、ファンでなくてもわかるくらいに彼は現在多忙だ。
あまりにも掛け持ち過ぎている。
私はファンなので、心身の健康を気にしてしまう。
そして、これからの新体制に向けて、話し合える時間をちゃんととれているだろうか、事務所に忙殺されていないか、、、など、余計なことを考えてしまう。


そしてさらに、そんな中、
昨年も務めた日テレの音楽特番のMCに、今年も抜擢されたのだ。『Premium Music 2023』

24歳とは思えない、人生何周目だよと言いたくなるくらい考え方が達観していて、しっかり自分のトリセツをもっている永瀬廉。
心配しすぎるのは良くないと思いつつ、求められるということ、仕事を頂くことは光栄だし、とにかく彼が疲労でつぶれないように祈ることしかできなかった。

この『Premium Music 2023』は、King&Princeをたくさん出演させてもらえた。5人のKing&Princeを多く観たいというファンにとっては、嬉しい限りだった。

その、『Premium Music』の公式Twitterアカウントにて、
King&Princeの5人による出演前コメントが公開されていた。


その動画を観て、私は、この記事を書こうと思った。



動画を観ていただくとわかるが、彼は普段、グループの中でもMC的役割をしている。
ラジオももっていて、話すことに関してはいつも得意なはずの、永瀬廉。

この動画の中でも、リーダー岸優太が、廉を指して

「司会ですしね、今日。」

と、盛り立ててくれる。

廉も応じて、
「そうですね、はい。えー、また、、、、、、えーーーーー、、、、、、」



、、、、、、、、、、、、、、



「、、、、、、言葉出てこない、今日、、、、、、」


、、、、、、と、珍しく、言葉に詰まってしまった。


私から見ても”あれ?”と思ったが、
そこですぐさま、
本当にすぐさま、
隣にいた岸リーダーが、

「いいよ、見つけるよ、どういう系を言いたい?」

とフォローし始めた。

本当に、秒でフォローの声掛けをしたのだ。
初動が早かった。

廉「えーーー、まとめに入りたい」

岸「まとめに入りたい、ね。はい、てなわけでですね。僕らは、出番でいうと何回くらい出させていただける?」

他「(笑) それは言わなくていい!」
岸「(何かを嗅ぐように手を動かし)匂わせでね!すごいたのしみにしてるんで」
神宮寺「本当に匂ってましたからね」
岸「観てもらってね、皆さん是非たのしんでいただけたらと思います」

メンバーも和やかにフォローする中、

廉「日時も、、、、、、」

と、完全に、その後の話を岸リーダーにお任せしていた。

その後、動画の最後まで、岸優太が話してシメる形になった。


この動画を見返してみると、

「言葉出てこない今日」

の廉の発言に、
メンバーの髙橋海人、神宮寺勇太もすぐさま
ぱっ、と廉の顔をみていた。

メンバーにとっても、”永瀬廉から言葉が出てこない”ということがどれほど珍しいことなのか、これをみてよくわかった。

そして、岸優太が話を引き出そうとしているときに、
平野紫耀は
「いけるいける、岸くんそのまま」
と、岸優太に一任することを促すように声をかけていた。


メンバーから見ても、ここのところの永瀬廉の仕事量の多さはわかっているだろうし、心配にもなるだろう。
リーダーの驚くほど素早いフォローと、メンバーがそれぞれに永瀬廉をフォローしようとする姿勢に、
やっぱり、King&Princeは不仲なんかではないし、
信頼しあえる仲間なのだなと、
改めて感じた。

こういうときに、信頼関係というのはあらわれる。
いつもと違う、という雰囲気を察し、すぐさま、それぞれができるフォローをする。


本番当日は、朝から日テレの電波ジャックもがんばっていた永瀬廉。

番組の本番ではMC、そしてグループでのパフォーマンスと忙しくも、最後まで問題なくやり遂げていた。


『Premium Music』番組終盤で、「永瀬さんの司会はどうでしたか」と振られたメンバーの平野紫耀は、
「いやー、本当にお疲れさまです、っていう感じです、今日はゆっくりご飯食べて、ゆっくり寝てほしいなと、思います」
と声をかけていた。
永瀬は「はははぁ!!!!!」と嬉しそうに笑っていたが、普段べったりしない関係性のふたりのこの感じが、すごくほっこりした。


King&Princeが5人態勢でなくなってしまうと発表された日から、様々な憶測が飛び交い、脱退していく側のファンと、King&Princeを続けていく側のファン、いろいろな立場のファンがSNSで揉めているのが目立った。今も、きっと誰も悪くないであろうに、特定のメンバー(特に永瀬廉)に対する行き過ぎた誹謗中傷、彼のファンを叩いたり、それに傷ついたファンが言い返したり、、、など、ひどい状況だ。

でも、この5人の動画を観て、
どう考えても、King&Princeのメンバーは不仲ではないし、ひとりひとりを思い合って助け合っている、個々をリスペクトし大切にしていると感じた。

誰かを悪者にし、揉めているのは、一部のファンだけだ。

この動画は、間違いなく最近撮影されたものである。
状況、立場的にもどうしても叩かれがちな永瀬廉が、今現在メンバーに守られている、大切にされていることを実感して、
永瀬廉を応援している私は、心から嬉しく思った。安心した。

メディアに露出する機会が多いメンバー、少ないメンバーと、どうしても差は出てくるけれど、現在の永瀬廉の場合は、あまりにも仕事が多すぎる。
脱退していくメンバーのファンからしたら、推しがメディアに出られることがうらやましいだろうし、嫉妬もあるだろう。今後、自分の推しの活動、人生の方向性について、まだ推しは何も話せないからだ。

ただ、それを”事務所のお気に入り”とか”社畜”とか言い様々な言葉を吐くひとのことは、私はどうしても許せないし理解しようとしてもできない。
たとえ、事務所の方針で今回のことが起きたと仮定したって、実際に彼が気に入られていたとしたって、それがいいことかどうかなんてわからない、むしろこんなに馬車馬のように働かされて、心身は大丈夫か、、、というところに考えはいきつき、心配になる。

ただ、メンバーは、きっと彼の状況をわかってくれている。

それだけで、いいような気がする。


そう、思わせてくれる、King&Princeのメンバーがいてくれてよかった。




リーダー岸優太の話でいうともうひとつ。


昨年11月9日に発売されたシングル『ツキヨミ/彩り』が、
『第55回 オリコン年間ランキング2022』の「作品別売上数部門」の「シングルランキング」で、1位を獲得した。

表彰状とトロフィーをもらい、5人が並んでコメントをしたときのことを、動画を観て覚えている。(現在はその動画が公開されていないようだ)


この会見は、King&Princeから3人が脱退する、という発表があってからおそらく初めての、公の、しっかりとした5人での場だった。
そのためメンバーは、各々が言葉ひとつひとつに気をつけながら発言をしなければならず、うれしいことながらもかなり緊張していたはずだ。

そんな中、
コメントはひとりひとりに求められるし、ファンが力を合わせて作ってくれた記録であることも知っているため、それぞれが感謝を伝えたい場でももちろんあったと思う。

『ツキヨミ』については主に、主演ドラマ『クロサギ』主題歌となっていたこともあって平野紫耀、『彩り』についても主演ドラマ『ボーイフレンド降臨!』主題歌であり髙橋海人が主にコメントしたのだが、

髙橋海人は、自分なりに楽曲について説明しながら、
時々、
「、、、言葉合ってるかな?」
と不安そうにする場面があった。

そのとき、隣にいたリーダー岸優太は
「そうだよ」
と即座に肯定し、彼を安心させていた。

というか、隣で言葉を選びながら慎重に話す彼を、岸リーダーは真横でずっと見つめ、見守っていたのだ。

その光景が愛おしく、頼もしかったことを、すごく覚えている。


それまで、岸リーダーは、しっかり者というよりは、ユーモアでみんなを笑わせたり、努力する背中を見せることで士気を上げたりするタイプのリーダーだと思っていたし、実際それが彼のいいところだと思う。

ただ、この ”5人コメント” で感じた彼の頼もしさ、やさしさは、
私にとって岸優太の新たな一面の発見だった。


彼がメンバーにとっての安定剤になる理由は、こういうところにもあったのだなと。

とある雑誌で、
「メンバーの”あったかい”ところは?」
と聞かれた際にも、
私的には、いちばんひとりひとりをよくみていて、個々のいいところを的確に答えているのはやはり岸くんだろうな、と感じた記憶がある。

また、その質問を受け平野紫耀が答えた内容で、岸くんに関して
「2人きりになったときに”体調大丈夫?”と、いつもよりやさしくなって聞いてくれる」ということをあげていた。

おらおらと覇気を出し声をあげてみんなを引っ張っていく力だけが、リーダーに求められる素質ではないのだな、、、と、リーダーとしての岸優太をみていて感じる。

メンバーをたのしませるためならいじられてもいい、笑ってくれるならそれでいい、という器の大きさ。
ひとりひとりをさりげなく見ながら気にかけ、いざというときやさしくさっと手を差し伸べられるやさしさ。

King&Princeについて詳しくないとき、フジの『VS魂』というバラエティでしか彼を知らなかった私は、
King&Princeの中にいるときの彼のやさしさに、正直驚いた。
King&Princeという存在が、彼のやさしさを引き出しているともいえる。

今後、今のメンバーとは道を分けることになるが、
King&Princeのメンバーについて「ユートピア!ズッとピア!」という表現をしていた。
また、「メンバーと単純に酔っぱらいまくりたい」という話も、TVでしていた。
この状況について、ちゃんと事実を分かり合えるのは、今の5人のメンバーしかいない。
岸くんはお酒が本来弱いという噂も聞く。
その上でのこの「酔っぱらいまくりたい」には、岸くんをはじめメンバー5人の中に相当な、言えない重い苦しみを抱えていることを感じる。メンバーとしか共有できない、様々な思いがあると思う。
実現するといいな、そして、家族同然の仲良しのメンバーと、心から笑い合って大泣きして、またひとつ絆を深めつつ次の人生へ進んでいけるといいな、、、、、、
なんて、ひそかに思っている。



自分のことを棚に上げ、5人を心配したり、ただただしあわせを願ったりしている私だが、
今現在、彼らに救われて生きていることは間違いない。

鬱病長患いの私。
彼らに今与えられているプレッシャー、ストレス、絶望、、、その他、想像できる感情は、私と同じ病気の引き金になってしまうこともあると、常に危惧している。
何でも自分の病気に当てはめるのはよくないが、多忙や誹謗中傷、もし事務所問題があるとしたらパワハラなど、、、、、、
私が病気になった歳に近い彼らが、どうしても気にかかる。

私なんかより何百倍も強いとは思うが、
ひとはいつどうなるか、わからない。


どうか、心安らぐ場所に、いられるといいな。
本心を話せる、ありのままでいられる相手や、時間があるといいな。



やさしいひとには、必ず、やさしい未来が待っていますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。