私の応援の仕方が間違っていなかったことを、本人が教えてくれた(KP)
最近、Twitter改めXでのファン同士のいろいろで、私は精神的にかなり滅入っていた。
見たくなくても見えてしまうものが、たくさんある。
King&Princeの新曲のMVがYouTubeにて解禁されバズっていて、その中の映画的ストーリーをめぐるKPファンの間での解釈に賛否があったり、
5人時代のよくない噂が、2人体制になってからの新規のファンの方の中で出回っていて、真実かわからない私も一緒に焦ってしまい疲弊してしまったり。
こういうとき何かと、2人のファン vs. 脱退した3人のファンの対立、という感じに見えてしまう。
もうやめようよ……
SNSに真実はない、ということだけはよくわかった。
5人時代のKing&Princeを愛していたひとたちの現在の考え、というか応援の仕方には、細分化すると非常に様々な形があり、簡単にタイプわけはできない。加えて2人体制からのファンも増えて、もっと多様化している。
私は、
いちばんの推しが永瀬廉なので、彼が今メンバーとして髙橋海人とふたりで活動しているKing&Princeを応援しつつ、脱退した3人もすきだし、とにかく5人全員に心からしあわせでいてほしい。ただそのしあわせ=5人が再集結して活動することではないと思っている(ここまでの解釈が一致することが難しい)。
現在のKing&Princeは、
”6人でデビューしたときからの地続きであって、2人での新曲ももちろん出しているけれど、6人、5人時代の曲も披露していくよ”
という姿勢でいることを廉と海人は言っているので、ただただ応援している。
この、5人の思い出の詰まった曲たちを音楽番組等で披露すると、そのたびにまだ5人時代を思い出して悲しくなるひとたちからは意見が出る。受け入れられないことはいい。仕方がない。それはれんかいも承知の上だ。ただ、「King&Princeを名乗るな」「5人の曲を歌うな」という意見もあふれてしまう状況が続き、れんかいを応援するファンからはそれに関して怒りの声も上がるように。「今のKing&Princeはれんかいだけ!」「現実を見ろ」「そっちが出て行ったんだろ」的な、今度はそういうきつい言葉で、、、、、、
もう、、、、、、
どっちもどっちだ。永遠に終わらない宗教戦争みたい。
建設的なケンカなど、一切行われることはない。
それは、事実を5人がきっと、全員墓場まで持っていくと思うから。
永遠に事実を知ることができないなら、推しの言葉を信じたらいい、それしかない。でも、人間の気持ちはそう簡単にはいかない。なかなか受け入れられない現実に葛藤することもあるし、ちょっとした意見の食い違いに過敏に反応してしまったりすると、そのたびにもめ事が起こりがちな状況だ。
そういうことがいつまでも続いていたうえでの、MVの件と5人時代の噂の件。ちょうど、ここで私が限界に達したんだと思う。
iPhoneからXをアンインストールした。
5人みんなのしあわせを願うこと自体、私がおかしいのかな?
と、自分のことがどんどんわからずパニックになっていく。
何を発言してもうがった見方をされたり、脳内お花畑かよ的なことも言われるひとも見てきた。
もう嫌だった。
そんな折だが。
9/29。
この日はKing&Princeを脱退したがまだ事務所に在籍しており、バラエティ出演に引っ張りだこになっていた、リーダーの岸優太の誕生日だった。
その次の日、
9/30で、彼は正式にジャニーズ事務所を退所した。
そんな彼はKing&Prince時代、メンバーの中でのアイドル的存在で、みんなが岸くんをだいすきで尊敬し、愛していた。
また、事務所内外のタレントや様々な共演者にも愛されるキャラクターであることは、きっとお茶の間に浸透しているだろう。
彼の誕生日、退所日には、ファンを中心にタワーのライトアップや花火をあげるなど、全国のいたるところで彼にお祝いと感謝を伝えるイベントが開催され、SNSは盛り上がっていた。
そして、
れんかい2人のKing&Princeはこの土日、北海道でのライブがあった。
金曜からリハーサルなどで北海道にいたのであろうが、
ジャニーズweb内の『ながせのつぶやき』で、
個人ブログを毎日更新している永瀬廉は、ライブのことではなく、”きしさん”の誕生日を祝うコメントをしていた。
次の日。
岸優太がブログを更新。
エゴサをしていたので誕生日を祝ってもらっていたのをがっつり見ていた、
今日で最後の投稿になることなど、感謝の気持ちを込めて、
あの『岸くん構文』(”!”や”笑”をたくさん並べる文章)で、明るく投稿。
そして。
King&Princeがライブを終えた頃の21時には髙橋海人、
22時には永瀬廉が、それぞれブログを更新。
ふたりとも、ライブのことには一切触れず、
岸優太への思いをつづったのだ。
その詳細はこちらで。
(語りたいがそれは一旦おいておく)
そして。
この日のライブの最後での、廉と海人のあいさつの言葉を知って、
私は心をなでおろすこととなった。
「旅立った3人のことも応援していただけたら」
「昔の曲は嫌だなって思う方もいるかもしれないけど、全部のキンプリを愛してもらえたら」
彼らはファンに向けて、今まででいちばんストレートに、このことを発したのではないだろうか。
大切にしているデビューしてからの全メンバーへの思いと、これからもその歴史を大切にして活動していく、ということを。
5人のそれぞれのファンの言葉たちに心がめちゃくちゃになり、自分の考えが間違っているような気持ちになることがある。
11月からのあらゆる気持ちが溢れるSNSをみて、ファンがみんな不安定な心のまま憶測で傷つけ合う。今もそれは終わらない。
事務所に残りKing & Princeとして活動することとなったれんかい(特に廉)は、とんでもなく叩かれた。それに対して、反撃してしまうファンがいて、もう、終わらない喧嘩。
3人が脱退し、はぁーようやく楽になった(脱退組のファンの荒れようや卒業式的な雰囲気だったことから解放された?)的なれんかいファンの言葉も聞きたくなかったし、とにかく平和でありたいし5人のズッ友を信じている私にとって、いつも何かが心に刺さっているような感じだった。
そもそも、私は5人のKing & Princeを知ってから、過去の曲もアルバムで聴いているし、なんならカップリングも名曲揃いでまだ手に入っていない音源もたくさんあるし、LIVEだって映像を揃えたい。なんなら、全く詳しくないMr.KING VS Mr.Prince(Jr.時代)の"Prince"の3人のことについても知りたいなと思っている。
King & Princeの未来もだし、まだ知らない過去のことも勉強したいと思っていたのだ。
いろいろ立場で応援してきたひとたちがいて、いろいろな言葉の断片を聞くと、知らないほうがいいこともあるのかなと思ってしまうような事柄も聞こえてくる。
でも、それは自分で感じ取る感覚とは違うかもしれない。
私は、"ズッ友“である5人みんながしあわせであってほしいし、
これまでのKing & Princeのことももっと知って行きたいと思っている。
これからのKing & Princeしかいらない、なんて思っていないのだ。
そんな、私の考えは間違っているのかな?
と迷うような日々の中、
ライブに行かれた方のレポであるけれども、
永瀬廉&髙橋海人のふたりが、
私の考えをまるっと、肯定してくれたのだ。
よかったんだ。
間違ってなかった。
よかった。
本人たちが言うのだから、信じていいよね。
周りの言葉や憶測より、
彼ら自身の言葉、思いを大切にできたらいい。
単純なことなのだけれど、
実は結構忘れがちになってしまう。
こうして書いている今も、心がざわつくことがあるのだけれど、
今日の終わりに自分を肯定して寝たいので、
これを書き上げてみた。
みんなが、しあわせであれ。
平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、そして岩橋玄樹。
みんなが、それぞれしあわせであれ。
そして私は、もう少し自分を、信じてあげることができますように。