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やさしいひとと、ニューヨーク単独ライブに救われた3日間


この記事に書いた通り、
今いちばん観たいけれど諦めた、
お笑いコンビ”ニューヨーク”の単独ライブ『Last Message』の配信チケット。

この記事を書いた時点で、踏ん切りをつけたつもりで過ごしていた。


そんな中、
日本海側、北日本の大雨が続く。
心配していた新潟のともだちは無事でいたが、
全国ニュースを観るたび鬱病pizzaの心は沈み、
我がなまはげ県でのコロナさん感染者数の増加も止まらない。
必要な買い物をしにいくと、通常のお盆休みのように大混雑。
そして、こちらも激しい雨に襲われ外にも出られず。
この地域はさいわい無事だけれど、県内には全国ニュースに放送されるほど被害が出ている地域があり、家や交通、農作物への被害が大変なことになっている。

心の底から息ができないような、そんな日々。

さらに、家の洗面所が大雨とは関係なく水漏れし、お盆期間中ですぐに修理できない状況。
そして、今住んでいるこの実家に1室しかエアコンがない生活にも、そろそろ耐えられなくなってくるだろうと、2階にもエアコン設置の流れになり、電気工事をすることに。


お盆で何も予定のない連休を取り始めた父に対する、減薬でヒステリックがひどくなっている母の怒りが大大爆発し、もう家庭内が大荒れ状態。

減薬により頭がすっきりしてきた母。
今まで気にならなかった私の家事のやり方が気になるようになってきたため、ダメ出しや、今までのやり方の改善案を私に突然言い渡す。
私は、1日12錠飲んでいる薬を1個もまだ減薬できそうにない(先日失敗済み)状況。
ルーティーンワークを変えたり、スピード重視の作業を求められることによって、非常にメンタル的に負担がかかる。
きっと、明日からまた少しずつ、調子が悪くなるだろう。



、、、、、、、、そんな、ここ数日を過ごしていた。




でも。


私に、そんな中での生きるエネルギーを補給するきっかけになる出来事が、
ある朝起きていた。




金曜日(8/12)。

朝、起きたら、noteさんからメールがきていた。


『メッセージのお知らせ』

、、、、、、知らない方からのメッセージが届いている。


読んでいくと、




「見たいものが見られない悔しさはわかります。
良ければこれで配信を買ってください。」






、、、、、、、、は、配信⁈



え、え、


サポートだ!!!!!!!!



ええええ、そんなお恵み、、、、、、、、


どどどどどどどどどどど、どなた⁈




その方の、プロフィール欄を拝見すると、
どうやら、とあるお笑いのファンの方。

ニューヨークのファンではないと思われるけれど(三拍子さんがお好きなよう)、どういうきっかけか、私の記事を読んでくださって、
本当に心から、私に配信チケットを、という思いで、
サポートをくださったのだと思われる。



、、、、、、、、、、ありがたかった。


朝イチで、寝ぼけて返信してしまったことを後悔している。

もう少し、ちゃんと心を込めて、言葉を考えてお返事したかったな、ごめんなさい。


こんな、私のわがままに共感し、機会を与えて下さる、背中を押してくださる方がいるのが本当にありがたくて嬉しくて、
そして、この方の思いはしっかり受け止め、大切にしたい、と。


先日、心が拒否して進めなかった、FANY(よしもとのアプリ)の支払い画面の、その先へ。
手持ちの現金も、電子マネーの残金もなかったので、
カードの情報を入れて、2000円、
しっかり、支払いをした。



【支払い済】
という、表示が出てきた。

やったぁ、、、、、、、、、、、、

購入できた画面。


やさしいひと、Kさん、ありがとうございます。



私は、初めて、お笑いライブの配信チケットを買って、配信でライブを観た。





ライブの内容とか、感想はまた別日に書きたいのだけれど、

正直、
このたのしくてたのしくて、心が躍るコンテンツが手に入れられていなかったら、
この、いろいろなことが重なりに重なった激しい3日間を、
乗り切ることができなかった。


実際、電気工事の業者さんがくる前、
父がまたふがいないことを言ったばかりに、
母が耐えられなくなって、居間で大いに吠えていた。

さすがに、エアコンが効いているとはいえ、その同室にはいられなくなり、
自分の部屋に逃げて、PCでひたすら、ニューヨークのライブを観て、なんとか集中して、笑いながら、母の声が聞こえないように過ごした。

母の話を聞いてしまうと、過剰に共感しすぎてしまい、
私のメンタルは病的にボロボロになる。
原因が父だとしたら、私は、父に対して何か、良くないことをしてしまいそうな衝動に、いつも駆られている。
ふいに、よからぬ行動に出そうになってしまう。

私には、逃げ場が必要だ。


この3日間、特別な逃げ場があったことで、どれだけ救われただろう。
これが、いつものYouTubeだと、心の調子が悪いとき、観る動画の選択ができない、という症状も出てしまいかねない。
”これを観る”というものが決まっていたこともよかった。


『Last Message』。
ニューヨークの単独ライブを、初めて観た。

お笑い芸人のライブというと、
実はタカアンドトシさんのDVDを2枚持っている。
鬱病になって、とにかく笑いたくて、まだ貯金があるころに買った。
タカトシすごいな、プロだな!と思った。


ニューヨークのライブは、それでもちろん雰囲気は違うのだけれど、
”あーーーーーー、なるほど、YouTubeで言ってたなぁー!”
と思ったり、
”この忙しさでなんでこのクオリティのネタができたの⁈”
と思ったり、
”このひとたち、、、、、、なんてプロなんだ、、、、、、”
と感動したり。

とにかく、詳しい感想はまだ別記事にて書こうと思う。



お笑いファンの方のやさしさと、
ニューヨークのメッセージたっぷりの素晴らしいライブに、
本当に救われた3日間だった。

これがなかったら、
きっともっともっとパニックになってしまって、心も疲弊して、より壮絶な日々を過ごしていたことと思う。


音楽もそうだけど、
お笑いって、本当に鬱病患者や、心が弱っているひとの救いになる。

だから、
病気のせいでお金がないひとも、
もっと十分にたのしめるような、
かつ、芸人さんが存することがないような、
そういうシステム、作れないかな?
いつか、鬱病がよくなったら、私にできることはないかな?

なんて、考えたりして、自分の心配をしろよ状態になっている。


お笑いは、ときに薬になるから。



私を助けてくれているひと、
きっと、もっと身近にもいるけれど、
なかなか感謝の言葉を伝えられない。


ニューヨークは、漫才やライブの最後に、きっちり90°のお辞儀をする。
美しい。


自分がひとに生かされていることを知って、
もっと、ひとに素直に感謝できるようになれますように。

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