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何があっても淡々と生きること

アマゾンプライムで「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を見ました。
数々のアニメ賞を取ったことで有名な映画。僕は初めて見ました。

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長かったです。168分。

いかにも日本映画らしい感情を豊かに織り交ぜ、四季の移ろいや
日常の風景を淡々と描いています。
戦争によって、その日常が壊されていき、原爆の恐ろしさが伝わってきます。

僕に取ってはかまどやちゃぶ台や水汲みは自分の子供時代と同じなので
懐かしく、親父から聞いた戦争の話も重なって他人事ではありませんでした。

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ただ、面白かったかというと面白いとか楽しいとか、
そういうのとは全く違う感情でした。
面白くもないし楽しくもない、見終わった後もスッキリはしない。
「火垂るの墓」を見終わった時と同じ感情。

この映画は娯楽ではありません。
語り継ぐ映画として記録にストーリーが入っている映画。
涙も笑いもそんな驚きもありませんでした。

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戦争映画。平和を訴える映画。戦時の日常風景。
そんなジャンルとして見るには素晴らしい映画だと思います。
はっきり言って2回は見たくないです。
世界中に配給されたのは良いことだったと思います。

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