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英語が4倍速で覚えられる!イギリス発カランメソッド・ステージ4は挫折ポイント満載!

英語が4倍速で覚えられるといわれているイギリス発祥のカランメソッド。通常の英語学習法の4倍速で覚えられることから、オンライン英会話の中でも人気の高いレッスンです。ステージ1から始まり12まあり、英語講師が質問するので、それに対して生徒は正確な文章で回答します。

このカランメソッド、英語が4倍速で覚えられるとのキャッチフレーズにつられて始める人も多いのですが、別名「スパルタ式英会話」ともいわれていて、初心者にはけっこうハードなレッスンです。とにかく講師からの質問の数が多くスピードも速い。間違えたらその都度、訂正されることから、途中でやめる人もたくさんいます。私もけっこうぎりぎりのところにいます。しかし、基本的にはこういう音読系のものは好きで、かつ言えるようになってくると非常に楽しいので続けるつもりです。そんなカランメソッドのステージ4までやってきた感想と、ポイントをお伝えします。またオンライン英会話のQQ English でカランメソッドの各ステージについて、詳しい動画を公開していたので併せて紹介します。

英語が4倍速で覚えられる!イギリス発祥のカランメソッドとは?

カランメソッドのレッスンを受けると、英語を英語のまま理解できるようになる、会話のスピードが速くなるなどのことが一般艇にいわれています。そのほかにも、発音矯正、リスニング、リーディングスキルの向上、英語で理解して英語で答える習慣、単語、文法を覚えられるなど、様々な効果を実感しています。また、ディクテーションと呼ばれる、講師が読み上げた例文を英語で書く練習もあります。ディクテーションは、ただ単に書く練習だけではなく、読み上げられた文章を書くことで、実はリスニング力を鍛えることにもなるので、けっこう力をいれてやっています。

なにかと壁の多いカランメソッドですが、実は意外なことに最初にぶつかる壁はステージ1だったりします……。

ステージ1:徹底的にカランメソッドのやり方に慣れる

ステージ1は「This is a pen.」から始まるものの、徐々に文章が長くなって、複数形、過去形、現在進行形といろんな文法の形式をフルセンテンスでこたえられるようにします。

ステージ1で出てくる単語は305個。TOEICの点数でいえば120点ほどです。ただ、英語が相当できる人でもカランメソッドのやり方になれていないと、ステージ1からやることになります。なぜなら、講師がいったことを正確に繰り返すというルールを徹底してまもらなければいけないからです。

私がカランメソッドを始めた時、まったくやり方に慣れてなくて、しかも週1回、時には2週間ほどあくこともあったので、次のステージに行くまでに2か月くらいかかったと思います。しかし、カランに慣れてからやったFBR(ある程度のステージまで進んだら、ステージ1から総復習する)では、たった2日で終わりました。それくらい変わります。

逆に、ステージ1でしっかりと基礎を身につけないと、途中で行き詰ってきます。個人的には、自分のこれまでのやり方をすべて捨てて、徹底してカランメソッドのやり方に慣れる必要があると感じました。

ちなみに、講師のチェックは非常に厳しいです。冠詞はもとより、複数形、発音、言い間違えなどを細かくチェックされて、その都度修正されます。現在ステージ4ですが、慣れてきた分かなり言いやすくなってきました。が、やっぱり所々で壁にぶつかります。

ステージ4:最初と最後の差が激しい回

現在、私がやっているのはステージ4のFBR。これは通常のレッスンをステージ4まで終わった時点で、ステージ1に戻り、すべての質問を最初から読み上げ、それに対して生徒が回答していくというもの。

ステージ4では、不規則動詞の過去形、未来形、現在完了形、仮定法、頻出単語の学習がメインになります。レベルでいったら英語初心者から中級者へ上がるところです。TOEICでいったら400点から700点くらいだといいますが、これってかなり差がありますよね!TOEIC400点といったら英語初心者レベルでしょうが、700点といったら中級者以上なんじゃないかと思うのですが……。

実際にやってみて、ステージ4の最初の頃はまだよかったのですが、現在完了形あたりになってくると、非常にややこしくなってきます。しかも、カランメソッドは、文法の用法の違いについて英語で質問され、英語で答えなければいけないという、難易度の高い質問も出てきます。

たとえば、「現在完了形と過去完了進行形について、この例文を元に説明しえください」みたいな感じです。日本語でも説明しにくいのに、それを英語で説明しろって……という感じですが、乗り越えないと先に進めません。

読み上げられる質問と答えは一度覚えているためけっこう早く進みますが、そうはいっても徐々に質問も長くなり、回答も複雑になってきます。同じような質問が多いため、間違えることも増えます。このステージ4は、1つの山場になるんじゃないかと思います。

ステージ4:25分間のうち質問数は約90回!

ところで、1コマ(25分)のうちいったいいくつ質問するんだろうと思って数えてみたところ……。約80~90問ありました(汗)。ちなみに、私はあまり進むのが早くないので1クラスで15パラブグラフしか進めません。20くらい進める人は、120問くらい回答しているのかも。

仮に日本語だったとして、25分間のうちに質問を120問読み上げられて、すべてに正確な日本語で答えなければいけないとなったら、母国語とはいえ、かなりきついんじゃないでしょうか。最終目標はステージ12ですが、いったいここまで行きつくためには何年かかるのか……。

ステージ12:ここまで続けられたら真の上級者⁉

ステージ12になるとTOEICでいえば945点から990点レベルになり、普段から英語を話し慣れた人でもかなり大変だと思います。聞いているだけだとそんんなに大変じゃなさそうに思えるかもしれませんが、実際にやるとかなりハードです。質問長いし、文法複雑だし、単語も難しい。でも、逆にここまで来れたら相当英語力も上がっているんじゃないかと思います。

改めてカランメソッドの効果を書くと……

先ほどカランメソッドのレッスンを受けるメリットとして「英語を英語のまま理解できるようになる、会話のスピードが速くなるなどのことが一般艇にいわれています。そのほかにも、発音矯正、リスニング、リーディングスキルの向上、英語で理解して英語で答える習慣、単語、文法を覚えられる」などのことをあげましたが、それ以外にもよかったことがあります。

それはリスニング力の向上。カランメソッドをやっていてよかったのは、主語と動詞を集中して聞く癖ができたこと。主語が、私なのか彼なのか、Mr.Brownなのか、まったく違うなにかなのか。そして、動詞は、現在、過去、未来、現在完了……など、時勢を合わせること。これを意識して聞くようになると、普段の会話が格段に聞きやすくなります。また、相手の質問に対しても的外れな回答をすることが減ります

ちなみに、カランメソッドのレッスンだけだといざという時に言葉が出てきません。学んだことを実践で生かすためにも、トピックカンバーセーションのような「あるテーマについて深く話す」レッスンを一緒に受けることをお勧めします。じゃないと、算数の計算問題ばかり解いて、応用問題が解けない、的なことになってしまうからです。逆に、通常のオンライン英会話の中に活用していくと、非常に役立つ場面がいっぱい!

一番役立ったのは、文法の用法を先生に英語で聞かれた時!「え、そんなことを聞かれるの?」と思うかもしれませんが、QQ Englishの文法「ベーシック」では、私はしょっちゅう聞かれました! あと、単語の意味も……。

「英語が出来ないのに、英語の文法を英語で説明するんなんて!」と思うかもしれませんが、これが意外とできちゃうんですよね~! しかも、日本語で説明するよりも実際に自分が話すときに役立つ! そんなわけで、私はカランメソッドのレッスンは、中級者以上であれば、トピックカンバーセーションと、初心者であればベーシックと一緒に受けることをお勧めします!

カランメソッドステージ4もあとわずか! 明日こそは完全に終わらせてステージ5に入りたい! 








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