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コミュニケーションに改善の余地あり!リモートワークに不安を感じてる会社が勉強会してみて分かったこと【レポート3】

こんにちは、SDGsチームのじゅんじゅんです。

突然ですが、みなさんは在宅ワークが続いていると従来のように簡単なコミュニケーションを取ることが難しくなっているように感じることがありませんか?

弊社でも、完全フルリモートになったことによって、対面では問題なく行っていたコミュニケーションも、相手の状況が見えにくく、困りごとなどにも気づきにくく、また相談もしにくい状況になっているように感じていました。

「先輩にうまく伝えることができない。。後輩にアドバイスしたいのにうまく伝わらない。。」

そうした声を社内で聞くことが増えました。

「みんながリモート環境でも今まで通りのコミュニケーションを取れるように何かできることはないかな…。やっぱりメンタルヘルスケアとかハラスメントの講習とかやった方がいいのかな…。」

チームメンバーに提案したところ、こんなアドバイスをいただきました。

「 今のPILOTにはメンタルヘルスケアやハラスメントの講習をやる以前に、リモート環境での人との関わり方を見直すことが重要なのではないか?」

関わり方を見直して、コミュニケーションを上手く取れるようになれば、心身の負担を軽減することができるのではないかと思い、コミュニケーションのとり方、考え方について勉強会を実施することに決めました。

STEP1:アサーティブコミュニケーションを知ろう

今回、実施した勉強会のテーマはこちらです。

■相手を尊重しながら主張する方法 第1回目講座「言いづらいことを伝える方法」

■動画について
立場や価値観が異なる相手と対立するような場面で、私たちは自分の正当性を主張するために「攻撃する」か、相手との関係悪化を恐れて「沈黙する」かのどちらかになりがちです。そのどちらにもなることなく、自分の意見や気持ちを伝えるためのアサーティブなコミュニケーション方法を学びます。
ビジネスの現場で、何と言えばよいかわからない、自分の言い方が問題で周囲を委縮させている、言いづらいことを言えずに飲み込んでいる、などの、対人関係の悩みや迷いにお答えします。

「相手を尊重しながら主張する方法」より

上記の動画を見て勉強会を行いました。
PILOTの勉強会で実施したアサーティブコミュニケーション勉強会については、以下の記事でもご紹介しております。
ぜひ、ご興味のある方はこちらもあわせて読んでいただけると嬉しいです◎

ほかにも、noteではたくさんのクリエイターさんがアサーティブコミュニケーションについて記事を投稿されています。
一部ではありますが、とても参考になった記事をご紹介したいと思います。

■人間関係の不安を解消するヒント。「アサーティブコミュニケーション」について。|takeshi@さん

■自分の意見もきちんと伝えて相手も尊重した交流ができる「アサーティブコミュニケーション」の良さ|オゼキカナコさん

コミュニケーションのとり方は現代社会の問題といっても過言ではなく、在宅ワークに限ったものではありません。
これまでの在宅ワークでのコミュニケーションを考えると、相手を気遣っている“つもり”になっていましたが、アサーティブコミュニケーションは、相手も自分も尊重する、というのが重要になってきます。
そうした認識をみんなが持ったところで、次はグループになって意見交換を行っていきました。

STEP2:勉強会で出た意見を紹介

動画視聴後は、グループごとに意見交換を実施。様々な意見を聞くことができました。

■社内で出てきた意見(一部抜粋)
・誤解のないように伝えようとすると感情が混ざりがちになってしまうので、事実/感情/提案を切り分けるというのが勉強になった。
・ 主張の中身を整理する段階で、『自分の感情を自分の責任で率直に伝える』や『具体的解決策や提案を伝える』などの項目が抜けていた。
・自分の伝えたいことだけ伝えるのではなく、相手が考えていることを聞くことが大事だということを学んだ。

意見交換してみると、今のPILOTでは、残念なことに上記の意見についてできている人が少ないように感じました。
そのため、コミュニケーションの中で改善を行おうとしても同じような問題に直面してしまうのはないかと思います。

アサーティブコミュニケーションを業務の中で「どのように落とし込むべきか?」という課題は残りますが、在宅ワーク下のコミュニケーション不足を打開する糸口だと知れただけでも、胸がすーっと軽くなったような気がします◎

まとめ

今回は社内で実施したミュニケーションのとり方、考え方について、レポートを書いていきました。

アサーティブコミュニケーションは、「自分の主張を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら適切な方法でコミュニケーションを行う方法」ですが、勉強会を終えたあと、わたし自身まだまだアサーティブコミュニケーションを実践できていないと思う出来事がありました。

それは、制作物の締め切りについて相談を受けたときのことです。
勉強したアサーティブコミュニケーションで伝えてみようとしましたが、なかなか難しくて、パソコンを打つ手が止まってしまいました。。

どうして難しかったのかというと、まず感情が先に働いてしまったからです。
制作物については、何ヶ月も前に告知していました。また、制作者の方には抜け漏れが起こらないように、口頭でのアナウンスやチャットツールで通知をする、対象者の氏名も記載するなどしていたため、自分に非があるようには思えなかったのです。

このままでは、わたしの一方的な思いとなってしまい、お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーションとは程遠いものでした。。

コミュニケーションのとり方というのは、今すぐに改善できるものではないですが、経験を何度も重ね、「自分自身の伝え方はどうだったか」、「話を聞く姿勢はどうだったか」を振り返り、インプット・アウトプットを繰り返し行うことで身についていくものではないでしょうか。

人がすぐに変わることはとても難しいことですが、今回勉強したアサーティブコミュニケーションを知ったことで、在宅ワークの中にもお互いを尊重したコミュニケーションが生まれるといいなと思います◎

PILOT SDGsチーム
じゅんじゅん


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