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コンビニアイスを買うみたいにカウンセリングに行けたらいいなという話

こんにちは。株式会社PILOTのSです。

SDGs記事リレー企画、今日は「すべての人に健康と福祉を」について、思っていることを書いてみたいと思います。
拙い文章ですが、お付き合いいただけると嬉しいです。

はじめに

突然ですが、皆さん海外ドラマはお好きでしょうか?

私は映画やドラマが好きで、特にコロナ禍以降、数多くの動画配信サービスに登録し休日のほとんどをテレビの前で過ごしています。
ストレンジャー・シングス シーズン4の配信が楽しみで仕方ない今日この頃です…!(5/16現在)

とても健康を語りそうにない書き出しになってしまいましたが、今日お話したいのはメンタルケア、心の健康についてです。

海外ドラマを見ていると、よく登場するのが「カウンセリング」。

現代の特にアメリカを舞台とした作品では、主人公がカウンセラーに悩みを相談したり、時にはカップルや夫婦で一緒に相談したりと、みんな当たり前のようにカウンセリングに通っています。

一方日本ではまだまだ馴染みが薄く、行ったことがないという方が多いのではないでしょうか。

私もその一人だったのですが、このコロナ禍にめでたく(?)カウンセリングデビューしました。

きっかけ

カウンセリングに行こうと思ったきっかけは、、、ズバリ元気がなかったからです。笑

こう書くと心配されてしまうかもしれませんが、元々お世辞にもメンタルが強いタイプではなく、悩みは多い方だと思います。
そんな中でも仕事に打ち込んだり、飲みに行ったり、休日は友達とお茶したり…自分なりに楽しく充実した毎日を送っていました。
しかしコロナ禍で人と話す機会が減り、なかなか一人で考えることから抜け出せずにぐるぐるしてしまい、なんとなく調子が良くないなと思うことが増えていきました。

これじゃいかんと思うものの、病院に行くほどではないし、かといって家族や友達に頼るのも気が引ける…

そんなときに思い立ちました。

そうだ、カウンセリング行こう。

カウンセリングを受けてみて

思い立ったが吉日、早速近くのカウンセリングルームで初回80分のカウンセリングを受けることにしました。

よかったこと① 話を聞いてもらえる

当たり前ですが、カウンセリングではひたすら自分の話をします。

私はたまに有名人になってろくろを回しながらインタビューを受ける妄想をするのですが、一般の人にとっては自分のことを話し続ける機会ってそうそうないですよね。

80分間も上手く話せるだろうかと不安に思っていましたが、いざカウンセリングが始まると、そこは会話を引き出すプロ。
優しく相槌を打ってくれたり、適切なタイミングで深堀りしてくれたり。
当初の心配をよそに、スムーズに話をすることができました。

また、カウンセラーは言ってしまえば赤の他人だからこそ、普段人には言えないような悩みも打ち明けることができます。
「こんなに自分の話ばかりしていいのだろうか」と申し訳ない気持ちになる必要もないですし、思った以上に素直に自分の気持ちを吐き出すことができました。
話を聞いてもらえるって、やっぱりシンプルに嬉しいですね。

よかったこと② 自分を客観視できる

カウンセリングを受けていると、もはや自分でも何に悩んでいるのかわからない状態だった頭の中が整理され、今の自分の心の状態が少しずつわかってきます。
自分の頭にどんよりかかっていた靄が晴れていくような感じです。

また、自分では気付かなかった新たな発見もあり、特に考え方の癖についてはハッとさせられました。

人には皆それぞれに考え方の癖があり、それが時に悪さをして悩みを生み出してしまうことがあります。いわゆるネガティブ思考というやつです。
私はまさにそのパターンだったのですが、すでに癖まみれの頭で癖を見つけるのは至難の業なので、カウンセラーという第三者に介入してもらうのは有効だったと思います。

カウンセラーに客観的な意見をもらったり、自分を客観視する手伝いをしてもらったりすることで、実はそんなに悩むほどのことじゃなかったのかもと思うことができ、だいぶ心が軽くなりました。

よかったこと③ 頼れる場所があるという安心感

カウンセリングを受けたことによる変化としては、その時の悩んでいた気持ちが楽になったのはもちろん、いざという時に頼れる場所があるという安心感を得られたことが一番大きかったかもしれません。

悩みがあっても、いつも「自分一人でどうにかしないといけない」と思ってしまうことが多かったのですが、誰かに頼ってもいいんだと思うことができ、以前に比べて物事に対して少し楽に構えられるようになった気がします。

実際に私がカウンセリングに行ったのは一回きりで、そこから一年半ほどが経ちましたが、機会があればまた行きたいと思っています。

感じたデメリット

デメリット① 費用が高額

でもカウンセリングって高いんでしょ?

カウンセリングは自由診療となるため、基本的に費用はすべて自己負担です。

※医師の診断のもと治療として行う場合など、保険適用となるカウンセリングもあります。

私が受けたのは対面カウンセリングで、初回80分・12000円のコースでした。決して安くはない…ですよね。

対面だと大体このくらいが相場ではあるようですが、オンラインカウンセリングだと、対面の半額程度で受けられるところもあります。
費用を抑えたい方や、近くにカウンセリングを受けられる場所がない、対面ではないほうが気が楽、という方は検討してみるのもいいかもしれません。
また、自治体の無料窓口などもあるので、興味がある方は調べてみてください。

私は普段リモートで仕事をしていることもあり、カウンセリングは対面を選んだのですが、保険適用になるなど、費用面でもう少し気軽に行けるようになると嬉しいです。

デメリット② 敷居が高い

費用面としては気軽に受けられるものもある一方で、まだまだイメージ的にはメンタルヘルス全体の敷居が高いのかなと感じます。

私も最初は、特に体調を崩しているわけでもないし、こんな漠然とした悩みでカウンセリングに行っていいのかな?という迷いもありました。
しかし、実際にカウンセリングに行ってみて、自分の心の状態を知ることは、心の健康を取り戻すためだけではなく、維持するためにも必要なことなのではないかと感じました。

すべての人が心も身体も健康でいるために、メンタルヘルスについてもっとオープンに語れる社会になってほしい。
その一助になればと、この記事を書くことにしました。

ご自愛としてのカウンセリング

普段の生活で、あ〜なんか疲れたな〜と思ったとき、体調を崩す前に意識的にご自愛することってありますよね。

ちょっと今日はお風呂にゆっくり浸かろう、ご褒美にコンビニアイス買っちゃおう、リフレッシュで美容院に行こう、などなど…

そんな感じで、自分を気にかけてあげるように気軽にカウンセリングに行けるような環境や、メンタルケアが当たり前になったらすごく素敵だなと思います。

とはいえ、心と身体は繋がっているので、ドラマ鑑賞もほどほどに…

可動域が狭すぎて困らせてしまった整体師さんにいつか褒めてもらえるよう、まずはPタイムでのストレッチから頑張りたいと思います!

「Pタイム」については、こちらの記事で詳しくお話しています。
会社を巻き込んでダイエットしようとしたらSDGsの取り組みになってた話
https://note.com/pilot_sdgs/n/ncebc70e54a99

皆さんもどうぞ、心身ともにご自愛ください。


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