葉坂 多壱貴 | Bodyworker, Pilates Teacher

心身の健康を害したことをきっかけにピラティス、ボディワークの世界へ。心理的な問題と身体…

葉坂 多壱貴 | Bodyworker, Pilates Teacher

心身の健康を害したことをきっかけにピラティス、ボディワークの世界へ。心理的な問題と身体的な問題を区別せず、身体や動きを通して解決するセッションやレッスンを提供しています。瞑想的身体運動研究所 代表 https://hasakataiki.com/

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【2024年】Expansional Pilatesインストラクター養成コースのご案内

2019年に休止させたエクスパンショナルピラティス養成コースを再開させます。コースへの想いや、他のピラティス資格団体とはどう違うのか等は、Instagramに綴り続けたつもりです。 エクスパンショナルピラティスを学びたい、葉坂から学びたいという方にご参加頂ければと思います。唯一無二のものを提供しているという自負がありますし、私や私のピラティスに興味を持っているという方のみ、下記、読み進めてください。 まず先に、申込者への特典をご紹介します。今後、再度告知する際に、Expa

    • 長倉顕太 × 葉坂多壱貴 トークライブ at 西梅田BREEZE PLAZA

      累計1100万部カリスマ編集者、新著「移動する人はうまくいく」が大人気の長倉顕太先生を西梅田ブリーゼプラザにお招きして、トークライブをおこなうことになりました。 また、現在も本のプロデューサーとしてもヒット作に関わり続けています。 多くの経営者、インフルエンサーに多大な影響を与え続ける情報のプロフェッショナルが長倉顕太先生です。 言葉、情報から多くの人の人生を変えてきた長倉顕太先生。 そして、身体、ボディワークから多くの人の人生を変えてきた葉坂多壱貴。 この2人がタッ

      • 出版塾TAC5期を卒塾しました

        各出版社の編集長クラスの方々に、自身の企画案をプレゼンさせて頂くために努力した半年間が終わりました。 終わったとは言っても、プレゼンテーションが終わっただけで、僕たちの目標はベストセラーを出すこと。2冊、3冊と出版を重ねて、社会に訴えたいこと、価値を提供すること。 だから、プレゼンはねるとん紅鯨団の貴さんチェックが終わったぐらいの段階。告白タイムにはまだまだ遠くて…でも、頑張りました。 僕自身はいつも専門書ばかり読んでいたので、ベストセラーを出すため、本当にひさしぶりに

        • 5年間、泣けなくなった話

          中学生の頃、両親が離婚して以来、2人いるはずの親は1人になりました。30歳の時に母親が亡くなり「冷蔵庫の製氷器は自動的に氷が作られるものだ」と思い込んでいた世間知らず(水を注いだことがなかった)は、強制的に大人にならざるを得なくなりました。 0/1という孤独 親の死というイベント。 "1/2"の喪失で済ませられる人と、"0/"1という決定的な喪失を味わう人。つまり、両親がいる人と、片親の人。痛みには、随分と差があります。2つある臓器の1つなら…とかあるじゃないですか。それ

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        【2024年】Expansional Pilatesインストラクター養成コースのご案内

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        • ピラティスを生活の中でおこなっている人たちへ
          118本
        • ヨガやピラティスの先生になる人たちへ
          123本
        • ふと思ったこと
          45本
        • Cinematic Pilatesの裏側
          2本
        • PilatesJourney 6month Program
          3本

        記事

          心のうごかされる(されない)プレゼン

          ひとの心をうごかす 自分という存在、自分自身の専門性。ピラティスインストラクターなら、ピラティスを、それも"自分の"ピラティスを試して欲しい。そう思うなら、ひとの心をうごかさなければなりません。 ですが、これだけ魅力的な情報がモニター越し、スマートフォン越しに溢れかえっていて、自分よりも大きなお金をかけて宣伝していたり、自分よりも賢いマーケッターが洗練された文章や見やすいSNSの発信をしている中で。そんな厳しい世界線の中で、ひとの心をうごかすのは簡単なことではありません。

          心のうごかされる(されない)プレゼン

          ウンコでもなんでも食べる

          昨日は、各分野で活躍する人達がベストセラーを出すために集まっている出版塾のグループコンサルティング。メルマガに書かれているから、ここで書いてしまうけれど、長倉さんが塾生の一人に声を荒げて怒ったらしい(珍しく。 他の受講生から聞いたところ、塾生の一人が子供じみた文句を長倉さんに言ったらしい。編集者に提出する文章について指摘されたところ、塾生が「揚げ足取りだ」などと言ったとか。僕は自分のコンサルしてもらった後、仕事で抜けたので現場を見ていないのだけど、ちょっと異例の事態。 こ

          ウンコでもなんでも食べる

          筋トレ依存症のあなたへ

          多くの人が、歳をとること(エイジング)を嫌がります。 見た目の老化や病気への恐れが、その大きな原因でしょう。 見た目の老化に対して、ピラティスやムーブメントセラピーは有効に機能します(アンチエイジング、スローエイジング)。 筋肉は、適度に必要 私たち人間は、椅子に長く座り続ける前提で作られた生き物ではありません。椅子に座り続けることで、筋力も落ちます。この世界の原則として、必要なものは育ち、不要なものは衰えます。あなたが座ってばかりの生活をしていると「筋肉は不要だ」とな

          ムーブメントセラピスト養成コース大阪3期への想い

          1月5日からはじまるベーシックコース。 大阪3期の募集をスタートします。 僕に興味のある方は知ってくださっていると思いますが、来年、出版予定です。 自費出版や初版で絶版になってしまうものではなく、重版され、末長く愛される本を出したい。そんな想いで、出版塾に入っています。 普段の個人セッション、グループレッスン、そして週2回おこなっているピラティスオンラインスクール。それに加えて、東京でおこなっているムーブメントセラピスト養成コース東京2期。さらにムーブメントセラピスト養

          ムーブメントセラピスト養成コース大阪3期への想い

          個人セッション料金改定のお知らせ

          6月1日以降のご予約から、下記の通り料金変更させて頂きます。 現在、セッションにお越しくださっている方は、次回予約を取って頂いている場合に限り、現在の料金(60分2万円)で変更ありません。 資格コース(ムーブメントセラピー、エクスパンショナルピラティス、フィットネスボディケアスペシャリスト)受講中の方および、私の主催する協会会員の方も、現在の料金(60分2万円)でセッションさせて頂きます。 5月末日までにご予約頂けた場合は、現在の料金(60分2万円)でセッションさせて頂

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          優先座席

          まだまだ元気な初老の夫婦が、リュックサックに水筒を指して電車に乗ってきた。どこか、山登りにでも行くのだろうか。 優先座席には、くたびれたスーツを着た若いサラリーマンが座っている。スマートフォンを見続けて、顔を上げる様子はない。隣にはフリーターらしき雰囲気の男性が手すりに肘をついて、憂鬱そうな顔で声の大きな中国人観光客に苛々としている。 2人とも疲れ果てているようで、初老の夫婦に席を譲る様子はない。 20年前なら、「席を譲ってあげたらいいのに」と僕は思った気がする。今は、

          身体知を高める

          ムーブメントセラピスト養成コース(大阪1期)を終えて、安堵の気持ちと幸福感を味わいながら、PCの前に座っています。 実験的な大阪0期からブラッシュアップした形でスタートした大阪1期。先日、無事に終了することができました。我ながら、良いコースだったと思います。素晴らしい受講生に恵まれました。 大阪0期からの大きな変化は、身体知を高めるようなワークを取り入れたことでしょう。 例えば、相手と手を重ね合わせながら、身体変化を感じるペアワーク。繊細な感覚で手を重ね合わせることで、

          試しグセ

          親子関係において「この日は大切なお客様と打ち合わせがあるから、学校が終わったら家に帰って、お母さんご飯を作っているから食べておいてね」 お母さんがこんなことを子供に伝えた日に限って、子供は熱を出したり、学校で問題を起こしたり、お母さんを困らせる何かが起こります。 これは、意識的であれ、無意識的であれ、親の愛を試す行為です。「お母さんは、わたしよりお仕事が大切なの?どっちが大切?」と、子供は親に確認をしているのです。 「困った子供だ」と思うかもしれません。でも、子供にとっ

          裏切られたあと

          地球の裏側の震災でたくさんの人が亡くなる悲劇よりも、近しい距離にいる人が病気になることの方が動揺するのが、自然な私たちのこころというものです。 他人の出来事に傷つく僕たちとは言え、まったく面識のない、縁もゆかりもない芸能人や著名人の悲劇に動揺することがあります。例えば、ドラゴンボールの作者である鳥山明が亡くなって、ショックを受けた人は少なくなかったはずです。これは幼かった頃の思い出と紐づいていることから、過去の想い出、青春のような淡い何かが喪失したような、痛みがそこに生まれ

          Expansional Pilatesについて

          はじめにExpansional Pilatesの誕生の経緯は、私自身が生み出したものでありながら、なかなかユニークです。 私がどう生きてきたか。その人生の一部をお伝えすることで、他のピラティスとどう違うのかが、文化哲学的な意味においても、その効果効能やメソッドとしての違いにおいても、理解していただけると思います。 変わりたかった私の人生そもそも、私自身がこころと身体の健康を大きく損なったこと。 それがExpansional Pilatesのそもそもの誕生の根っこに存在しま

          ふと思ったこと

          白湯通勤途中にパチンコ屋の前を通った。 「体に優しい”白湯”の提供をはじめます」と立て看板。白湯を生活に取り入れられる感性、白湯と清涼飲料水の身体への違いを感じられる繊細さがあるなら、そもそもパチンコ屋に行かんやろ。などと、思いつつ歩いた。 とは言え、僕も含めてそういう矛盾を抱えて、人は生きている。側(はた)から見れば滑稽だが、当人はわからない。誰かから見たら、僕をまた滑稽な存在なのだろう。 準備インドに行ってしまったヨガの先生が京都にお住まいだった頃、午後からのレッス

          再起動

          コロナの前年に人生における大きな挫折があり、それから立ち直ろうと試行錯誤している中でコロナ禍がはじまり、数年中断していたピラティスの資格コースを今年から再開します。 再開前と再開後の大きな変化は、ヴィパッサナー瞑想や集中内観に取り組みんだこと。そして、アライメントヨガの世界に足を踏み入れたこと。他にも色々とありそうだけれど、僕自身が教育者としてまた再び、既存のピラティスとは違う文脈のピラティス、セラピーとしてのピラティス。ボディワークとしてのピラティスを世の中に広めていきた