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コスタリカ一人旅~街歩きとエコツアー~ #34

続いてワクワクのコスタリカ満喫編

noteで「コスタリカ」って検索かけてもW杯情報しか出てこん!!
本当にコスタリカという国や文化に興味がある方や、W杯を期に、コスタリカに行ってみたいと思った方に届くと良いな…!

4日間毎日考え抜いたスケジュールで動き回ったので、順に紹介します。

大奮闘のツアー決めはこちらから↓


1日目 サンホセ街歩き

11時にサンホセ空港に到着したので、ホテルに荷物を置いてから街散策に出かけました。

ホテルからサンホセ中心部まではUber一択でした。車で20分ほどでしたが、$10もしないくらい。Uberの相場も、国によって違うんですねー!

どこに行ったらいいかわからなかったので、とりあえず中心っぽく、どこのサイトにもおすすめと書いてあったコスタリカ国立劇場 Teatro Nacional de Costa Ricaに向かってみました。

警備員にビビって中には入れず

あたりは広場になっていて、なんとなくその辺に座っておしゃべりする人や、無心にタコスのようなものを食べる人、街中でロッテリー(宝くじ)を売り買いする人がいて、なんだか平和空間でした。ちょっとアンカラっぽいかも。

とにかく人が多くて、平日の昼間に何してるん??みたいな人たちがわんさかいて賑わっていました。
人々は道路も縦横無尽に渡るため、信号もあってないような感じ。車もクラクションを鳴らしまくるし、なんだか圧倒されてしまいました。

しかし警察が多く巡回しているためか、ホームレスや怪しい人はほとんどおらず、とても安心して歩けました。
警察も仕事中というよりかは、他の警察官や道ゆく人たちとお話ししていて楽しそう。

賑やかなサンホセの中心街

お腹が減ったので、有名な中央市場 Mercado Centralに行ってみることにしました。
サンホセは大きな街ではないので、見どころがぎゅっとまとまっていて、歩いて目的地まで行けるのが良いところです。

所狭しと並ぶ店に、ものすごい数の現地のお客さん。
お土産屋や服屋だけでなく、肉屋や魚屋、八百屋なども並び、もうここに来ればなんでも揃う!というような品揃えでした。

ご飯屋さんを探していると、現地の皆様が集う飲食店がまとまっている場所を見つけました。

隣の人とはゼロ距離!
飛び交う高速スペイン語!
なんかわからないけど良い匂い!

私は食欲とビビりの間で葛藤しながら、一番人気そうな店に恐る恐る近づいてみました。
店員のおばちゃんが何かを言いながらメニューを差し出してくれましたが、何を言っているのかは1ミリもわからない。
ぐらしあす〜と言いながら逃げ腰でメニューのスペイン語を眺めていると、
"First time here?" と、私の知っている言語が飛び込んできました。

Yes!!!と顔を上げると、すぐ横に座っていたおじちゃんがニコニコしていました。
私の持っていたメニューを指差しながら、これがおすすめだよ〜これも美味しいし、僕らはこれを頼んだよ〜と、色々と英語で助言してくれたので、私はおじちゃんに勧められたポークチョップの何か(名前忘れた。多分Casado)とパインジュースを注文しました。

ここ座りな〜と隣を勧めてくれたので、ありがたく座らせてもらい、英語上手なおじちゃんと話しながらご飯を待つことになりました。
彼は元々コスタリカで観光ガイドをしていたそうで、英語もとても堪能で、周辺の観光地についてもとても詳しかったです。本当に優しい方で、おすすめのスポットを教えてくれたり、いろんな写真を見せてくれたり、自分の飲んでいるジュースを味見させてくれたりしました。

こういう出会いをするために一人旅してるんよ私は!!

そんなこんなでやってきた謎ご飯がこちら。

Casado(多分)
コスタリカの定番料理らしい

ご飯にチップスにパスタにトルティーヤという炭水化物爆弾になっていますが、お肉もご飯もとっても美味しかったです!!
味付けも濃すぎず、すごく私の好みでした〜

ちなみに、トルティーヤの下にあった揚げバナナと、チップスの後ろに隠されているソーセージ?みたいなのがめちゃくちゃ美味しくて、大感激しちゃいました。誰か名前教えてください。

これとドリンクで、お値段$8.00くらい。
カリフォルニアのアホみたいな物価で生きているからか、え!やす〜〜と感じました。
お腹いっぱいになったし大満足です!

この後も街をプラプラ歩いてから、ご飯屋のおじちゃんに教えてもらったスーパーで、お土産を買い込みました。買い物が楽しくて写真を撮り忘れた!残念!
コーヒーやチョコなど、コスタリカの名産をたくさん買ってとてもウキウキです!

1日目は、目的を十分に果たし、大満足でホテルに帰還しました。

2日目 Isla Tortugaツアー

2日目は、事前に予約していたツアーで、トルトゥーガ島 Isla Tortugaへ向かいました。

このツアーが本当に厄介で!!
予約時のコンファメーションが届かず、予約確認のメールを何度送っても返信が返ってこず!
もうダメかと本気で思っていました!!

当日の朝は、5時半に迎えが来ることを信じて4時半に起きましたが、一日中ホテルのプールで過ごすことも覚悟の上でした…
早朝暗い中、重い足でホテルのロビーに向かうと、なんと、ツアーの担当者が待っていたのです!マジか!

フェリー乗り場に向かう観光バスに乗せられながらも、本当に行けるんか…と驚きが隠せませんでした。

この日のツアーは20人超えの大所帯!
しかも半分以上はメキシコ出身の方々という、なんだか肩身の狭い思いでした。
ガイドさんは英語も喋れる現地の方でしたが、英語の解説はスペイン語解説の5分の1ほど。
大丈夫か〜?と思いながらも、フェリーに乗せられました。

結構立派なフェリー!

朝食としてサンドイッチをもらったので、それを食べるために座った向かいの席の方は、偶然にも同じアメリカから来た1人の女性でした。
スペイン語マジでわからんよな〜英語の説明絶対足りてないよね〜なんて話していると、他のアメリカ人もなんとなく集まってきました。

アメリカから来た我々は明らかに少数派で、音楽に合わせて身体を揺らすラテンの方々を横目に、なんだか結束力が高まりました。笑

1時間ほどフェリーで揺られ、トルトゥーガ島に到着しました。
トルトゥーガ島は海に囲まれた小さな無人島で、多くの観光ツアーの目的地となる素敵な島でした。

広がる太平洋!

海は綺麗で透き通っていて、水温もとてもちょうど良かったです!
しかし船が多すぎて魚はあまりおらず…
目的の魚の大群は見ることができずでした。

代わりに海を見ながらベンチでウトウトしたり、プカプカ浮いて遊んだり、ラテンな音楽を聴きながらチルしたり、アメリカンフレンズとバナナボートでキャーキャー言ったりしました。
年齢層は幅広かったですが、全然知らない人たちと一緒にバナナボートではしゃぐのは楽しすぎました。
一人旅だと、ここで楽しんでいる写真をお見せできないのが残念!

ちょっと思っていたのとは違うビーチでしたが、これはこれで楽しかったです!

3日目 Tortugueroツアー

今回は事前にコンファメも受け取り、安心安全のツアーでした。

朝6時にホテルにお迎えが来て、また大型バスに乗り換えるのかと思いきや、ミニバンのまま出発しました。参加者はたったの6人。1人参戦者が私とカナダ人の2人と、フランス人カップルとスペイン人カップルでした。
ガイドさん含めてみんな英語が上手で、行きのうちからとても楽しく話すことができました!

揚げバナナらぶ♡

これがこの日の朝食ですが、コスタリカではこの豆ご飯 Gallo Pintoをよく朝食に食べるんだそうです。これもまた優しい味付けで、私はとても気に入ったのですが、スペインの女性は、「コスタリカは最高だけどこれだけは許せない」と言っていました。美味しいけどな。

ガイドさんが本当に素敵な人で、道中ずっと歴史の説明や、通りすがる畑や農場の説明をしてくれ、とてもタメになりました。
途中ガイドさんが、車止めて!!!と叫んだので何事かと思ったら、普通の道の電柱に、ナマケモノがいました!!

ナマケモノ Sloth
ほんとにナマけてる〜〜

もうぜんっぜん動かなくて、でもしっかりとしがみついていて、めちゃくちゃ可愛かったです!!!

他にも、そこにイグアナが!とか、ここはカメがいるから降りてみようか〜などと、長い道中も私たちを飽きさせないようにしてくれていて、とても面白かったです。

長いドライブの後、ようやく目的地のジャングルと川に辿り着きました。
本場のジャングルクルーズがスタートです!

ここでもガイドさんの語りは炸裂しており、イグアナのオスメスの見分け方や、猿を呼び出す方法などを伝授してくれました。
そして彼が呼ぶと、確かに猿がやってきたのです!

ホエザル Howler Monkey
面白い鳴き声
これはオスイグアナ

見たことない鳥や水牛、ワニなどもいて、終始ワクワクするジャングルクルーズでした。

途中ボートから降り、ジャングルハイキングもしました。
ずっと見たかったオオハシ Tucanをウォッチングしたり、

写真は撮れなかったので、Wikipediaより拝借

図鑑でしか見ないようなカエルを観察したりしました。

命に関わらない程度の毒を持つそう

ずっと天気が良かったのに、ジャングルに入った瞬間雲行きが怪しくなり、途中から雨も降り始めました。
熱帯雨林らしい湿気が立ち込め、湿度は感覚200%。ジャングルの上から見下ろすと、熱帯雨林感がさらに増していました。

中米ジャングルと荒れ狂うカリブ海
我らがガイドさんと、ジャングルに住み着くワンコたち

ガイドさんのおかげで、ボートからもジャングルでも様々な生き物を観察することができたので、大充実のツアーでした!
ナマケモノとTucanはやっぱり嬉しかったな〜

ツアー終了後、ガイドさんには初めて心からチップをお渡ししました!

4日目 最終日空港にて

ただいまコスタリカ サンホセ空港で執筆しています。
相変わらずのせっかちで、離陸3,4時間前にはスタンバイ完了でした。ついこの間友人に、「なんでいつもそんなに生き急いでるの?」って真面目に聞かれました…遅れるより良いやん…

というわけで、有り余った時間とコスタリカコロン(現地の通貨)を消費すべく、またしてもお土産屋を物色。

コスタリカ空港はとっても広く綺麗で、行きのトランジットで閉じ込められたメキシコシティ空港よりもずっと快適でした!ここでなら12時間過ごせた!

スタッフも英語が上手だし、相変わらずお土産を爆買いしてしまいました。
お土産買うの大好き!!

着いてすぐの日から、欲しいな〜と思っていましたが、3日目に遭遇してから、完全に購入を決めたものがあります。
それもしっかりと空港でゲットしました。
それがこの子たち。

可愛い〜〜抱き合ってるのなにあざとい〜〜

幸せです。家で飼います。グアテマラ空港ではこの子たち抱いて寝ます。

ほんとにナマケモノに会えたの嬉しかったな〜
この子たちを見るたびにコスタリカを想うことでしょう。


てなわけで、これにてコスタリカ一人旅は完結です。
勢いで決めた割には、大満喫できたと思います!予定決めに苦労した甲斐がありました。

コスタリカってどこだよ
W杯で日本負けたしな(日本出身って言ったら早速ガイドさんにイジられた)
どっかの発展途上国でしょ?

そんなこと思ってる皆さま!!!
コスタリカいいっすよ。

人は優しいし、車の運転は荒いけど、自然が最高に美しくて、
また行きたいな〜!!!
って思いました。

次はダイビングをしに、そして手つかずの熱帯雨林を見に、リベンジしたいと思います!

一人旅最高!


長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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ではまた。Pura Vida♡


【補足 ネットワーク事情】

今回私は、ネットワークさえもケチって、SIMやポケットWi-Fiへの投資は行いませんでした。
デジタルデトックスだ〜とウキウキさえしていました。

結果から言うと、この選択はかなり失敗だったと感じています。

マップは事前に確認、Uberの呼び出しはフリーWi-Fiで、あとは勢い!

というノリでこの決断をしましたが、まずサンホセ街歩きにおいて、マップを開けないのはかなり厳しいものがありました。変なところに迷い込み、ウロウロと街を歩き回ってスーパーを探しましたが、これは治安が少しでも悪ければ絶対にやってはいけないことだと思います。例えばこれがロスだったら、ホームレスや客引きにすぐに捕まることでしょう。サンホセの治安の良さに感謝しつつも、次はないな、と思っています。

Uberはその辺のWi-Fiを拾って呼べばいいか、と思っていましたが、「その辺のWi-Fi」というのがそもそも少ない。中心部にはマックやケンタなどのチェーン店が揃っていますが、Wi-Fiの接続が悪かったり、会員登録が必要だったりと、なかなか有能とは言い難いものでした。Uberを呼び出してからも、途中でWi-Fi接続が切れたりして、運転手と出会うのに困難を感じることもありました。

あとは当然のことですが、ツアーで僻地に行くと、フリーWi-Fiは皆無。
ちょっとマップ見たいな、とか、このスペイン語どういう意味だろ、とか思ってもネットが使えないのは、せっかく旅行中なのに残念だと感じてしまいました。

ここはもう個人の優先順位次第かとは思いますが、私は、アメリカやヨーロッパなどの大都市以外では、ネット断ちはしなくていいなと感じました。

マップで調べながら「あ、ここも行きたい!」って気まぐれ旅をしたいし、言語の意味もどんどん調べたいと思いました。
ポケットWi-Fiは近年どんどんお安く手に入るようになっているので、借りて損はないなと気づきました。

次からの一人旅では、行き先によってネットワークの使用方法をより一層考えようと思わされました。

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