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サンフランシスコまでひとっ飛び【ごはん編】 #26


こんにちは!ぴおりです。

11月中旬。日本はやっぱり寒いですかね。
アーバインの私は、ここ数日毎日半袖を着ています。朝晩寒くても、昼間は暑い!

アーバインはなんといっても、朝昼の温度差がすごい
まだまだ冬にはならなそうなので、昼の暖かさを満喫しようと思います。


本日は、とっても寒かったサンフランシスコの思い出第2弾!
みんな大好きご飯を紹介します〜!


クラムチャウダー

サンフランシスコで食わなきゃどこで食う!

サンフランシスコ名物のクラムチャウダーです!

こちらは、Pier 39の人気店Boudinで食べた、ブレッドボウルクラムチャウダーです。
お値段$11.99。

サンフランシスコのクラムチャウダーは、サワードウという酸味の強いハードなパンに入っているのが特徴なんだそうです。
Boudinは、サンフランシスコ発祥のパン屋さん。一番人気のお店だということで、こちらを選びました。

私は貝類が苦手で、日本にいるときにクラムチャウダーを食べることはまずありませんでしたが、せっかく来たし、ということで食べてみました。

クラムチャウダーは、意外とさらっとしていましたが、味はかなり濃厚!じゃがいもやクラムがゴロゴロ入っていて、とても食べ応えがありました。
サワードウの酸味もとても合っていて、美味しかったです!ボウルのフタ部分をスープに浸しながら食べたり、中の部分を削り取りながら食べたりしました。

しかしブレッドボウルが大きすぎる!
皿になっているパンの部分は量が多すぎるし、それだけで食べるには酸味が少し強い。
かじりついたりもしましたが、スープでお腹がいっぱいになってしまい、ほとんど残してしまいました…
周りも、ボウルには手をつけていない人がほとんど。

泣く泣く残しつつも、フードロス撲滅委員会の血が騒ぎました…


本物の中華

本物、つまり中国人が作る中華です!

サンフランシスコには、全米最大級の中華街があります。世界最大とも言われています。

大きな街一帯が中華街となっており、中国系の方々が多く暮らすだけでなく、一つの観光地として成立しているほどです。

そんな場所にはもちろん中華料理店も豊富にあります!
現地では、英語でDim sumと呼ばれる飲茶が特に人気のようですが、私たちはガッツリ中華を求め、人気店を探し歩きました。

そこで、人だかりのできているお店を発見!
それがZ&Yという四川料理の中華料理店です。

ミシュランなど色んな賞を獲得済み!

寒空の下30分ほど待ち、外の席に案内されました。イジメか。

食べかけで失礼

四川風麻婆と卵炒飯に小龍包という、至って普通の料理を注文しましたが、これがとっても美味しい!!

見た目はシンプルながらも、香りからわかるさまざまな香辛料が使われていて、パンダエクスプレスでは味わえない奥深さを感じました。

パンダエクスプレスというのは、アメリカ全土に幅広く展開している中華風アメリカンのレストランです。
安くて美味しいのでよく行きますが、これを中華と言うかは微妙なところ

サンフランシスコの中華街は、裏道や暗い道が多く、治安は決して良くはありません。
夜道には注意し、なるべく人だかりの多い道を通ることをお勧めします。


特大ステーキ

せっかくアメリカに来たのに、まだステーキ食べてない。旨い肉が食べたい。

というのは、私と友人の共通する思いでした。

「サンフランシスコ ディナー」
で検索をかけていると、どのまとめサイトにも出てくるステーキ屋を発見!

リーズナブルで質が良い
カジュアルなのに雰囲気がいい
肉が巨大

という口コミを見て、私たちは即座にその晩に行くことを決めました。

人気店だから予約がするのがベター、と書いてありましたが、当日予約はできず、オープン直後の5時過ぎに店に向かいました。

HOUSE of Prime Rib

店の前にはかなりの人だかり!
おそるおそる中に入ると、スーツ姿のウェイターに予約の有無を聞かれました。
してないんだけど…と答えると、今日は予約なしだと10時からなら入れるよ、と言われました。

え、10時…!?

ちょっと待てよ、とその場で相談が始まりましたが、ステーキの気持ちになっている私たちは全然諦められません。
しかも10時まで入れないステーキ屋って絶対美味しいじゃん。

"OK we'll wait"
と爽やかに告げ、店を出てから
お腹すいた!10時まで待てるかー!!!!
と2人で中華街に向かいました。笑
このタイミングで中華食べてます。はい。


そして10時少し前に舞い戻ると、"Thank you for waiting!" と素敵な笑顔のウェイトレスに迎えられ、席に案内されました。

メニューはこれだけ。
ステーキ屋の本気を感じます。

値段はかなり張るようですが、ステーキに加え、パン、大量のサラダ、マッシュポテトにクリームドスピナッチがつきます。

せっかくだから、と HOUSE OF PRIME RIBを注文して、待つこと少し。

今日のコックはこの人、と1人のダンディなコックを紹介され、パフォーマンスが始まりました。

肉のかたまり!!!

キャッキャと興奮する私たちに、スマートな動きで肉が運ばれました。

HOUSE OF PRIME RIB

でっかい!!!!!!

「骨つきサービスね♡」と言われ、出てきたのは胃の倍くらいの大きさのステーキ!

しかも伝わるでしょうかこの分厚さ。日本ではまず出てこないサイズ感のステーキです。

ナイフを入れると、これがもうスルスル切れる。やっわらかいんです。ステーキ肉がとろけます。

ソースも美味しくて、バクバク食べてしまいました。好物のクリームドスピナッチもめちゃくちゃ美味しい。
友達と2人で、感動のあまり無言で食べ進めました。

ちなみにステーキ前に中華を食べるという意味のわからんことをした私は、当然この量のステーキを食べきれなかったのですが、お店の方が丁寧にお持ち帰り用にしてくれました。
可愛いバッグに入れてくれたので、チップも弾んじゃいました。


チョッピーノ

まだまだ食います、サンフランシスコ旅。
最後にご紹介するのは、チョッピーノです。

チョッピーノとは、サンフランシスコ名物の海鮮シチューです。
イタリア系移民の多いサンフランシスコで、1880年代にイタリア系の方が、漁民飯として考案したそうです。

伝統的には、その日獲れたもので作られ、サンフランシスコでは、ダンジネスクラブ、ムール貝、エビ、ホタテ、イカ、魚などがたっぷり入っています。ベースのスープは、トマトとワインソースで合わせており、トーストやフランスパンと一緒に出てきます。

J Weekly

人気店 SOTTO MARE に行き、こちらも待つこと30分ほど。
またしても外の席に案内されました!!!
でも今度はヒーターが近かったのでポカポカです。

チョッピーノを頼むと、紙エプロンや貝殻用のバケツ、バゲットなどがいそいそと運ばれてきました。

なんか凄そうだぞ、とワクワクしていると、
やってきたのがこちら。

これがチョッピーノだ!

写真撮るの下手くそですみません、、!

魚介のエキスでドロッとしたトマトベースのスープの中に、これでもか!と詰め込まれた海鮮!
これはすごい!

エビカニ貝が食べれないわたくし、果たして食べられるものはあるのか、という状況でしたが、スープを一口飲むと、、

うんまい!!!!

魚介だしが本当に濃厚で、パスタソースにもできそうなくらい美味しいスープでした。
大好きなイカもモリモリ入っていたので食べましたが、これもぷりぷりで美味しい!貝好きの友人も、すごい勢いでムール貝やアサリを食べていました。
カニは苦手でしたが、美味しいスープのおかげか、美味しくいただくことができました。これまで避けていたカニを自分からよそう日が来るとは、我ながら感動です。

ちなみに貝やカニを食べるので手は汚れるし、スープは飛びがちですが、
ご安心ください!

しっかりしたエプロンが支給されるほか、テーブル一つ一つに置かれた大量のペーパーと、大きな殻入れバケツが用意されているので、もう存分に汚して食べてくれと言わんばかりです。
豪快に食べちゃってください!



サンフラン飯まとめ

何を食べてもおいしいサンフランシスコ、最高の思い出とともに大満足で帰ってきましたが、一つだけ反省点があります。
それは、

どこの店に入るのにも予約が必要だった


ロスよりずっと北にあり、この時期はかなり寒くなるサンフランシスコ。
外で長いこと待つのは最悪です。

夜ご飯について事前に特に決めていなかった私たちは、毎回その時のフィーリングで店を探し、当日予約ができないため、そのまま押しかけていました。そのせいで、毎晩待つわ待つわ。
寒いしお腹減ってるしで、結構辛かったです。

人気店はほぼ間違いなくすごく並ぶ。
下手すりゃ入れない。

人気店の人気ぶりを侮ってはいけません。
夜ごはんは、とりあえず店を予約しましょう。

現地の人たちは皆事前に予約していて、予約なしで待っているのは無計画な観光客ばかりです。

サンフランシスコではご飯を予約する

これさえ覚えてもらえれば、充実したサンフラン飯を楽しめると思います!
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。


サンフランシスコ、本当に楽しく美味しかったです!
また行きたい!

では次からは、我らがアーバインに戻ります。
閲覧ありがとうございました!

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