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リスクをとるか迷った時に強さをくれた本

もし目の前に、あの時の自分と同じように悩んでいる誰かが座っていたら、この言葉を伝えたいなって思った。

どの道に進もうかと悩む気持ちはいつも何らかのシグナルを送ってくれている。
その最中にいるときは辛く無限ループ思考に感じられることもあるかもしれない。でも自分の中のなんにも覆われていない、ありのままのところを失わないように耳を傾け行動できるのも自分しかいない。

難しいのは、その行動を否定するのも自分だから。
どちらが本物か時々見分けがつかなくなる。
そんな時この本が背中をばしっと押してくれるように思い、ここにお言葉をお借りしたい。

しかし、よく考えてみてほしい。あれかこれかという場合に、なぜ迷うのか。こうやったら食えないかもしれない。もう一方の道は誰でもが選ぶ、ちゃんと食えることが保証された安全な道だ。それなら迷うことはないはずだ。もし食うことだけを考えるなら。
そうじゃないから迷うんだ。危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。


自分の中に毒を持て |  岡本 太郎

雷のような強烈な光が、埋もれそうになっていたありのままのものが居る場所をまっすぐに一瞬だけ差してくれた気がした。

もしこんなにも悩むなら、そこに譲れない何かがあるということ。
そう教えてくれた。

リスクを含む決断はいつでもとれるわけではない。
それでも左脳を悩ますその大事な声を聴いて失わずにいたら、行ける日が来るんだって。行くんだって。
チャンスがすっと現れたら、弱々しくてもその足を進めるんだって。
その先どうなるか分からなくても、小さな一歩でも、その踏み出す強さがあるならきっとなんとでもなるよって。
悩みがちな自分がいうのもなんだけど、目の前に悩んでいる誰かがいたら、そう伝えたいって思った。


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