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棟方志功

一関市博物館で開催されている「棟方志功展」を見に行ってきた。

絵を見に行くなんて久しぶり。たまたま近くに行く用事があったので、寄ってみた。棟方志功の絵は、教科書や本の表紙なんかで見た覚えがある程度。予備知識なしの素人が芸術鑑賞。

版画がメインというイメージだったけど、油絵などもあって意外な感じ。一番印象に残ったのは色使い。すごくポップな色で感じでかわいい印象の絵がいくつかあって棟方志功のイメージが変わった。

量的にもボリュームがあり、見ごたえのある展示でした。博物館の常設展示も日本刀や日本初辞書の「言海」などが展示してあって、なかなかにオタク心をくすぐられる。

「蘭学」のコーナーで解体新書などが展示されていた。その中で頭部の人体模型があったんだけど、理科室においてある「すん...」って感じの表情ではなく、リアルを追及しすぎて「ザ・死体」という顔だった。子供が見たらトラウマレベル。

企画展も常設展もなかなか楽しめた。これで入館料300円は安くないですか?よく美術館である企画コラボのグッズが売っていたら買ってもよかったのに、商売っ気がないのか一切なかった。

まだしばらく棟方志功展は続くようなので、かなりおすすめ。思いがけず計術の秋を堪能しました。

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