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私の世界

こんばんは、Wakabaです。
今日は私が、うつ病やHSPを抱えながら生活する上で、見えている世界や悩んでいることについて書きたいと思います。

ここ最近の私は元気で、調子も良いから、自分が抱えているものを、忘れそうになるくらいですが、ふとした瞬間に、大きな不安と恐怖に襲われます。またいつか、あの苦しみが蘇るんじゃないか、またいつか、どん底に落ちて、あの時のような苦しい日々を繰り返すんじゃないかと、調子が良い時ほど、不安が大きいです。

私は、うつ病だと診断され、薬を飲んで治療し始めてから今まで、さまざま経験をしました。その頃、1番苦しかったのは、見えないはずのものが見え、聞こえないはずの音が聞こえた、幻覚や幻聴でした。その幻覚や幻聴は、今でも忘れることができません。はっきりと、そのことだけは記憶しています。しかし、その前後の高校生活や、日常生活の記憶はほとんどありません。覚えておきたかったことが、記憶されていなくて、忘れたくてたまらないことが、記憶されている。そんな現実に、嫌気が差すことも多々あります。

この間、幼馴染とお酒を飲む機会があり、私はその話を2人に打ち明けました。2人とも、私の病気のことを知っていたから、話すこと自体に、戸惑いはありませんでした。2人は、私の話を聞いて、「今から楽しいこといっぱいしようよ。思い出いっぱい作ろう。思い出はこれから、いっぱいできるから大丈夫」って言ってくれました。私はその時、心の底から嬉しかったし、前を向かせてくれる人が周りにいて、本当に幸せ者だと改めて思いました😊

確かに、私は抱えているものは多いかもしれない。救急車の音も、雷の音も、大きな物音も、怒鳴り声も、人より過剰に反応するし、急に過呼吸になったり、多重人格かと思うくらい毎日のテンションに差があるし、生きづらいと感じることは少なくはない。またそんな日が来るかもしれないって、不安も常に抱えてるし、苦しむ日はまたいつか来るんだと思う。
でも、私が生きている世界には、私を前向きにしてくれる大好きな人たちがいて、大好きな色が溢れていて、繊細な分、人より楽しめることが多くある。だから、私が生きている世界は、決して不幸ではない。

だから、私と同じように悩む人に伝えたいのは、ずっとその苦しみは続かないと言うこと。今苦しくて辛いなら、無理してその環境にいる必要はない。たまには逃げてもいい。でも、あなたは苦しい思いをした分。きっといつか人より笑えるようになる。いつか前を向けるようになる。だから、なんで自分ばっかりって思ったら、同じように悩む人がいるってこと、思い出してほしい。

世界中の誰よりも、あなたが1番笑える日が絶対に来るから大丈夫。


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