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[おしらせ] 詩集を作りました

冬森アトです。

この度、詩集を作りました。


         『クラムの声』    冬森アト 著    港の人 出版

カクカクブックスのonlineshopより

~はじまりは、東京で出会った人の、一声~

あれは、金髪ボブの頃でした。
suzuriで販売していたペン字書きの三兄弟っていう
オリジナルTシャツを着て、目元の隠れるハットをかぶって。
覚悟を持って家から出た久々の遠出でした。



そもそも何で東京に行ったかというと、家族で姉に会いに行くためでした。
目的はそれだけだっただったのですが、せっかく東京に行くならということでどこか一人で周れる場所ないかなぁと近辺を探しました。
そもそも東京の中で今更何で吉祥寺だったんだろうと、
気になって母に聞いて、私が吉祥寺に行きたいと言ったようで、
街が得意じゃない私にとって公園もある吉祥寺は
魅力的だったのかもしれないです。
話続けます。

駅周辺で徒歩圏内のカフェを探しました。
吉祥寺にある女子大通りに6ペンスというレトロなカフェを見つけました。
よし、ここへ行こう。あとは、、
その近辺でギャラリーを見つけました。
いつか展示したい願望があり興味があって
入るには内覧という形になったので
すぐに予約の連絡をしました。
前日だったのでダメもとでしたが
オーナーさんからすぐに
OKとのご連絡をいただきました。



当日、ギャラリーのオーナーさんとお話をして、
詩を書いているお話をして、
「100日間って決めて投稿してみたら?」と言われ、
その言葉がきっかけでした。


その日が2022年7月24日で、岐阜に帰って7月26日から始めたのが言葉の100日間投稿です。

インスタグラムの投稿ページ。名前はまだpichiと名乗っていました。

https://www.instagram.com/pichi0316/?igsh=ZWN6NWJjeDIxMmJr


出版社「港の人」との出会い


秋に無事100日を終え、暫くは言葉たちをそっとしておきましたが、
だんだん詩集にしようか‥と思うようになり出版社さんを探し始めました。

そこで見つけたのが神奈川にある出版社「港の人」でした。

掲載されている作品の数々に魅了され、私の言葉をお預けできるのはこの出版社さんしかないと思いました。

メールで数回のデータ送信と一度校正のやり取りをした後の5月、実際にこの足で一度お会いしたいと思い、鎌倉市由比ガ浜へ行ってきました。
美しい海や近くのお店を見て回った後に、約束の時間で待ち合わせをし、
案内してくださった素敵なカフェの二回のテラス席で詩集の校正版を見ていただきました。そして、私の書き方や気持ちの込め方にアドバイスもいただき、同じ言葉ではありませんが、もっと気持ちを乗せられるよ、といった内容を受け取りました。


岐阜に帰って、もう一度自分の言葉、気持ちを見直し、ちゃんとぴったり合わさっているかを確かめ、縛られないありのままの成り行きで気持ちを連ね直しました。そしてできました。この二篇。
投稿よりかなり長くなった「倉庫裏」と、あの有名な主題歌の
メロディーを思って言葉を綴った「コンポートロード」。


「倉庫裏」の絵  


「コンポートロード」の絵


正直、「クラムの声」でこの二篇が最もその時までの気持ちのリアルだと思います。かけてよかった。港の人が私や私の詩と向き合ってくださったおかげで、輝きを増した(捉え方によっては影をました) 詩集ができました。
影というのは、、社交不安症や自分の性格で悩んでた心です。今もまだ残ってますが、一番色濃い時ですね。。ちゃんと残せてよかった! のか、正直わかりません。書くことが止まらないなら、いっそ投稿しちゃえばいいと思います。でも、見てもらえるわけじゃなかったです。だからさらに自分と闘う必要がありますね。

社交不安症のせいで
周りが気になってしまう、
黒板を見るのがしんどい、
別にクラスメイトが嫌いなわけじゃない、
でも、この症状のせいで誤解を生んで、今じゃ、目も合わせられないよ、
耳に入ってくる雑談が怖い時があるよ、
せめて上手く自分を出せるような性格だったら、
こんなに苦しくなかったかもしれない、
学校が嫌だ、


あぁ、あぁ、私は何をやっているんだろうと思うこともあった。
一人で、この大きなインスタグラムの中で
醜い私は、何をやっているんだ、
でも、私を救いたいんだ、
四六時中、言葉を書く指が止まらないんだ。
言葉に期待した。100日間の間、過去の傷ついた心を野放しにした。
何も考えずに、辞書で引いて、いいと思うのを集めて
言葉をつなげて、つなげて、つなげて、そしたらだんだん私の気持ちから出たんだって面白くなった。楽しいと思った。
なんかよくわからないけど生まれるのが楽しかった。
私にとって詩の始まりは、そういうものだった。


よければお手にとってください。これからも
第二弾、第三弾と必ず詩集を更新して参ります。
正直、そこにあった、ものをちゃんと書けたと心から自信をもって言えるのは、二篇だけだけれど、100日という期間を決めた中で毎日言葉を書くことで、少し自分自身を知って、なおさらわからない生き物だと思ったりできて
自分で自分を実験できた経験になりました。
まぁ19人しか、見てもらえなかったけど。
いいの。今は少しだけスキをくれる人が増えたから。
それに大モテになるなんて私らしくないの。
影でこそこそ自然の中で伸び伸び、
替え歌とか作ったり、思うままにやってるのが私なんだから。


たくさん話まして、クラムの声の説明及び、
駆け出しは以上になります。

どうもご一読ありがとうございました。


「クラムの声」のお家のご紹介


オンラインショップで購入できます。

 https://kakukakubooks.stores.jp/items/66b7054b6ebf640da0cc2f19?utm_source=note&utm_medium=referral&utm_campaign=note_store


岐阜の二つのお店でも置いてもらっています。

カクカクブックス https://kakukakubooks.stores.jp/


Loops   https://loops-nagara.com/

 

どちらも素敵なお店です。
是非、足を運べる方は是非。。






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