不幸を生み出すものの正体
おはようございます。
心理カウンセラー 池田廉です。
本日は、「不幸を生み出す正体」について説明します。
今の自分に幸せかどうか問いかけてみてください。
もしも、今の自分は幸せだと思えていない場合には、
この記事は心の中にあるモヤモヤを見つけるきっかけになるかも。
では、早速ですが、結論からお伝えします。
不幸を生み出す正体は4つあります。
①孤独と退屈に耐えられないこと
②気晴らしを求めるが、そこに真の幸福はないということ
③暇な時間が余計なことを考えさせること
④気晴らしから離れることができないこと
いかがでしょうか?
いま不幸を感じている人の中で、
該当する項目があった人は少なくないと思います。
まず、今の自分が何に対して不満を感じていて、
幸福感を感じ取れていないのかを把握することが第一歩です。
その一歩目のために、
①~④のいずれに自分は当てはまるのかを確認してみましょう。
そして、あなたが当てはまっている要因を見つけることができたら、
次のステップです。
①の場合、
孤独や退屈を生み出さないための工夫をしてみましょう。
自分が幼少期に好きだったことを思い返し、
趣味として再開してみるのもいいでしょう。
全く触れたことのない事柄であっても、
飛び込んでみることが吉でしょう。
孤独や退屈を克服するには、
あなた自身が何らかの行動を起こす以外に突破法はありません。
他人任せにしているといつまでも不幸から抜け出せないのですから、
どんな小さな一歩でもかまいませんので行動をしてみましょう。
②の場合、
気晴らしは一時的な幸福感に過ぎず、長続きしないのです。
つまり、少し時間がたてばすぐに不幸の連鎖に戻ってしまうのです。
そうならないためには、一時的な気晴らしではなく、
不幸を生み出している根本から改善、取り除く必要があるのです。
人間関係で不幸を感じている場合、
話し合いから逃げ出すことで、一時的な気晴らしはできるでしょう。
しかし、状況は何も改善されておらず、問題解決はできていませんから、
再び同じ課題があなたのもとへ降りかかることでしょう。
そうならないためには、気晴らしではなく、その時の最善を考える、
そして対処することが肝要なのです。
③の場合、
暇な時間が多いと感じるならば、自分がいま周囲に貢献できることは
ないかどうか見渡してみましょう。
誰かの役に立とうと考えることで、暇は軽減されます。
また、誰かの役に立つことよりも前に、自分自身や自分の環境を整える
ことも忘れないようにしましょう。
④の場合は、
②で述べたこととほとんど同じことになりますが、
そもそも気晴らしが必要かどうかを吟味することを意識してみましょう。
嫌なことがあればすぐに気晴らしをしようとする傾向があれば、
それだけ問題から逃げたくなったり、ストレス発散のための浪費が増える。
気晴らしは一時的な気分転換に過ぎず、
統合的に見ると、メリットが少ないのです。
今回の記事では、不幸の原因を知り、
それぞれに簡単な対処法を書かせていただきましたが、
容易に取り入れることができるとは限りません。
少しずつ改善していく。
少しずつ幸福感を増やせるようにする。
という心持が適切であると考えます。
今回の記事にて、パスカルの教えをもとに、
・人間最大の悪徳
・他者に認められたい心
・不幸を生み出すものの正体
という3部構成でお伝えしました。
少しでも、悩みや苦しみから抜け出せるきっかけになれると幸いです。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。