『頭痛・肩こり』マスクのせいかも!

ご覧いただきありがとうございます!20日担当の佐藤です!

新型コロナウイルスがまだまだ猛威をふるっていますが、新型コロナが流行してから皆様と切っても切れない関係になったのがマスクです。

例年よりもつける機会が増えた方がほとんどかと思います。

息苦しい、耳が痛いなどの直接的な体への影響もありますが、マスクをつけることで起こる二次的な弊害があります。

今回はマスクと頭痛・肩こりの関係をまとめます!

↓こんな方におすすめ↓

・マスク着用が増えて首や肩が気になる方

・肩や首に痛みがある方

・肩こりが気になる方

必見です!

マスクをつけると体にどのような影響がある?

そもそもマスクはサイズオーバーで使用すると飛沫防止効果が薄れてしまいます。

耳にかけるゴムは必然的に少し引っ張るようにできています。

解剖学的にみると耳のある位置は頭の横です。ここには側頭筋という筋肉があります。側頭筋は咀嚼筋に含まれていて、物を噛む(口を閉じる)際に作用します。

そしてこの側頭筋と一緒に口を閉じる動作をする筋肉が咬筋です。

咬筋がメインで噛む作用を行い側頭筋が補助をしています。

補足:外側翼突筋と内側翼突筋も口を閉じる働きをします!※今回は大きく関わりません。

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マスクをつけていると口を大きく開けることが少なくなります。

口を閉じる働きが多くなるため咬筋、側頭筋は収縮傾向になります。

これにより咬筋や側頭筋の過緊張につながります。

この状態が続くと噛み合わせの不良や顎関節症にも影響してしまいます!

さて、咬筋と側頭筋と拮抗して口を開く働きをするのが顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋の3つです!

口を閉じる筋に緊張がある分、口を開く筋肉は必要以上に力を使わなければなりません。

その中でも顎二腹筋が重要になります。

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顎二腹筋が耳の後ろにある乳様突起という骨の出っ張りまでついているのですがそこで連結がある筋肉が胸鎖乳突筋です。

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ここから肩こりにつながってきます。

胸鎖乳突筋は耳の後ろから鎖骨と胸骨に斜めにつきます。

咀嚼筋の過緊張の影響で胸鎖乳突筋の緊張が強くなり短縮しようとすると頭を前に引っ張ってしまいます。

人間の頭は体重の10%の重さがあります。5~7㎏の頭が前に出るとそれを支える力が必要になります。

支える働きがあるのは胸鎖乳突筋の拮抗筋にあたる頭板状筋、頸板状筋です。

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これらの筋肉が前に引っ張られる頭を支えようとします。

また、その他の頸部の筋も緊張します。

この首の後ろ側の緊張が緊張型頭痛や肩こりの原因となると考えられます!

もちろん元々持っている姿勢なども影響がありますがマスクを長時間つけることで肩こりや頭痛が強くなった方はこのような影響もあるかと思われます。

さて、基礎的な改善をお伝えしておきます。

①こめかみマッサージで側頭筋を緩めましょう。

ご自分の手で痛気持ちいいくらいの力で行いましょう!

②顎マッサージで咬筋を緩めましょう。

耳の前にある頬骨のやや下で触れることのできる筋肉をご自分の手でマッサージ!

③首のストレッチで胸鎖乳突筋を緩めましょう。

首をかしげるように横に傾けます。その状態から傾けた側と反対のやや上を向くように目線を向けます。頭ごと上を向きます。20秒を左右とも行います。これで胸鎖乳突筋をストレッチできます!

上記3つを行っても改善が見られない方は姿勢の影響などが考えられます!

ぜひフィジケイドスタジオのトレーニングで姿勢を改善しましょう。

パーソナルトレーニングも行っております!

ご興味のある方はぜひホームページからご覧ください。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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佐藤浩平 26歳 
明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科 卒業。
厚生労働大臣認定 柔道整復師の国家資格取得。
フィジケイドスタジオ・北山しばた接骨院に入社。
現在に至る。

厚生労働大臣認定 柔道整復師
PHYSICA!DSTUDIO トレーナー

パーソナルトレーニング実施中
介護予防運動教室多数担当
北山しばた接骨院にて木曜日と土曜日の診療担当

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