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【留学あるある】金銭感覚のちがい…

みなさん、こんにちは。ご機嫌いかがですか?

本日も留学中の思い出を書き留めていくシリーズ。

本日は金銭感覚のお話。

結論から言えば、「金銭感覚が全然ちがってびっくりしました。みんなお金持ちなんですね…」というだけなんですが、頭でわかっているのと実際に体験するのはやっぱりインパクトがちがいますね。

僕が行っていた大学はニューヨーク・マンハッタンにある学校で、割とお金持ちの学生が多かった印象です。

僕もその一員で…  と言いたいところなんですが、僕は庶民の家に生まれたのでいろんな援助のおかげでなんとか留学に漕ぎ着け、留学中もずっと節約生活でした。

2年の留学生活で観光らしいことはほとんどしたことがありません。たまにミッドタウンに行って景色を眺めて、月末にほんの少し予算が余っていたらカフェでコーヒーを買うくらいの生活…

そういえば、話はずれますがニューヨークのカフェといえばスターバックスです。マンハッタンのミッドタウン・ダウンタウンはとにかくスタバだらけです。

他のカフェもありますが、個人で経営しているところが多そうでした。

日本のようにチェーンのカフェはあまりないみたいでした。

交差点に立って、前にも右にも左にもスタバが見えるなんてこともありましたよ。それくらいスタバだらけ。

スタバが比較的多い東京でも、さすがに交差点に立って3方にスタバを見たことはないかもしれません。もしかしたらあるのかも?…

日本ではスタバは高級なイメージですが、ニューヨークではスタバはまったく高級なイメージはないのではないかと思います。

日本のマクドナルドくらいの扱いかなというのが僕の印象です。

アメリカは物価も給料も日本より高いですが、スタバのドリンクの値段は日本とアメリカでそれほどかわらないような気がするので、日本人にとってはスタバのドリンクは高いですが、アメリカで生活する人にとっては大した出費ではないのかもしれないですね。

映画で見るような、かっこいいビジネスパーソンがコーヒー片手に街を闊歩している姿を見ましたよ!

アメリカでは今、タピオカドリンクも結構売られています。

タピオカって原価がめちゃくちゃ安いですよね? 

ですが、日本でもアメリカでもタピオカドリンクはめちゃくちゃ高い! まあ、イメージ戦略などいろいろあるのかもしれないですが。

アメリカは日本より物価が高いのでもちろんタピオカドリンクもアメリカの方が高いです。僕が住んでいたマンハッタンでは700円くらい?

僕からしたら「誰が買うの?…」と思うのですが、結構買う人がいるんですよ…

マンハッタンのお店はいろいろ入れ替わりますが、タピオカドリンクの店は生き残っていたりします。

僕の学校の近くのタピオカドリンクのお店も結構繁盛していて、おそらく中国出身の留学生が普通にドリンクを買っていました。

700円といえば、マンハッタン価格でも僕にとっては数日分の食費です。ほんのたまに友人と外食することはあっても普段は絶対700円をドリンクには使えません。

こんなところで金銭感覚のちがいを感じたのでした。

他にも持っているお金の量についてちょっと考えたことがありました。

それは、学部もアメリカで過ごした友人と留学当初に学校のカフェテリアに行ったときのこと。

友人と席を見つけて、友人が荷物を席に置いたまま注文に行こうとしたので、「えっ、荷物は大丈夫なの?」と聞きました。

アメリカといえば荷物の放置は厳禁。常に荷物は手元に置き、貴重品でなくても置いておいてはいけないというのが僕のイメージでした。

しかし、その友人は「学校のカフェテリアは大丈夫だよ」と涼しげな様子。

確かに、そのカフェテリアは学校関係者しか入れないので、安全だったのかもしれません。

よく考えてみると、そこにいた数多くの人の中で僕より持っているお金が少ない人は必死に探しても数人いたかどうかくらいだったでしょう。

あの大学に通っている人は少なくとも僕よりちょっと経済力があるか、僕とは比べ物にならないレベルの経済力がある人が大半。

他の人の荷物を盗もうなど夢にも思わないことでしょう…

アメリカでもある意味、盗難に最も程遠い場所なんだと思いました。

今思い出しても、留学中は金銭感覚のちがいにちょっと戸惑い、正直なところ、自分が惨めに思たことも少しありました。

でも、今留学が終わって、やはり自分の金銭感覚も悪くないと思えます。

やっぱり僕は700円出してタピオカドリンクを飲みたいと思わないですし、たまにカフェに行って気持ちがウキウキできる自分はきらいではないのです。

そんなことですらちょっと非日常と捉えられる自分はある意味幸せだと感じます。

そして、留学が終わった時点で僕のアメリカの銀行口座には数十万円単位のお金が残っています。当初はちょうど使い切る予定で予算を組んでいましたが、毎月ちょっとずつ余って、結局最後はそれくらい残っていました。

僕は自分のこういうことろが実は結構気に入っています。笑

その場でタピオカドリンクを買うより、口座にお金が入っている方が嬉しく感じるのです!…

これから日本で暮らし続けていくとしても、またアメリカに行くことがあったとしても、持っているお金が増えたとしても、今の金銭感覚のままでいたいと思います。

そして、「どうしてもこのサービスが必要だ!」と思ったときはどかーんとお金を使えるようにしたいと思います!

みなさんも留学中に金銭感覚のちがいに悩むことがあるかもしれませんが、残念ながら持っているお金はすぐには変化しません。

そんなときは、自分の価値観を振り返ってみるとよいかもしれませんね。

たとえ、最初は強がりでも、やっぱりこれが自分のお金の使い方だと心から思える瞬間が来るかもしれません。

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