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あーだこーだの《思考》編

(´_ゝ`){たにぐちです!

いつも寸劇にお付き合いいただきありがとうございます。

その寸劇そのものがまさに僕の《思考》なわけですな~

ん~意外と独り言のように頭の中から沸いて出てくるものです。

人は思考なしには生きていけないわけですね。

( ゚Д゚){どんなにくだらなくてもな!
(;´_ゝ`){・・・。

さて、そんな《思考》編!

《思考》の定義

《思考》とは、対象や物事空与えられた情報を統合し、対象の本質や諸側面の関連を把握し、概念を形成して判断や推理を行う精神機能といわれています。
《思考》には思路があり、目的に適した概念との連結を確認しながら判断・推論し、課題を分析しながら目標に向かっていきます。

《思考》

「思考内容」
「思考形式」
「思考体験」

の3つの側面から構成されています。

また《思考》

①問題性(刺激の中から問題点を抽出)
②延滞性(刺激に対する反応を一時停止)
③指向性(問題解決に向け内的過程を進行させる)
④論理性(前提から結論まで論理的につなげる)

上記4つの要素から構成されています。

それでは3つの側面を確認していきましょう。

「思考形式」

「思考形式」は、思考の道筋のまとまりの事
思考は目標に向かってまとまってスムーズに流れていきます。
思考が継続的にどのように進むか、早いか遅いかが問われます。

障害されると「連合弛緩」「観念奔逸」を起こします。

「思考内容」

「思考内容」は、頭に浮かんでいる内容の事
思考内容の異常を呈する妄想は、何らかの病的な精神状態を基盤に出現し、確信の内容が現実的にはあり得ない、不合理で訂正不可能な状態が特徴。

障害されると「妄想」「恐怖症」が現れます。

「思考体験」

私たちが何かをするとき、その行動は自分自身で決めて自分自身で行っているという能動感、主体感、自己所属感を持っています。
自分自身で頭に浮かぶ観念を操っている感覚があること、自分自身で思考している感覚を指します。

障害されると「強迫思考」「させられ思考」を起こします。

アセスメントポイント

臨床ではよく、妄想を抱いている患者と接することがあります。
妄想はこの場合、「思考内容」の障害として現れます。


妄想を抱いている患者はその内容を確信しており、妄想と通常の確信を区別することは非常に難しいのですが、思考の形式や、内容、体験について理解しておくことで、訴えを捉えやすくなります。

その為、主観的な情報をより正確に再現することが重要な役割になっていきます。

妄想は統合失調症だけでなく、気分障害や妄想性障害、適応障害、発達障害など多くの精神疾患でみらるので覚えておきましょう!

終わりに

気づけばもうすぐ夏ですな。

今年の夏はいったいどんな夏にしてやろうか。

( *´艸`){むフフフ。

頭の中がバラ色の日々を送っています。
そんな思考内容。ただ現実との区別ははっきりとせんとね(笑)

(´_ゝ`){それではまた!

参考図書

MSE


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