利用者に得なし… 「ナビダイヤルでお繋ぎします」 にご注意

郵便の再配達や、各種問い合わせなどにナビダイヤルが採用されることが多くなってきたと感じます。

ナビダイヤルとは、「ナビダイヤルでお繋ぎします。この電話は20秒ごとに10円かかります。再配達ご希望のお客様は"1"を押してください…」のようなメッセージが流れるあれです。

利用者がキーパッドを操作することで、お問い合わせの内容に適した窓口を案内してくれるサービスなのですが、注意点があります。

それは、

◆かけ放題プランで電話をかけても利用者にお金がかかる
◆料金は冒頭の「ナビダイアルでおつなぎします」のメッセージからかかっている。そして高い。（携帯からだと20秒10円）

ということです。

まず１つ、
ナビダイヤル（0570~）はフリーダイアル(0120~)のような企業負担ではなく、完全に利用者負担となってしまいます。

しかも、キャリアのかけ放題プランからは除外されてしまうため、使うだけで負担が上乗せされていってしまいます。

２つ目は、
実はナビダイヤルの料金は担当者に電話がつながる以前の最初からかかっています。

最初の挨拶から、2~3個の選択肢を選択するアナウンスまで含めると結構な時間が経過していると思います。

さらには、担当者の方が空いていなかった場合は「混雑しているためもうしばらくお待ちください」…」のメッセージが流れさらに時間が経過してしまいます。この時間まで発信者負担になってしまうのですね…

待っても担当者の方が空かず、かけ直すことになってしまっても待った時間分のお金はかかります。

私はこれを知らなかったため、20分待って出てもらえなかったにも関わらず、たった一回の電話で600円払うことになってしまいました…

フリーダイヤルやメール、チャットなど、他のお問い合わせ方法がある場合も多いので、どうしてもの場合を除いてそちらから検討されるのが良いと思います！

（自分はその後チャットですぐ解決しました。内容にもよるかもしれませんが、チャットは情報の言い間違いなどなく、使い勝手が良いと思います。）

まとめ

ナビダイヤルはNTTコミュニケーションズが提供している全国統一料金の通話サービスであり、通話料が発信者負担で全国統一の電話番号が持てる、ということで多くの企業が採用しているようですが、

利用者の料金負担が大きい番号です。

フリーダイヤルを利用したり、チャットやメールなどを利用するなどの大体手段が使えないか検討するのが良さそうです！