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【8月新刊】PHP文芸文庫&単行本4作品、一挙紹介!

みなさん、こんにちは!

こちらの投稿では、2024年8月発売の文芸作品を一挙ご紹介します。

気になる本が見つかると嬉しいです。


8月9日発売!文芸文庫1作品

子宝船 きたきた捕物帖(二)|宮部みゆき著



   岡っ引き見習いの北一と相棒・喜多次が
     事件に立ち向かう新感覚の捕物帖

 「持つ者は子宝に恵まれる」と江戸で評判の宝船の絵。しかし赤子を失ったある家の宝船の絵から、弁財天が消えたという。
 深川の富勘長屋に住み、岡っ引き修業に励む北一は、噂の真相を確かめようと奔走する。
 時を置かずして弁当屋の一家三人が殺された。現場で怪しげな女を目撃した北一は、検視の与力・栗山の命を受け、事件の真相に迫っていく。
 まだ未熟な北一だが、風呂屋の釜焚きをしている喜多次という相棒がいる。この男、なぜかめっぽう強く、頼りない北一をいつも助けてくれる。
 亡き親分のおかみさん、大親分の政五郎、政五郎の元配下で昔の事件をすべて記憶している通称「おでこ」といった人たち――。
 ≪特別対談≫
  宮崎美子(俳優)vs宮部みゆき(作家) 付き


謎解き×怪異×人情が愉しめる
 人気シリーズ第二弾!

「きたきた捕物帖」シリーズ
  新刊販売記念 読書プレゼント実施中★
応募締め切り:2024年12月20日((金)) 
 当日消印有効


8月10日発売!文芸文庫1作品

僕は■■が書けない 朽無村の怪談会|阿泉来堂著



今の怪談、殺人事件ですよね?

――通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が甦る――
 そんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。
 小説のネタ集めに通夜に参加することにした、ホラー作家「僕」と担当編集者の壱子。
 故人の遺言に則って集められた参加者と共に、曰くつきの会が始まる中、「僕」は披露される怪談に疑問を覚え……?
 怪談に隠されていたものとは……。

     驚き必至のホラーミステリー!


8月7日発売!文芸単行本1作品

二月二十六日のサクリファイス|谷津矢車著



――二・二六事件の
 “真の犠牲(サクリファイス)”は誰だったのか――

 石原莞爾とともに事件の捜査をすることになった憲兵隊員を通して軍や国家の“歪み”を描き出す、衝撃の長編歴史小説。

 侍従武官長として天皇に近侍している本庄繁陸軍大将を義父に持ち、蹶起した青年将校ともつながっていた山口一太郎大尉。
 二・二六事件の重要容疑者である彼の調査を憲兵隊員・林逸平が任せられるも、なぜか戒厳司令部参謀・石原莞爾が協力すると言い出してきた。
獄中でも、ストーブのある部屋での兵器の開発を許される山口を取り調べるも――。

 正義とは何か、国家としての大義はどこにあるのかを鋭く突き付ける、著者渾身の勝負作!


8月26日発売!文芸単行本1作品

彼女は逃げ切れなかった|西澤保彦著



それは不思議な双子と元刑事が、すべての真相を見抜くから。

▼轢き逃げを起こした車に積まれていた変死体
何度も殺人犯の身代わりになる男、全焼した家から発見された死後数十年の謎の死体……。

▼酒場に持ち込まれる「奇妙な事件」の裏にあるものとは!?

▼五年前に警察を早期退職した纐纈古都乃は、ある朝、車での轢き逃げ現場に遭遇する。
 その瞬間、交差点の向かいにいた双子の姉妹が妙な閃光を放ったように見え、轢き逃げをした車が急停止し、別の車と接触。
 そして轢き逃げをした車のトランクからは女性の遺体が発見された。
後日、友人の久志本刻子からの頼まれ事をきっかけに、古都乃は双子と再会する。

古都乃は姉妹に、「ことさんは、やっぱり見えるんだ」と話しかけられて――。

 ▼▼日本推理作家協会賞<短編部門>受賞の著者が放つ、極上の連作短編集。▼▼



以上、8月発売の新刊4作品のご紹介でした!
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