出会いと別れの季節だね。卒業おめでとう。
3月
「出会いと別れの季節」と呼ばれることが多い時期。
雪融けが始まる時期。
目にする広告がスキー場紹介から桜の名所紹介へ変化する時期。
ふわっとほんのり甘い時期。
ファミレスにて
これはわたしが最近、通い詰めているファミリーレストランの話。
ファミリーレストランの使い方は本当に人それぞれで、パソコンで作業をする人も、ビールを飲む人も、ご飯を食べる人も、お茶をする人もいる。
そんな中で、わたしがいつも行く時間にほぼ必ずと言っていいほど働いている店員さんがいる。
その方はとても対応が丁寧で、言葉にも気遣いを感じる。
でも、余計なお世話なのかもしれないけれど、
それはぽきっと折れてしまいそうな優しさなのだ。
時間帯の影響もあるのか、たまに、態度が良くないお客さんと話しているのを目にする。
その姿を見ていると、かつての自分を重ねてしまう。
いつか、心を壊してしまうのではないか、と思ってしまう。
じゃあ、わたしになにができるのかと言われたら、
わたしにできるのは、お会計のときに目を見て「ありがとうございます。」と笑顔で伝えること。
それだけしかできない。
表面的な、無責任な、優しさに見えるものはときに凶器になるから、
わたしは無力だな、と思う。
ただの店員さんと客の関係なのだけど、
どうか、その笑顔がずっとありますように。
と誠に勝手ながら願っている。
旅立ち
いつまでも、小学生だと思っていた妹が中学校を卒業した。
人が生まれ、中学校を卒業するまでの15年。
その過程をすべての人が辿れるわけではないということを妹の成長とともに知ったからこそ、
15年間、生き抜いたことが凄く尊いと思う。
わたしと妹の共通点で言えば、
同じ家で育ったこと、それくらいしかないのではないかと思うほどに性格は正反対で、同じクラスにいたら絶対交わることがないのだろうなと思うけれど、姉妹という関係になるとそれでも上手くいくということが面白い。
小さい頃は、わたしが幼くて、離れている年の割にたくさん喧嘩してきたけれど、
今は困ったときにはいちばんにわたしに電話してくる。
修学旅行のお土産に、限られた少ないお金のなかでわたしに御守りを2つも買ってきてくれた。(2つとも学業の御守りだった理由は、妹に聞いても謎だけど)
そんなところが愛おしい。
辛いときこそ、いつでも手を差し伸べる姉でいるよ。
未来に幸あれ〜🌸
なぜか、最近は「セプテンバーさん」の気分で秋を生きている気もしてしまうのだけど、
そんなことは置いておいて、
今年の春は、たくさん考え動いた冬があったから、ちょっとね、明るいかも。
なんてね。
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