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金利上昇・円高受け日経平均139円安

11日(月)の日経平均は
前週末比139円安の32,467円
と3営業日連続で下落しました


前週末8日(金)のNYダウは
75ドル高の34,576ドル
と前日に続き上昇しました
ダウは5日(火)~6日(水)の2日間で394ドル下落していたことから
前日同様この日も短期的な反発期待と見られる買いが優勢となりました
ただ
原油価格が上昇傾向で
消費が抑えられるとの懸念が広まっていることから
積極的に株式を買い上がる動きにはなりませんでした


週明けの東京市場では
日銀がマイナス金利を修正するとの見方が広がり
株式を売る動きが強まりました
長期金利が上昇したことから
PER(株価収益率)の高い銘柄が金利に対する割高感が意識され売られました
1ドル=146円前半へと前週末(147円台に比べ)円高が進みました
海外売上の大きい機械、電機、輸送用機器が売られました
一方で
金利上昇の恩恵を受ける銀行、保険が上昇したほか
原油価格が上昇傾向であることから鉱業、石油石炭が買われました
サッポロ<2501>、日本電気<6702>(NEC)、三菱UFJ<8306>
三井住友<8316>、三井倉庫<9302>が2013年以降の高値を更新しました
東京海上<8766>、住友倉庫<9303>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
2ポイント安の1,141ポイント
と3営業日連続で下落しました
前週末引け後に好決算を発表した
アルトナー<2163>(技術者派遣)
アイル<3854>(中小企業・店舗向け販売管理システム)が大幅に上昇しました
アルトナー、アイルが上場来高値を更新しました

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