日経平均２２８円高、６営業日連続上昇

９月４日（月）の日経平均は
前日比２２８円高の３２，９３９円
と６営業日連続で上昇しました

前週末１日（金）のＮＹダウは
１１５ドル高の３４，８３７ドル
と上昇しました
この日発表された８月雇用統計において
失業率が前月に比べ上昇し
平均時給の伸び（前月比）が予想を下回ったことから
インフレが終息しつつありＦＲＢ（連邦準備理事会）は利上げを停止するとの期待が高まり
ダウは上昇しました
一方で
雇用者数が市場予想を上回ったことに加え
サプライマネジメント協会発表の８月の製造業景況感指数において
雇用や価格に関する指数が上昇したことから
インフレ圧力は残るとの見方もあり
長期金利は上昇しました
金利上昇時に株価指標の割高感が意識され売られる傾向のある
ネット・ハイテク株の一部が売られ
ナスダック総合株価指数は３ポイント安（１４，０３１ポイント）と下落しました
ダウは週間では４９０ドル（１．４％）上昇しました

インフレ懸念は若干残るものの
ＦＲＢ（連邦準備理事会）による利上げ停止が近いと評価され
前週末の米国株式相場が上昇した流れを受け
週明けの東京株式市場にも買いが集まりました
この日の香港・上海株式相場が大幅に上昇したことも
東京市場の買い安心感を誘いました
幅広い業種の銘柄が買われ
業種別指数（東証３３業種）は
空運を除く３２業種が上昇しました
サッポロ＜2501＞、日本電気＜6701＞（ＮＥＣ）、三井倉庫＜9302＞が２０１３年以降の高値を
日立製作所＜6501＞、三菱商事＜8058＞、ＭＳ＆ＡＤインシュアランス＜8725＞（三井住友＆あいおい同和）
阪急阪神＜9042＞が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
６ポイント高の１，１４２ポイント
と６営業日連続で上昇しました
マクニカ＜3132＞（半導体商社）が上場来高値を更新しました