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日経平均週末は479円安、週間では216円上昇

3月10日(金)の日経平均は
前日比479円安の28,143円
と6営業日ぶりに大幅に下落しました


9日(木)のNYダウは
543ドル安の32,254ドル
と3日連続で大幅下落しました
週間の失業保険申請件数が市場予想を上回ったため
労働需給が緩みインフレ懸念が和らぐとの見方が広がり
ダウは上昇する場面がありました
ただ
取引先の経営悪化に対応し資金調達を発表したSVBフィナンシャルが急落したことから
銀行株が売られ株価指数を押し下げました
ナスダック総合株価指数も237ポイント安(11,338ポイント)と大幅に下落しました


ダウの大幅安に加え
この日のダウ先物が前日の現物終値に比べ更に下落したことから
東京株式市場も全面安に近い状況となりました
米雇用統計の結果次第でFRB(連邦準備理事会)が利上げ幅を広げるとの見方が強いことも
相場の下落局面で買いが増えない一因のようです
日銀が金融政策決定会合において現状の緩和政策の維持を決定したものの
東京市場における買いは続きませんでした
銀行株の下げが目立ちました
米国における金融株の下げに加え
日銀の金融緩和政策継続による利ザヤ伸び悩みが懸念されました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は僅か125銘柄でした
(値下がり数:1,673)
日経平均は週間では216円(0.8%)上昇しました

東証スタンダード市場指数は
10ポイント安の1,063ポイント
と6営業日ぶりに下落しました
テラプローブ<6627>(半導体テスト受託)が13年以降の高値を
SPK<7746>(自動車補修部品)が上場来高値を更新しました
スタンダート指数は週間では0.74ポイント(0.1%)上昇しました

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